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子供には「親を捨てる権利」が存在している。【中編】

ご高覧いただきありがとうございます。

人間の人格形成に大きく影響する存在に親は切り離せません。

自己肯定感が低い。
自分より他人を優先してしまう。
上司や高圧的な人に従順になる。

これらも幼少期に、親から受けた影響が大きいとされています。

一概に全てが親の影響ではありませんが、間違いなく一端を担っています。

今回はのタイトルの真意は『親から離れる=親を捨てる』です。

この方程式は全ての人に当てはまりません。
しかし、親から物理的に距離を取ったら人生が好転した。
そんな人も少なくはないのです。

特に顕著な例が「親が子供を支配しているパターン」です。



子供をコントロールしたい親の特徴

『子を支配する親』には特徴があります。

まず、今まで自分の人生が思い通り行かなかったタイプです。

せめて自分の周りだけでもストレスフリーにしたい。
特に『自分のことをちゃんと認めて欲しい』という欲望が根幹にあります。

つまり、求めているのは他人からの承認と肯定です。

「自分の判断は正しいでしょ?」
そうみんなに認めてもらいたいのです。

もう1つは、幼少時代に親から支配されていたタイプ

もし、親の言う通りに生きた事で幸せになった場合は厄介です。
自分がコントロールすれば子供は幸せになる」と思い込みます。

結果、子供や家族を思い通りにしようとするのです。


これらは無意識下。かつ無自覚で行動しています。

その真意は「自分は正しいと肯定してほしい欲求」です。

自分の行いや人生は正しい
 ↓
自分では肯定できない。
 ↓
自分の正しさを認めてほしい。

こうした心理傾向が原因です。



『変わりたいと思えない人は変えられない』

お気づきだとは思います。
このような人こそ、本当に変わるべき人間です。

しかし、自分の何がおかしいのか分からない。
そんな人も多いです。

『変わりたいと思えない人は変えられない』

これこそメンタルの世界の不条理の1つでもあります。

すいません。
これは余談でしたね。



人には侵してはいけない境界線がある。

さて、そんな親は境界線が狂っています。

『境界線』とは、パーソナルスペースを区切る線です。

ではここで質問です。

「あなた」と「親」なら、境界線は何本あるでしょうか?

ほんの数秒で良いので考えてください。








正解は……『2本』です。

相手の前に1本。自分の前に1本。
その間は空白となっています。

この空白は『議論の場』のようなものと思ってください。

納得できないこと、理解できないことを議論します。
納得や理解できないなら、その空白に問題を放置してOK。

自分の境界線を侵犯されるいわれはないです。

これは「人権」「尊重」と言われるものです。

もうお分かりだと思います。

境界線を犯してくる相手はどんな人だと思いますか?

全くの遠慮も無く、過激な表現をすると……

・他者の尊重ができない人
・尊厳破壊をする人。
・人権侵害をする人。
・意見の強要をする人。

このように表現できます。
控えめに言って、関わってはいけない人ですよね。



そんな人間から被害を受けない方法は?

最善の対処法は『距離を取り、近づかないこと』です。

なので物理的に距離を取る。
これはかなり確実な方法として存在しています。

それが親ならば?

悲しい表現なのは、重々承知の上で表現しましょう。

『親から逃げる』や『親から離れる』。
人によっては『親を捨てる』となってしまいます。



自分を守る権利があるから親を捨てる


『親を捨てる権利』を言い換えれば『自分を守る権利』です。

人によっては「そんな風に言わなくても……」と思うかもしれません。

それにも明確な理由があるんです。

基本的に他人は変えられない。
『自分を変えられるのは自分だけ』です。

言い換えれば、『親を変えられるのは親自身だけ』なんです。

自分が変わる為に何かを変える必要がある。
そう考えるなら、最初に環境を変えるのもありなんです。

「親を捨てた」は結果論!
あなたは「環境を変えた」だけです。

その結果、親との距離が離れて冷静になります。

冷静になったことで自分を尊重でき、親との関係を見直せた。
もしくは親の方が自分を見直してくれた。
1度は捨てた。けど、関係を修復してやり直せた。

そんなことも起こりえるかもしれません。
だからこそ、一つの方法として考えるべきものです



今回は少し過激なタイトルだったかと思います。

ただ、世の中には色んな方法がある。
そう感じて欲しいと思いました。

もし「親不孝では?」と悩むなら、それは間違いです。

何故なら、それは『自分を不幸にする人を幸せする行動』となります。

よくよく考えたらおかしいですよね?
自分を不幸にした人を何故幸せにしないといけないのですか?

自分の人生は自分のモノです。

あなたの人生をあなたらしく生きる。
その方法はたくさんあることを忘れないでください。


ご高覧いただきありがとうございました。

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