松葉杖バキボキ園

まだ骨折を経験したことがない

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最近の記事

地獄めぐり

六本木の21_21DESIGN SITEににて 集合時間を間違えていて30分くらい早く着いたので周辺を散策した。 が、劣等感で死にそうになってベンチで休憩している。 六本木のミッドタウンも、2121近くの公園を歩く人もハイセンスな人が多くて息がしづらい。貧乏ブスの居場所はどこにもないぞ、と言われているような気がした。 前に表参道で同じような状況になったときは「自分には伸び代があると思える」とか比較的ポジティブに考えられていたはずだけど、寒くなってから本当に調子が悪い。とい

    • コピペ

      メモ帳に膨らませたら一本書けそうなネタを溜めているが、最近一本書き上げる力がないので忘れないためにインターネットに流す。 どれも程よく大事だから、気力が湧いたらちゃんと書く。 ・芸人をしている友達が自分と同じフォルムをした後輩のことを「俺あの子なんかやだな~」と言っていた。同族嫌悪ってこれか。 ・眠れなくてやったインターネット診断が私を表す四字熟語に「接吻中毒」を選んだことに納得がいかなくてイライラしてたら眠れた。 ・やっとの思いでチャージスポットを見つけ、QRを読み込

      • 男もすなる日記といふものを

        中身と文才のない私もしてみむとてするなり。 土佐日記のこの一文がやたら好き。絶妙な皮肉っぽさがいじらしくてね。 私は昔から意外と古典が好きらしく、高校の古典は苦しみつつ楽しんで自分でもびっくりするくらい良い点数を取ってた。今は和歌を英訳するっていう変態チックな授業が一番楽しいよ~ さて これは私が最初に残していた下書き。 なかなかいい滑り出しで(土佐日記の最初が本当にすきだ)読み返したらどうしても公開してみたくなってしまった。 noteをはじめてから意外と経過してい

        • 茶色のランドセルはうんこすぎると思って避けるものの、高学年になると急に羨ましくなるやつ

          先日小中が同じだった幼馴染とご飯を食べた。 学校外でわざわざ集まる程仲良くなったのは中3の卒業遠足のときだ。 とは言っても9年間同じ空間で過ごしてきたので覚えていることの共通項はものすごく多い。 大学に入ってから月1くらいのペースで会っているのに、未だに思い出話をする。何回も同じ話が出ている気がするが、それでも昔のアホややらかしはどれだけ噛んでも味がするのだ。すごいもんだ。 消しゴムに書いた好きな人の名前がバレた話とか、トイレの個室を上から覗いてぶちギレられた話とか、うん

          漢字って美しいね

          近藤聡乃 『A子さんの恋人』を読んだ。 あえて、あえてひと言で言うと、想像以上にしんどかった。 すごく好きだけど、だいぶ体力と気力がある時にしか読み返せないなと思う。 わたしも向き合うべきことを簡単に保留にしてしまう節があるし、それで誰かを傷つけないようにすることより、自分が逃げることを優先してしまうから。 そもそも、こういう自分のやな所を言語化することからすら逃げてきていたので、この漫画を読んでわたしの中の「A子」がありありと見えてくる感じがなかなかグロかった。 あま

          漢字って美しいね

          なりたいな♪なりたいな♪

          わたしのやりたいことをつらつら書く 5月終わり~9月頭の夕方にシャワー浴びた後、ベランダでビール飲みながら本を読む いい色のアウトドアチェア ちょっといい麺つゆとポン酢と出汁パックを常備する 心におばあちゃんを住まわせ、季節や行事のものを食べる 観葉植物を2年枯らさずに育てる→犬を飼う いい皿、程よい料理 和食を上手につくる 部屋にたくさんの本 家の近くに銭湯、図書館、商店街(欲を言えば) ↑クロスバイクで巡る 衝動ひとり旅 ↑道の駅で山菜買って帰る、自宅

          なりたいな♪なりたいな♪

          体毛のエリートはまつ毛

          最近将来について考えることが増えた。 たかが21だけど、されど21だと思う。 仕事が始まって忙しくしていたら4,5年くらいあっという間に過ぎるだろうと考えられるくらいの想像力は持ち合わせているので、かなり細かく生々しく考え込んでいる。 そんなことばっかりしていたら、なんとなく自分の行く末を想像できるようになってきた。 例えば、24〜26くらいの間で結婚出産ラッシュが訪れ、今の自分と比較して無駄に焦るなどすることなど。 私は隣の芝が青すぎるあまり、自分の芝を全部燃やしてしま

          体毛のエリートはまつ毛

          ぱに

          一人暮らしをしてみたい。 高校のときからこればっかり考えて、物件やインテリアを探してを繰り返してきた。 就活がちまちまと進んでおり、住宅補助とかの話を聞くとそろそろ実現するんじゃないかとわくわくする。 現実が見えてきたことによって分かったことがある。私は友達が大好きなので、地方配属や転勤は向いていないということ。一番仲のいい友達とは気軽に会い続けたいと毎回話しているくらいなので、絶対に無理な気がしてきた。 その友達との会話で、自転車で20分以内の距離に住もうよというビッグ

          目の前に大江戸そば

          今日も今日とて面接練習。 自分のアドリブ力が想像以上に優れていて助かっている。なんつーか事実を8倍希釈して最もらしく組み立てるのが得意というだけだけど。 今日はいつもと違うところで練習した。担当はキツめのおばさんだった。失礼だけど、だって初っ端嫌味のカウンター食らわせてくるんだぜ。 最初はこの人にこてんぱんにされてこれまで培ってきた自信がなくなっちゃったらどうしよう、と思っていたけどなんとかラリーを打ち返すことができた。 褒められた。こういうキツい人間からの褒めは本当に嬉

          目の前に大江戸そば

          昼食 674字

          大学のコンビニが空いていた。 今日は来なくていい日だった。バカだけど私はこんな日にもキャリアセンターを予約して面接練習をするなんて我ながら健気だな。なんとかして内定をあげてほしい。 昼はコンビニでソーセージパンとカットパインと野菜ジュースを買う。 たくさんのものから選ぶのが年々苦手になっていてびっくりするほど時間が経っていた。が、手元にあるのはいつもと大して変わらないラインナップ。効率の悪さにげんなり。 食欲がないんだかあるんだかわからなくて、さっぱりしたパインから口にしよ

          リッチ

          自分の人生をどこか貧乏くさいと思う。 髪を切った後表参道を歩いていたとき、自分以外の全員がリッチに見えた。ここでいうリッチとは単にお金があるというだけでなくて、(お金がなくとも)自信があるとか、自分の人生に引け目を感じていないとか、そういうことだ。 あの辺りを歩くときはいつも息が詰まる。悔しくて、羨ましくて、妬ましい。 歩いてる人たちの実情がどうであれ私は彼・彼女ら、もっと言えばあそこを散歩する犬にさえ劣っていると感じる。何が楽しくて生きてるんだっけ、なんて自分の環境のあり

          ぎゅうし

          今年の夏、3年前に付き合っていた人と1年ぶりに会った。 付き合っていたときと変わらない感覚だった。 横になってぼけっとしながらしゃべっていると、ベッド横の壁に規則的に並べられたタイルが、ひとつだけズレていることに気づいた。 私はどうしてもこういうのが気になる。 というのも、「これを業者が一つ一つ貼っているうちについ気が抜けてしまったのだろうか」とかそういうしつこ~い気になり方なのだ。 上記のことを話すと、彼は「う~んどうだろうね、気を抜いたにしても最後に気が抜けたのか

          半分

          小さいweb制作会社でぽちぽちと公式SNSの投稿文を作ったり、企画投稿の画像を作ったりしているだけだったんだけど、ある日slackで名前の漢字表記に間違いがないか確認してほしいとの旨の連絡が入った。 なんだ?とは思ったがとりあえず、「ここの字は難しくない方の漢字でお願いします」という訂正を入れた。 これもしかして、来ちゃったのかもしれない。 こういうときの私の直感はかなり正しい。 ついに、映画のエンドロールに自分の名前が流れることになった。 前にも書いたけど、父が映画

          人生最高の瞬間

          ちょっと!今のところ人生で5本の指に入るくらい最高の時間が判明したので聞いてほしい! かなり興奮しているが結論ファーストで話すことが求められる世の中なので、早速結論から申し上げたい。 そう、人生で最高の時間は“配達のお兄さんに見守られながら地面に置かれた宅配ピザを拾い上げる時間”…!! 頼んでいた宅配ピザを受け取るべく玄関を開けたら、ドアから2メートルくらい離れたところでお兄さんが丁寧に両手を重ねて立っていた。 ???ピザはどこ?????とやや混乱したが、「ピザそちらに

          君はアメーバピグで喧嘩をしたことがあるか

          普段tumblrを開くことも文章を投稿することもないのだけど、久々に覗いてみたらフォローしている人の最新の投稿に気になるものがあった。 おそらく24くらいの女性で、仕事だとか洋服だとかの話を書いている人。内容は金持ちに対する僻みとか、都会のキラキラへの嫌味とか。将来の自分が書いたものみたいで死にたくなった。 どうだろう、知らないガキに自分のブログが読まれて、こうなりたくないけどこうなるしかなさそうだと勝手に想像され、死にたくなる原材料にされる気分は。きっと死にたくなるくらい

          君はアメーバピグで喧嘩をしたことがあるか

          サンキュー映画サンキュー

          別冊宝島を読んだ。 学問として映画研究をしようと思っていることをポロッと口に出したら、父が喜んで紙がだいぶ茶色くなった本を数冊よこしてきた。(だいたいいつもこうなる) 1989年創刊、当時の映画フリークたちのバイブルだったらしい。 イントロダクションで映画は夢である、と強く主張されていた。読んでいたら気持ちが昂っちゃって両手を上げ大きな声を出しながら涙を流したかった。 この異常な高揚感は脳にとってはご褒美になるみたいなので嬉しい。 皮肉とユーモアに溢れた批評文からは、当時

          サンキュー映画サンキュー