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6.22 恋しい東南アジア ベトナム⑥

こんばんは。

3ヶ月ぶりに同期と会って、僕のヒーローと女神が昔住んでいたあの街へ行きました。
次は西の方で会う約束をして帰りました。

続きです。

その日は、大学での授業ではなく、大型バスで文化施設や協会や企業などを回りました。

ベトナムはフランスの植民地だったことで有名ですが、その前には中国に支配されていました。

そして、どこにも支配されない現在、
ベトナムは急成長を遂げています。

現地の学生も僕なんかよりずっと賢くて、
街並みや学校を見る限りは僕の方がずっと良い環境で生活しているはずなのに、なんだか恥ずかしく思いました。

コロニアリズムがどれだけの可能性を殺してきたのかということを忘れてはいけないと思いました。

その夜、日本人の生徒でまずは親睦を深めようということで、集まることになりました。

しかし、僕は宿泊地に帰ってベットに寝転んでから、なんだか身体が重くて断ってしまいました。

友達を1人にして申し訳なかったけど、僕の身体はベットを通り越して地面に引きずり込まれるような錯覚がするほど重かったのです。

目を瞑ったらずっとそのままなのではないかと怖くなるほど瞼も重くて、僕はそのまま意識を失ったように眠ってしまいました。

友達が部屋に戻ってきて、僕は目が覚めました。

目が覚めたことにほっとしていると、
「他の部屋のシャワー貸してもらえることになった」と報告してくれました。

数日ぶりの熱いシャワーを浴びて、こんなにも「生き返ったみたいだ」という言葉がぴったりな瞬間があるんだなと思いました。

旋から爪先まで血が巡っていくのを感じました。

慣れによって麻痺していたけれど、
冷水シャワーで僕の身体は確実にやられていたようです。

それからは、他の部屋の人たちが僕たちに日替わりでシャワーを貸してくれて、僕たちの冷水シャワー生活は無事に幕を閉じることができました。

同部屋の僕の友達と、シャワーを貸してくれた他の部屋の彼女たち、本当にありがとう。

そういえば、僕は冷水シャワーのおかげでずっと夜はよく眠れていませんでした。
髪が濡れていて不快だし、枕はカビ臭いし。

けれども、熱いシャワーを浴びたら適度にエアコンを効かせた部屋で快適に寝ることができるのです。最高です。

さらに、今まで視界に入っていなかった机に置いてある豆電球をつけてみると、部屋が温かみのあるオレンジの光で照らされました。

いつもの薄暗い蛍光灯の部屋とは別の部屋みたいです。照明ってすごいです。

これで今日はよく寝れること間違いなし。

そう思っていました。

深夜2時頃、
耳元で鳴り続ける不快な音で僕は目を覚ましました。

蚊の飛ぶ音です。

あまりにもうるさいので、真夜中に、眠い目をこすりながら虫除けを振り回して蚊との奮闘をしました。

僕自身とベット全体にしっかりと撒き散らして、どうにか音がしなくなったので、僕は再び眠りつきました。

翌朝目が覚めると、腕が痒いのです。

やられました。

僕は腕を上げた姿勢で寝るのですが、ちょうど音がしていた左耳の横に位置する左の二の腕を5箇所刺されていました。

そうなのです。
僕はとても蚊に刺されやすいのです。

いつも蚊は全て僕に寄ってくるため、おかげで周りの人が刺されるのを回避できるほどなのです。

ある意味僕自身が虫除けでした。


P.S.
暑さがわかる、僕たちのバスでの足元です。




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