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理科系夫に「お米の管理」をまかせてみたら、こうなった

あつこ、お米の管理から卒業しました。

理科系夫が主夫になってもうすぐ3年。
とうとうお米を管理するところまでたどり着きました。
長かった。うんうん。

そこで、彼がどのようにお米を管理しているのか紹介します。
ーーーーー

最初に結論から申し上げますと・・・。

理科系オットのお米の管理の工夫
「1回に炊くぶんを、厳密に小分けにした」


理由
結露を防ぎ、おいしくご飯を炊き上げるため

え、なんで?と思うあなたは続きを読んでみてくださいね。


ーーーー

我が家で買っているお米です。

・白米(2kg)
・七分づき(2kg)
を1袋ずつ通信販売で買ってます。

最近はからだのことを考えて、自然農法と呼ばれる無農薬のお米を購入しています。子供たちが小さい頃は10キロのお米を買っていたので、夫婦2人暮らしになるとコンパクトですね。

七分づき2㎏ 富山のコシヒカリ 自然農法


白米2㎏ 富山のコシヒカリ 自然農法

1,まず透明な米びつ用ケースに一袋を開けます


一袋をざっと開ける


2,スケールで一回に炊くぶんをはかります

1回に炊くのは2合です。

スケールの上に、細長い形のジプロックを置きます。
のせてから目盛りをゼロに。

白米は 2合=300g、七分づきは 2合=292g で計量。

まず白米です。2合分で300g


7分づきは292g、小数点以下も表示するのがオット流

あつこ「なんで白米と七分づきでは重さが違うんだろう」

理科系オット「この値は、1合カップで米を測ったあとで 
その重さをスケールで測り、10回計測の平均値を採用している」
(本人が言ったままをnoteにしています)

理科系オット「たぶん精米の差だね。それが重さの差に」

3,小分け作業を全部のお米で繰り返します


白いテープが白米、
黄色いテープが分づき米。
冷蔵庫に保存した時に一目瞭然だから。
(本人が言ったままをnoteにしています・・・2回目)


ふただけではなく、本体にも同じ色のテープを貼る。
白米はもちろん白

あつこ「なぜテープの色を変えたの」

理科系オット「米を研いでから水を入れる時に 「あれっ、どっちだっけ」 と迷って、米の色をじっと眺めて決めていた」

あつこ「・・・・」

理科系オット「この方法にしてから、そんな無駄な手間がなくなった。」

あつこ「ほおおお」

理科系オット「研いだ後の米は、乾いているときと比べて 
白米と分つき米の区別がつきにくくなっているから。すぐにわからない」

【補足】 
白米と七分づきでは
・水の量が違う(内がまに振ってある目盛りが違う)
・炊飯器の炊くモードが違う


4,小分けにしたお米を冷蔵庫に収納


白いテープが白米
黄色いテープが七分づき
余ったグラム数も明記

理科系オット「1袋 2kg の米を分包すると余りが出るけど、どれだけ余ったかをテープに書いておく。 」
(本人が言ったままをnoteにしています・・・3回目・・・分包 ぶんぽうとか口で言います??)

理科系オット「次回の分包の時に 真っ先に使うようにしている。 
また、2合ではなくて 3合炊きたい と言った時にも使えるから」

小分けにした理由は・・・・

もともと一袋をあけた米びつを冷蔵庫に入れていました。
はかるときには、まず米びつを冷蔵庫の外に出します。
そして、米びつの中から1回ずつはかって取り出していたのですね。

ところがある日、気が付いてしまったのです。

はかるときに米びつの内側が結露してしまう
(外があたたかいから、特に夏)

また冷蔵庫にしまうと、お米が水分を吸収して湿ってしまう

はかるたびにお米がしけっていく

お米がおいしくなくなる

じゃあ、小分けにしよう


このひと箱を、ざっとおかまにあけて研げばいい

我が家の冷蔵庫の一番上の棚には
お米たちがきちんと整列しております。

理科系オット「だから、最近ご飯おいしいでしょう」

あつこ「うん、おいしい。すごいね!すばらしいね!」
ここはほめ倒しておかないと。
うんうん。ほめられて、うれしそうにほんのり笑っている。

いやあ・・・。でも。
なんか、これ完全に負けました。
本人には言いませんけど。
我が家のご飯、明らかに美味しくなったんです。

3年前は、
あつこ「大葉を買ってきて」と頼んだら

理科系オット「シソはあったけど大葉はなかったよ」
と普通に言っていたのに。

台所のカウンターの下の米びつに
10キロのお米をざっとあけていたのが
遠い日だ・・・。


思いがけなく公式の「今日の注目記事」に選ばれて
たくさんの方にこのnoteを読んでいただきありがとうございます。

理科系オットが主夫になることを決めたのは、3年前の7月でした。
彼はバリバリサラリーマンでした。
輝かしい高度成長時代を生き抜いた「ジャパニーズビジネスマン」だったのです。

しかし、継続雇用制度を断り主夫になりました。
・・・・と聞くと「よかったね」になりそうなものですが
そうなりませんでした。

妻である私とのあらたな問題がぼっ発。
だって、理科系オット、家事なんてしたことなかったんですもん。
もう、買物できないし
掃除できないし
ケンカばっかり。
いやあ、よくそこからお米の管理できるようになったよね。

でもいまさら離婚もできないし。
そんな夫とのデコボコ日々は、今も現在進行形です。
このnoteだけ見ると、ほんわか夫婦みたいな気もするけど
最初からそうだったわけではありません。
いまでもよくケンカしています。

なので、定年夫婦のきしみを
改めて書いていきたいと思います。
(実は1回書き始めていたのですが)
よろしければ、↓「定年後の夫の育て方」↓マガジンをフォローしていただくと嬉しいです。
時系列で退職前後から書いていきます。

後日談あります!こちら。

後日談その2 有効数字のお話

お米の管理が一歩進んだ

こうして彼は数々の理科系オットぶりを発揮します

コーヒーのおともへのこだわり

なんとみそ汁が、アクロバット!


有効数字?

マガジンに理科系夫がまとまっています。

ここまで読んでいただき本当に感謝です。ありがとうございます。

再び追記
2022/12/20 
ノート公式の「2022年を彩るnote30選」に選んでいただきました。
ありがとうございます。
せっかくなら人生100年時代を楽しく!!


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