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夏の絵描きの備忘録 その3 下駄の話と秋を詠むのりこりん


ここまでとは……左右確認指差呼称


知る人ぞ知る、ひろ生は下駄愛好家である。
着物で言うと単衣と薄物の月 (5月から9月くらいまで) は、基本何処に行くにも下駄なのである。
カラコロという左右の3度違う音もたまらない。
だから無論通勤にも下駄スタイルを貫いている。たとえ満員電車の足を踏まれるリスクを負ってもだ。
もちろん職場ではナースシューズに履き替えるから、誰からも文句は言われない。

特別な日でもなく焦ってもいない、日常の出勤日である。
いつものようにカラコロと軽快な音を立てながら駅まで歩く。
この3度違う響きを聴きながら、調子よく歩き、道路を渡ろうとして歩道のヘリに片足を乗せた時だった。
……左右の下駄が違う!
知らぬが仏、いい気分で駅までの距離半分を歩いていたなんて!
一瞬立ち止まり時計を見る。
引き返せる!
でも、何故こんなことに……

我が家の玄関は、集合住宅特有の金属製の重たい扉。
明りとりがないため、電気を点けないと暗いのに、足元もよく見ずに下駄をつっかけたのだ。
しかも片方はごみ捨てに行ったりする時に履いてる下駄……底の磨耗が激しい。
でも気付かなかった。音だって3度違いで同じ音だった。
まさかここまで抜けているとは……自分が全く信用なりませぬ。
時間が無ければもう開き直って「わざとなのよ! 悪い?」という顔をして電車に乗ってしまったと思うが、とりあえず引き返せたので事なきを得た。
職場で話したところ、散々笑われた後、ひろ生ちゃんなら大丈夫! と、喜んで良いのか分からない激励を受けた。
ここで終わらないのが、底ぬけの…〇ホ。
下駄を脱いだら、ちょうど鼻緒にあたる部分の足に赤いラインが……
「大丈夫? 怪我してるよ!」
ひとりのナースが近寄って、よく見ると赤い絵の具が付いていたのでした。
いい加減にしろ! わたし!


見よ
証拠写真
信じられぬ


以前もこんな記事が……学習まるでしてない
↓↓↓

絵の具が付いたまま外出するのは、ひろ生の日常茶飯事です。


ひろ生の下駄好きを知って、この夏、西野圭果さんがプレゼントしてくれた下駄 ↓↓↓

すごく履きやすいの
カラコロの音も軽快


洋下駄なので、柔らかくて履きやすいのです。
お気に入りで通勤にも履いておるです。
ありがとう、圭果お姉さま♡



noteお休み中のサプライズ
とのむらのりこさんが……♡♡♡


いきなりですが、この絵は春のみん俳【宇宙杯】で使っていただいたひろ生の油画です。


のりこりんにお嫁入りした絵
いつしか宇宙桜と呼ぶように……



この原画は、ご縁あって、とのむらのりこさんのところに嫁ぎました。
可愛がっていただいて、それだけでも特大幸せなのに、
この絵から、びっくりするほどたくさんの俳句や短歌を詠んでくれましたのです!
あんなに発想を飛ばしてくれるなんて、うれしいだけではなく驚き!
のりこさんの半端なき感性にchapeauを脱ぎます。

それがこちらの記事
↓↓↓

のりこさんのおそるべき発想飛ばしが炸裂
イメージをこれでもかというくらい膨らませてくれました。
一句一句一首一首が見事にそれぞれの物語を醸し出しています。
もう、嫌になっちゃうくらいうれしい。
絵描き冥利に尽きてしまいます………歓喜
のりこさんの素晴らしい句と歌を堪能して下さい。

なんと言っても、具象画ではない、この心象画から詠めるという感性が凄いと思うのです!!!


それからこの記事の中で、来週から始まる、ひろ生の展覧会の案内もして下さっています。心から感謝いたします。ありがと〜!


秋のみんなの俳句大会【十六夜杯】は9月25日からです。
待ち遠しいその時までを彩る楽しいプレ企画
のりこさんも参加した企画がこちら
↓↓↓

のりこさん(作詞) の澄んだ歌声がかわいい
PJさん(作曲、編曲) とともに
ちょっと一緒に歌いたくなります
↓↓↓


ひろ生はこんなに幸せであることに感謝しなければなりませぬ。
ありがとう。ありがとう!!!
応援してくれているみんな、ありがとう!


サボりにサボった挙句の、夏の備忘録シリーズ
こちらもよろしくお願いします
(まだまだサボりは続きますが)



よかったら観に来てね
東京都美術館だよ
上野動物園の横だよ


つづく





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