目の前に大江戸そば

今日も今日とて面接練習。
自分のアドリブ力が想像以上に優れていて助かっている。なんつーか事実を8倍希釈して最もらしく組み立てるのが得意というだけだけど。

今日はいつもと違うところで練習した。担当はキツめのおばさんだった。失礼だけど、だって初っ端嫌味のカウンター食らわせてくるんだぜ。
最初はこの人にこてんぱんにされてこれまで培ってきた自信がなくなっちゃったらどうしよう、と思っていたけどなんとかラリーを打ち返すことができた。

褒められた。こういうキツい人間からの褒めは本当に嬉しくて正直褒め上手の5褒めくらいに匹敵する。
ほんで、終わりがけに「私と似ているからわかるよ、大丈夫」と言われた。
これもまあ嬉しかったが、初対面で嫌味言ってくるような人間に似ていると言われるのは嫌だったわよ。

こんな感じでちょっと意地悪でキツめのおばさんと仲良くなることは結構ある。

スーパーのバイトでもレストランのバイトでも、陰でババアと呼ばれるような人の懐になんとなく入り込むのがうまかった。
話し方とか接し方とかキツいし、愚痴ばっかではなしはおもしろくないけど、そう言う人から垣間見える猫好きな一面とか、人のことよく見ていてくれてるところとか、そういうところに一等惹かれる。
これは、キツい当たりを拒否せずにじっと耐え抜いた人にしか見えてこないご褒美のような気がする。(ちょっと綺麗に言い過ぎな気もするけど)

しょうもないけど、これに気づけてよかったなと思ったので記録。おばさんありがとうね、私は面接がんばります。またよろしくね。

これから大学に戻ってゼミの面談をこなす。でもお腹すいたのでなにか食べてから向かう。ルン

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