6.18 恋しい東南アジア　ベトナム②

大学3年生の夏休み、僕は半月ほどをベトナムで過ごしました。

あの頃の僕は、暇さえあれば海外に行くような思考で、何故ベトナムに行ったのか、何故そのプログラムに行ったのかあまりよく覚えていません。

大学3年生の夏休みというのは、しっかり就職について考えている方だと、インターンに行ったり早期選考まで受けたりしている時期だったため、僕と僕の友達は「そろそろなんかしなきゃな〜」という考えで、たまたま大学の掲示板にあったその募集に応募したのです。

しかもその時の僕は、長く付き合っていた恋人と別れたばかりで、精神が半分どっかにいっていました。

就活と私生活とでウワノソラな僕は、友達に誘われたのか誘ったのかも忘れてしまいましたが、とりあえず「楽しそうだ！」と意見が一致したので、ベトナムに行くことを決めました。

それがちょうど今頃、6月の半ばです。
そして、出発は8月に入ってすぐでした。

急です。

そして、そのプログラムについて事前に分かっていたことは、
・ベトナムのハノイで2週間過ごすこと。
・費用が10万ちょっとだということ。
・台湾とイギリスの学生も参加すること。

たったのそれだけです。

大学の事務局から、「何か質問があったらこちらに」とメールアドレスを頂いたので、そこに、ドライヤーはあるのかとかどうでも良いことを質問してみたら、何も返ってきませんでした。

そもそも、どこに泊まるかすらわかっていないことを、出発直前に母から「宿泊先わかったら教えてね」と言われてやっと気づきました。

こんな状態でも、「大学の募集だから安心だろう」と、その時の僕たちは思っていました。

P.S.
僕は今、元バイト先の目の前にある台湾スイーツ屋に来ています。
休憩中にたまに行っていたとても大好きな場所です。

(台湾は厳密にいうと日本と同じく東アジアで、東南アジアではないのです。気にしないでください。ただの元国際学部生の独り言です。)

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