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6/17 日米の経済サイクルが真逆にいる件(後編)
こんばんは、アトレです。
昨日は日本のCPIの内訳と為替が物価高に与える影響はさほど大きくはないのでは?という話を、根拠を交えながらしました。昨今のニュースの論調は円安が物価高の原因だ、という話が多くでておりますが、部分的には正解と思いますが、主要因ではないと考えております。
因みに、日本のCPIは一時期4%を超えていたのをご存じでしょうか?
23年2月が直近のピーク(4.3%)ですが、為替は1
6/9 CPI、FOMCに対する戦略解説
こんばんはアトレです、6月は企業勤めの皆さんはボーナスというビッグベントがある月ですね。ぜひ貯めるだけでなく、人生を豊かにするような消費にも充ててみてください。できれば、普段身にまとう物ような日常使い品、そして旅行のような非日常な事に消費してみてください。
さあ、まずは恒例のCPIの予想から行きます。
予想値は、総合が3.4%、コアが3.5%です。今回はアナリスト予想と完全に被りました。アナリス
6/2 求人数から見る日米の金利解説 *日本株やっている人には必ず見て欲しい
みなさんこんばんはアトレです、今日はあまり投資系インフルエンサーが触れてこなかった指標について触れていきながら、投資の勉強をしていきたいと思います。あまりマニアックにならぬよう、初心者でもわかりやい説明にしてありますので、ご覧ください。
先週、日本株について書いた内容をまとめました。
●日本の実質金利はマイナスで推移中、マイナス期間はお金の価値が下落、株、不動産、仮想通貨などあらゆるリスク資産の
5/26 (無料)日本株、米国株について
こんばんはアトレです、先週は世界中が待ち望んだNVIDIAの25年Q1決算がありましたね、期待値を無事に超えてくるあたり、さすがという内容でした。
しかも米国第三位の時価総額の企業が前年比で売上は2.6倍、EPSでは4.6倍という新興企業並みの成長力。作れば全て売れるという状態が続いている事に感服いたします。
色んなところでNVIDIAの事は言われておりますんで、ここでは割愛しますが、一点だけ。
5/19 (新説)FRBが求めているゴール
こんばんはアトレです、先週号ではインフレが強く、経済や雇用が弱ってきているという指摘をさせて頂きましたが、やはり先週出てきた指標は弱めの数値が目立ち、金利低下と株価の上昇をもたらしましたね。CPIについては総合値を0.1%外しましたが、コアの方は当てたという結果でした。まずはCPIの結果から。
●CPI総合値は市場予想を下回る結果で金利低下につながった
●コアは伸びが鈍化した事が好感された。
以
5/12 CPI予想週、なんで株価動かないのか解説します
こんばんは、アトレです。
先週はIMFにおける為替介入のルールを説明し、円ショートのポジションを上手く取れたというご報告をいくつか頂きました、お役に立ててなによりです(*'ω'*)
今週はCPI週ですね、株価がなかなか動かない日々が続きましたが、その理由を解説しがてら、CPIの予想をしていきます。
<今週の内容>
①CPIの予想と、その後の展開
②株価が膠着している理由について解説
まずは、恒
5/5 さあ、あの指標が株価を動かすかもよ
こんばんはアトレです、本日の扉絵はエマ・ワトソン感のある美女にてお送りします。白目の面積の広い人は素敵に映りますね。
先週の経済動向はなんと言っても為替介入でしたね、神田財務官の「ニヤニヤが止まらない」という言葉のお手本のような顔がたまりませんでした。
私自身も知らなかったのですが、為替介入というのは祝日を狙ってやってくることが多いようですね。理由は出来高が少ないので少ない資金で為替を大きく動か
4/29 無料)雇用の週が再びやってきました。
こんばんはアトレです、本日後編です。昨日は半導体の市況についてTSMC決算書を紐解きながら解説しました。
巷では日本の為替介入が話題となり、大きく動いたドル円相場に注目が集まっていますが、私が今日説明するのは米国金利とドルの強さについてです。
現在ドルが強いのは、①経済(インフレ)が強い、②雇用が強い、というじ状態で、特に②の雇用についてはアナリスト予想を上回る推移が続いており、雇用統計の度に金
4/21 やはりファンダはうそをつかない
こんばんはアトレです。ここ一か月位、「企業収益予想は順調、でも決算などで見通し悪化したら株価は持たないかも」というような論調で行きましたが、決算週が始まってから、そんな流れができてきましたね。
まずはこちらをご覧ください。3/10時点でお伝えした内容です。
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4/14 高すぎる金利と遠くの戦争(金利低下は夏以降か)
こんばんはアトレです。
今日はミキティ似の女医さんを背景に、相場で傷んだ心を癒したいという趣旨でお送りしたいと思います。
先週は4月相場前半戦のメインイベントのCPIを終えて、予想を上回るインフレ率に対して株価は下落、翌日PPIで予想を下回り逆に上昇という流れから、イスラエルとイランの緊張状態が高まり、一気にVIXが跳ね上がって株価が下落という流れでした。
本日はこんな感じです。
1.急落相場に
4/7 無料)CPIと相場サイクルに対する考え方
こんばんはアトレです、今日は桜をバックにあしらってみました。
花見の季節ですので、たまには外に出て公園を歩くのもいいですね。
今週はこの3つのテーマでお送りします。
1.雇用統計に対する考察
2.CPI(4/10)の予想
3.相場サイクルに対する解釈について
1.先週4/5に雇用統計があり、市場予想値を上回る結果であった事が発表され、一瞬株価は下落するも大きく反発しました。反発後の反動の勢いが
3/31 米雇用統計の流れはすでに読めている?
こんばんはアトレです。桜前線と新入社員が一気にやってくる季節になりました。みなさんの職場にはこんなかわいらしい後輩たちがやってきた事でしょう。私も4月は初心を思い出しながらやっていきたいと思います。
さて、先週は金曜日にPCE(Personal Consumption Expenditures)が発表され、いわゆるFRBが重要視するインフレデータが出ました。実施は速報性の高いCPIの方に市場の注
3/24 今後の株価動向に関するファンダメンタルズ
こんばんはアトレです。今日は久々に近所のアトレに行きましたが、たまにする買い物はいいものですね(*'ω'*)
さて、先週はNVDAのGPUとセットでよく使用されるメモリー半導体のHBMとマイクロンの話に触れましたが、同社の決算後に16%もの急騰を見せましたね、HBMとはHigh Band Memoryの略で広帯域幅メモリーを指します、元々はゲーミング用途での使用が多かったが、昨今ではAI用のデー