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夏の絵描きの備忘録 その2 鳩と蜻蛉と冷蔵庫


夜毎よごとの鳩の顛末


部屋の中を鳩が飛び回り、アレルギー喘息の幼い息子を抱えてパニックになったエピソードを、note投稿初期に書いた記憶があります。
部屋の中をぐるぐるバサバサ飛び続け、狭い部屋の中では巨大鳩にみえる。
それ以来、少し鳩が苦手だった。
しばらくは、鳩(時には烏)が玄関脇で雨宿りなどしているとギョッとしたものだけれど、あれから充分時は経った。

1ヶ月ほど前、雨でもないのに、夜帰宅すると毎日鳩が玄関脇に止まっていた。
ずいぶんとスタイルの良いスリムな鳩で、全く逃げない。
居てもいいんだけど、なんせ落し物が……ね。


毎夜ハトさんのお出迎え


そんな鳩さんの登場する記事
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この記事の顛末……鳩さんの落とし物に苛まれ、100均で鳥ガードという代物を調達した晩、鳩さんは来なかった。
良心の呵責と淋しさまで感じていたところ、翌朝……落し物が……夜中に普通に居たのね〜〜

次の休日、半日かけてお掃除と鳥ガード設置に踏み切りました。
貴重な休日が……
あれから1ヶ月。
ごめんね、鳩さん。

鳥ガード設置
鳩さんごめんね



冷蔵庫の怪異


昼間、ドロドロと轟く雷鳴。
ずっと鳴っている。
雨雲が徐々に水平線に降りてきて、これから降りつける雨を溜めていた。
万遍なく滞りなく鳴り続けているので、停電しそうな勢いだなあと思いながら、絵を描いていた。
冷たい水で喉を潤そうと冷蔵庫を勢いよく開けた。途端!
「スコシオマチクダサイ」
いきなり冷蔵庫がしゃべったのです!
「なに!?」
怖くて冷蔵庫を勢いよく閉め、周りを見回した。
雷鳴しか聞こえない。
何かが違った。
おそるおそるもう一度開けると、2度目は無かった。無言……。
気付くと冷蔵庫内がまっくら……
「……停電??」
すでに停電していたのに、昼間だったあまり、全く気付いてなかったのでした。
では、あの不気味な声は……
この冷蔵庫になって、おそらく15年以上。
その間何度も停電があったはず……なのに初めてしゃべるのを聞いたのです。
しかも、二度目が無い??
今までそんな機能があるなんて知らぬまま15年……いい加減にしろ、私!
家中確認してみると、Wi-Fiも電子ポットなども全部切れていた。
停電に気付かず、平気で絵を描いているお呑気なのんびり屋の青ざめた瞬間でした。

……わりかし最近似たようなことがあったような……
「HeySiri!」だ!


HeySiri!の記事
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追記 :  さて、この記事を最後に音読した時にまたしてもSiriがポポン、と言いながら立ち上がりビクッとしました! 
書いてる傍から忘れているなんて……「Hey Siri !」て読んだじゃん! 読んだけど呼んでない。
ホントに自分が嫌になる……


迷い込んだら出られない


おまけは絵筆に止まった蜻蛉さん。
キャンバスに目を近づけて、右手の筆で真剣に描いていた時、なんとなく左の耳辺りに微か〜な音が……
左手にもう一本の筆を握っていたのですが、その柄の先に蜻蛉さんが止まっているではありませんか。
どこかで書いたかと思いますが、我が家はエアコン故障中なので、昼間はサッシも網戸も全開で絵を描いておるのです。
なので、虫が入ってくるのは、ままあることなのですが、蜻蛉さんは初めてでした。
写真撮りたかったけど、両手が塞がっているので無理。
すると彼?は部屋中飛んでいたかと思うと、天井に止まり、動かなくなりました。死んだふり?
ほぼ20分くらい経って、ようやく空へ飛んで行きました。
面白い写真じゃないけれど、天井にて死んだふりの蜻蛉さんです。


天井の蜻蛉
死んだふり

つまらん備忘録にお付き合いありがとうございました。


つづく


展覧会の宣伝に再び感謝感謝




noteお休み中のひろ生のために、俳句幼稚園でお馴染みの素敵な先生、紫乃さんが、ひろ生の展覧会の宣伝をしてくれています。
幽霊園児と化しているひろ生を優しく見守って下さる紫乃せんせ。
ありがとうありがとうありがとう!!!


夏の絵描きの備忘録 その1






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