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人は見たいようにしか見ない。だから、自分が分からないのかも?【短編】

ご高覧いただきありがとうございます。

暗いニュースや明るいニュースのどちらが好きですか?

私は断然明るいニュース。
辛いニュースは目に入れたくもないくらいです。

どうやら世間一般では、悪いニュースの方が注目度が高いようです。
しかし、どう見えているかは人によって違います。

あなたは自分の目線を考えたことはありますか?
意外と自分にとって重要なことが隠れているかもしれません。



「正しく視る」と自分が分かる

今回の質問をより分かりやすく砕かせてください。

『目に映るもの』と『相手が伝えたいもの』
それを色々な角度で観察し、考える力。もしくは努力を持っているか?

これが正しい質問でしょう。

この真意は『自分自身を知る上で必要な技術』でもあるんです。

思っている以上に、人は自分を見えていません。
だからこそ、自分が生きづらい理由が明確ではない人も多いはずです。

生きづらいのは分かった。
その理由もなんとなく感じてはいる。
けど、明確に表現できるわけじゃない。

それでは自力で解決。
もしくは対策することは困難です。

逆を言えば、理解できれば意外となんとかなる……かもしれません。



結論ありきで視てませんか?

まず、前提として……

『人間はありのまま世界を見えていない』のです。

人間は「見たいモノ」を「見たいように」見る生き物です。
一度、認識してしまったら、「その内容が正しい」と思い込んでしまう。
結果、目に入らず、聞こえなくなります。

つまり、
「こうだ!」という『自分の答え』に『着地させる』ように見る
のです。

こういう現象を心理学的で物凄く分かりやすくいうと…

「人は自分の思い込んだフィルターを通して世界を見ている」

このように表現できます。



フィルターは過去の体験から作られる

分かりやすい例えならば……

「男性なんて嫌い」
「女性って怖い」

さて、なぜでしょうか?

過去の出来事を通して、性別を判断しているからです。

男性なら、過去に女子からからかわれり、罵倒された。
女性なら、過去に男性から罵られたり、暴力を振るわれた。

そういう事があると、
「○○はこういうモノだ」という『フィルター』を形成されます。

さて、このフィルターが『ダメな自分』になると、一体どうなるのか?

「自分なんかどうせ…」
「自分はこういう人間だから…」
「自分はいつもこうだからダメなんだ…」

このように自分を評価します。

すでに前提条件があり、最初から公平な評価ができない状態なんです。



対策は「なぜ?」を繰り返すこと

対策方法はまずフィルターに気づく事です。
まず、あなたが自分に持っているフィルターを考えてみましょう。

生きづらい理由はなんでだろう?

これを考えてみましょう。

その際に、自分に対する評価は一旦捨て去ります。

難しいですが、とても大事な作業です。
あくまでフラットに、あくまで客観的に見ます。

そして、「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」と突き詰めましょう。

そうすると根本原因が見えてきます。

慣れてくると、様々な角度で物事を見れるようになります。
もちろん、その中には自分自身も入っているんです。


終わりに

カウンセリングや相談をすると悩みは一気に軽くなります。

その時、悩みを明確に言葉にできる。

すると解決速度が違います。

ぜひ、自分をしっかりと視れるようになってください。
それがあなたの明るい未来への道を見つけることになるでしょう。


ご高覧いただきありがとうございました。

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