アシル-トイタによる心と体に響く 新しい食の価値 共創拠点

自然と共に生きるアイヌの知恵。 語り継がれてきた文化は、 時空を超えて、あなたの物語を…

アシル-トイタによる心と体に響く 新しい食の価値 共創拠点

自然と共に生きるアイヌの知恵。 語り継がれてきた文化は、 時空を超えて、あなたの物語を創ります。 新しい食の価値が生まれます。 Webサイト https://asir-toyta.com/

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2024.04.18 - 国立アイヌ民族博物館との打ち合わせ

アシルトイタ参加者も含まれるwith museumタスクフォース(WMTF)メンバー(タスクフォース長:上井幸司)と国立アイヌ民族博物館でR6年度の活動計画について議論しました。3月4日に開催したアシルトイタワークショップの報告、COI-NEXTへの再申請に関する報告の他、連携活動に賛同いただいた42名のWMTF-friends(学生22名、教員15名、職員3名、一般2名)を中心とした活動、地域について学ぶ大学の講義「胆振学」、博物館の企画展示への協力、科研費申請に関する合同

    • 2024.04.13〜14 今年度の栽培、加工、商品化へ向けた打ち合わせ、および白糠のアイヌ関連施設

      今年度の白糠町新農業ビジョン推進協議会および経産省FSの予算で実施する取り組みについて、生産者やシェフの方々との打ち合わせを行いました。(徳楽) 【矢部農場】 白糠町役場経済部の齋藤さんの運転する役場公用車で、白糠町庶路川沿いの矢部さんの農場へ伺いました。矢部さんは白糠で新規就農された方です。詳細は以下の記事をご覧ください。 矢部さんは、かぼちゃ、長芋、大根などを生産する傍ら、昨年度もプロジェクトで選抜した植物の栽培試験をしていただきました。今年度は、種類と量を増やした栽

      • 2024.04.12 - 令和6年度白糠町新農業ビジョン推進協議会総会

        白糠町新農業ビジョン推進協議会が白糠町役場で開催され、室蘭工業大学から上井、徳楽が出席しました。この協議会は、以下の事業を推進することを目的として、平成28年に設立されました。 (1)ヤナギ栽培のコスト低減に向けた機械化等の研究・実証に試験等に関すること。 (2)アイヌ伝承有用植物の植生、成分分析、栽培、商品化に向けた調査・研究等に関すること。 (3)その他協議会が定める事業に関すること。 協議会委員は白糠アイヌ協会会長を含む、産学官金各種団体の長から構成されております。

        • 2024.04.04 - 北海道胆振総合振興局保健環境部環境生活課との意見交換

          2024年4月4日、北海道胆振総合振興局・保健険環境部環境生活課から徳永昇課長と佐々木結妃主事が室蘭工業大学に来訪され、アイヌ文化に関する協力可能性について打ち合わせを行いました。本学からは、「アシル-トイタ」PLの徳楽清孝教授、メンバーの上井幸司准教授、山田祥子(文責)、および、長川英樹事務局次長、木村友也社会連携係長が参加しました。 胆振総合振興局は北海道庁の出先機関で、室蘭市内にあります。そのなかの保健険環境部環境生活課では、胆振管内の白老町にあるウポポイ(民族共生象

        2024.04.18 - 国立アイヌ民族博物館との打ち合わせ

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        • 連携活動/拠点活動
          30本
        • 研究活動
          16本
        • イベント
          33本
        • 白糠高校
          6本
        • 研究成果発表
          17本

        記事

          2024.03.18- 白糠高校との授業連携(環境鮮麗学および総探)報告(2024.02.09実施)

          白糠高校では、今年度より「身の周りにある環境について、その課題を発見したり、解決策を考えたりする『環境鮮麗学』という独自の授業を開始しました。アシルトイタ拠点では、一次産業を取り巻く環境について地域の若者達が深く理解することも重要と考え、そのサポートを行なっています。白糠高校では以前より総探の時間の中で、海洋漂着ごみを収集分析してきました。今回、白糠高校との連携の中で、海洋漂着ごみに関する学習を深めたいというご要望があったため、本学クリエイティブコラボレーションセンター災害廃

          2024.03.18- 白糠高校との授業連携(環境鮮麗学および総探)報告(2024.02.09実施)

          2024.03.10〜13 オランダ農場からの学び Delft University of Technology, World Horti Center, Tomatoworld

          オランダ(Netherlands)は九州と同じくらいの面積の国ですが、国土の1/4が海抜0 m以下にあります。決して農業に適した土地ではないながらも、サイエンスの力を使い工夫を凝らすことで今や有数の農業大国となっただけでなく世界で最もSocial Capitalが充実した国としても知られています。今回、アシルトイタ事業と連携を進める伊達SIP事業の一環として、オランダの農業を肌で感じ、それに取り組む方々から学ぶため、世界最先端の施設園芸を進めるWorld Horti Cent

          2024.03.10〜13 オランダ農場からの学び Delft University of Technology, World Horti Center, Tomatoworld

          2024.03.12 - 文化庁企画調整課課長補佐との意見交換

          室蘭工業大学内のCOI-NEXT拠点オフィスへ文化庁企画調整課の伊野哲也課長補佐,アイヌ文化振興係 高木廣弥様にお越しいただきました.COI-NEXT事業や本学と国立アイヌ民族博物館との連携活動について説明した後,意見交換を行いました.お二方からは本学や博物館がともに地域の拠点となることへの期待や,連携の進め方の可能性など,さまざまなご意見をいただきました.来年度からも新しい連携活動を進めていきたいと思います.よろしくお願いいたします.(上井)

          2024.03.12 - 文化庁企画調整課課長補佐との意見交換

          2024.03.04 - COI-NEXT「アシル-トイタによる心と体に響く新しい食の価値 共創拠点」第2回ワークショップを開催

          2024年3月4日(月)9:00~11:55、室蘭工業大学にてCOI-NEXT「アシル-トイタによる心と体に響く新しい食の価値 共創拠点」第2回ワークショップを開催しました。 本ワークショップは大きく三つのプログラムで構成しました。一つめは、動画・トーク「白糠の恵みとアイヌの世界観」で、白糠町からお招きした磯部惠津子氏(白糠アイヌ文化保存会)のインタビュー動画を紹介した後、「白糠の恵み」「食べ物は薬」「文化を次世代に伝える」の三つのポイントで本拠点メンバーの山田祥子(室蘭工

          2024.03.04 - COI-NEXT「アシル-トイタによる心と体に響く新しい食の価値 共創拠点」第2回ワークショップを開催

          2024.03.04 - イベント報告「ウポポイ食文化体験〜イペアンロー(食事をしましょう)」

          本事業の徳楽,上井,山田がメンバーになっている室蘭工業大学ウィズ・ミュージアム タスクフォースが主催し,民族共生象徴空間(ウポポイ)共催で,「ウポポイ食文化体験〜イペアンロー(食事をしましょう)」が3月4日12:15~13:00に開催されました.ウポポイから4名の方が来学され,朝から学生とともに調理しました.イベントでは,伝統的なアイヌ料理,ユク オハウ(鹿汁),ペネコショイモ(凍れイモ),エント ウセイ(ナギナタコウジュのお茶)の提供と解説を行い,学内外100名が参加しまし

          2024.03.04 - イベント報告「ウポポイ食文化体験〜イペアンロー(食事をしましょう)」

          2024.03.04 - 第3回クリエイティブコラボレーションセンターワークショップを開催

          COI-NEXTワークショップの共催として、クリエイティブコラボレーションセンター(センター長:徳楽清孝)のワークショップを開催しました。室蘭工業大学は社会的インパクトを大事にする大学に変わりつつあります。今回のワークショップのテーマは社会的インパクトとは何か?また、それをどのように評価/可視化するのか?という観点でから講演やパネルディスカッションを行いました。その後、広い分野またがる演者によるポスター発表を行い、その場で異分野にまたがるコラボレーションのアイデアを提案、発表

          2024.03.04 - 第3回クリエイティブコラボレーションセンターワークショップを開催

          2024.02.29 - アグリフードヘルスイノベーションフォーラムに参加しました

          2月29日、東京工業大学オープンイノベーション機構主催のアグリフードヘルスイノベーションフォーラムに参加しました。アグリ、フード、ヘルスに関する多様な方々のご講演の後に、「アグリフードヘルス産業における、オープンイノベーションエコシステムの構築について」というテーマでパネルディスカッションが開催され、パネリストの一人として議論に参加しました。その中で、アシルトイタプロジェクトについて簡単にご紹介させていただきました。アシルトイタ拠点からは、カネカ様、三興様にもご参加いただきま

          2024.02.29 - アグリフードヘルスイノベーションフォーラムに参加しました

          2024年2月18〜20日 札幌のアイヌ関係博物館見学と打ち合わせ

          本事業の徳楽,上井,山田がメンバーになっている室蘭工業大学ウィズ・ミュージアム タスクフォースメンバーで,アイヌ文化を知り,またミュージアム(博物館・美術館)の展示事業について知り,今後のコラボの可能性を探るための研修を実施しました.2月18日(日)〜20日(火)に札幌市内でアイヌ文化関係の展示を行っている北海道立近代美術館,北海道大学植物園,北海道立アイヌ総合センター資料展示室,北海道博物館を訪問し,見学と打ち合わせを行いました. 各施設とも独自の貴重な資料をもとに展示に工

          2024年2月18〜20日 札幌のアイヌ関係博物館見学と打ち合わせ

          2024.02.05 – 論文発表:アミロイドβはアクチン細胞骨格を破壊することにより脳微小血管内皮細胞の創傷治癒を妨げる

          徳楽研究室では2020年より地元の大川原脳神経外科病院からの受託研究員を受け入れ、共同研究を進めてきました。今回、前田拓真先生(埼玉医科大学国際医療センター 脳神経外科)は、創傷治癒アッセイを使用して、ヒト脳微小血管内皮細胞の運動性をリアルタイムで観察しました。その結果、Aβ 凝集によりアクチンの細胞骨格が破壊され、細胞の運動性が低下することが明らかになりました。脳アミロイドアンギオパチー(CAA)は、アミロイドβ(Aβ)が脳血管に沈着し、血管壁が脆弱化して脳出血を引き起こす

          2024.02.05 – 論文発表:アミロイドβはアクチン細胞骨格を破壊することにより脳微小血管内皮細胞の創傷治癒を妨げる

          2024.02.01 - イベント開催予告【3月4日】

          2024年3月4日(月)に クリエイティブコラボレーションセンターワークショプとの共催で、アシルトイタ拠点の第2回ワークショップを開催します。 (1)アシルトイタ拠点 第2回ワークショップ(9:00〜11:55) 室蘭工業大学を代表機関として2022、2023年度に《育成型》として白糠町を拠点に展開してきたJST共創の場形成支援プログラム( COI-NEXT)「アシル-トイタによる心と体に響く新しい食の価値共創拠点」による普及事業の一環として、アイヌ文化に焦点を当てたワー

          2024.01.23. - 産総研北海道センターシンポジウムin札幌で発表

          産総研北海道センターシンポジウムin札幌で我々の拠点の技術紹介をしました。今回のテーマは「新たなバイオリソース活用技術による持続可能な第一次産業の振興に向けて」となっており、我々の拠点の目指すところと一致しております。もので溢れた都会にいると中々気付かないと思いますが、第一次産業の振興、特に後継者問題を含む持続的な食料生産は我が国の大きな課題です。耕作放棄地が増え、取り返しがつかないことになる前に対策が必要です。(徳楽) 【拠点からの発表】 特別講演:量子ドットを用いた食品

          2024.01.23. - 産総研北海道センターシンポジウムin札幌で発表

          2024.01.17 - 白糠高校生研究発表報告(2023年11月26日に実施)

          令和5年11月26日に白糠高校で,毎年恒例の白糠ふるさと教育発表会が行われました.  白糠高校の2年生,3年生のはチームは,室蘭工業大学の支援・指導を受けて行ったシソ研究の成果発表を行い,どのような日当たり条件でシソを栽培すると葉に含まれる健康に良い物質が増えるかについて報告を行いました.  後日行われたアンケートでは,高校生への応援の言葉とともに「研究内容がとてもおもしろい」などの声が寄せられました.(上井)

          2024.01.17 - 白糠高校生研究発表報告(2023年11月26日に実施)