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お盆休みの読書記録。帰省中に読んだ2冊📚

体調不良が重なり、生活リズムや心が乱れがちだった最近。

一旦リセットし、流れを整えたい。

そのためのヒントになりそうな本を二冊、お盆休みのお供として選びました。


実家に向かう新幹線の中で読んだ一冊目。
吉本ばななさんの『幸せへのセンサー』。

現時点でのばななさんの幸せについての考え方、総論をまとめた本。
もともとAudibleで配信されていたものが書籍化したようです。

読んでいて、心に留まった部分。

周りに合わせながらも「自分は本当はこう思っている」ということを自分だけは自分のためにちゃんと分かってあげているということが、ものすごく大事なんだと思うんです。

じゃあ、百パーセント自分が好きな自分になれたら、それで幸せになれるかって言ったら、百パーセント周りから友だちがいなくなると思います。

読むたびにきっと、心に留まる部分も変わってくる。
人生のいろいろなタイミングで何度も読み返したい一冊です。


二冊目は小説を選びました。
同じくばななさん。(吉本ではなく"よしもと"ばななとして最後に書いた一冊なんだそうです)

私がばななさんの小説を読んだ時にいつも感じることを、彼女自身がいつかのあとがきで言葉にしてくれていたんですよね。

 読んだ人は癒されたことにさえあまり気づかない。あれ?読んだら少しだけ心が静かになった。生きやすくなった。息がしやすい。あの小説のせいかな?まさかね。
 そんな感じがいい。そのほうが長いスパンでその人を救える。

この小説もそんな一冊でした。


繰り返し読みたい二冊に出会えたお盆休みでした🌻










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