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夏の絵描きの備忘録 その1 干され猫と地下缶詰と美術展


恒例の東京都美術館缶詰

9月6日、7日。
東京都美術館の地下に潜っておりました。
9月18日から始まる美術展の、搬入・撮影・審査などなどのためです。
開催時期が今までの残暑から3週間近く遅くなった秋口になったので、季節的には楽になりました。

通い慣れたる都美術館……でも。
我が家からは2時間半はたっぷりかかります。
6日、1年振りの地下缶詰。
都内に入り、いつものように更なる乗り換えを駆使していくつもりが、どうやらいつもの電車に遅延が出ている模様。
なので、乗り換え無しのゆっくり路線で。
ギリギリにはなるけれど、余裕もって出たから間に合う……と高を括っていたら……やってしまった。派手な乗り過ごし。
眠ってたわけではない。いつものギウギウの満員電車で立ちっぱなしや乗り換えの緊張感も無く、車内に座って電車に揺られ……気がつくと……東京駅?! 4駅も過ぎていたのです! アホか! 
くどいようですが、眠ってない……

これ、ひろ生にとっては珍しくもないことで、むしろ日常茶飯事的な出来事ではあるのですが……。

些細なそんな出来事。 
noteお休み中のこの夏、ひろ生界隈の細やかなノンフィクションを、いつか何かの役に立つかもしれない? かも? と、備忘録として羅列しておきたいと思いました。(なかなか記事が書けなかったから……)


開館前の都美術館の赤煉瓦


遅刻してるんだから、写真なんて撮ってるなよ! 
でも、青空が綺麗だったから。

麻紐捜索してたら猫発見


今年は7月にギャラリーでの展覧があったので、今回は大きな作品は一点しか描けませんでした。
納得いってないけど、どこをとっても経過途中にもなるし完成形にもなる! と思いながらも譲れない作業が残っている。
紐で縛り上げること!
尊敬すべき絵描き仲間の大先輩に、「縛りたいの? 縛られたいの?」といつも喜ばれる。
小さい作品は細い紐で良かったけど、大きいのは太くないと……さて、肝心の紐はどこにしまったかな? あると思っていた場所にない!
だいたい画材屋さんが取りに来る3日前に紐……縄だな、を探すと言うのんびり屋。
イーゼルの裏のごちゃごちゃの棚を捜索して、やっと見つけたところ、なぜか同じ箱に猫さまが!
こんなところで再会できたことに感動して、縛る作業は後回し。猫さまのお洗濯を優先したのでした。
なんだかうれしくて、干され猫を愛でながら、気持ちは癒されながらも、キャンバス縛りに奮闘致しました。


ベランダの干され猫
眺めは上々ね


切羽詰まってるんだから、優先順位考えよ!
う〜む、それができれば、こんな行き当たりばったりの人生送ってないかも。



どさくさに紛れて美術展のお知らせなぞ


9月18日から、東京都美術館で展覧会を催します。
興味ある方は、是非足を運んで下さいまし。。


ご連絡下されば招待状をお送り致します


前述の通り、今回は大きな作品が一枚しか出来なかったので、ギャラリー展示の作品などと合わせて、8点でひとつの作品になります。

タイトル「一握の産土うぶすな」サブタイトル「はりぼてのはら

よかったら観に来て下さい!

(有料なので、ご連絡下されば招待状をお送り致します)


出品作品(部分)
縛りたいの?縛られたいの?
これタイトルじゃないよ(笑)


展覧会の宣伝に感謝


noteお休み中のひろ生の代わりに、これでも母ちゃまと西野圭果お姉さまが宣伝して下さいました!
ありがと〜ありがと〜ありがと〜
いつもいつでも特大感謝なのです。



長い間お休みをしているのに、こうしてさりげなく優しく応援していただける。
ひろ生は本当に幸せ者です。
noteはいつでも帰れる場所だって思えるのです。
ありがとう。特大ありがとう!


つづく



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