アシル-トイタによる心と体に響く 新しい食の価値 共創拠点

自然と共に生きるアイヌの知恵。 語り継がれてきた文化は、 時空を超えて、あなたの物語を…

アシル-トイタによる心と体に響く 新しい食の価値 共創拠点

自然と共に生きるアイヌの知恵。 語り継がれてきた文化は、 時空を超えて、あなたの物語を創ります。 新しい食の価値が生まれます。 Webサイト https://asir-toyta.com/

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最近の記事

2024.07.09 - 白糠町農家訪問と栽培植物の収穫

7月9日(水)に白糠町を訪問し,本年植物の栽培委託をしている農家やこだわりを持って農業経営されている農家の方々と意見交換と打ち合わせを行いました.また、栽培植物の加工用サンプルを収穫しました.(上井)  茶路地域で自然農法を実践している成澤さん.これまでの栽培経過から委託栽培植物の来年の栽培方法につながる提案をしていただきました. 上庶路地域で新規就農した矢部さん.昨年度から継続栽培している,また今年から新たに栽培している植物の生育状態を役場職員の方々と視察し,今後の方針

    • 2024.06.27 - 発表報告: 第27回大学博物館等協議会

      琉球大学千原キャンパス 研究者交流施設・50周年記念館で開催された第27回大学博物館等協議会で,シンポジストとして「北海道の特色を活かした教育研究のための室蘭工業大学-国立アイヌ民族博物館の連携活動」の題目で講演をしました.2023年10月26日に本学と国立アイヌ民族博物館で包括連携協定を締結したのち,連携活動を推進するために発足したウィズ・ミュージアムタスクフォースの活動を,北海道の同じ胆振地区に所在する工業大学と博物館が目指す「総合知の創出」や学生教育を中心にお話しさせて

      • 2024.6.24〜28 - 国際学会発表:IUPAB2024

        第21回国際生物物理学会(International Union of Pure and Applied Biophysics)が国立京都国際会館で開催されました。69の国/地域から約1700名の参加者が集う会議になります。本拠点からは、以下の2つの演題を発表しました。(徳楽) 26P-032 Imaging and inhibition analysis of human serum amyloid A aggregation using quantum dots Lia

        • 2024.06.18 - 白糠町栽培植物の調理法の検討

          2024年6月18日(火),チャレンジフィールド北海道F/S調査研究「加齢性疾患を予防する野草の大規模栽培と調理,機能性維持の実証」事業に関連して,白糠町の大前産業で栽培している野草の調理法についてレストランはまなす 代表取締役/オーナーシェフ 谷口 修 様にご助言をいただき,調理,試食をしました. 谷口様,白糠町役場 経済部経済課 有間 大介様,同係長 齊藤 淳様に同行していただき,大前産業 田口 勝彦 専務に案内していただきながら栽培植物の視察,手に取り,外観と味を確認

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        • 研究活動
          19本
        • 研究成果発表
          21本
        • イベント
          34本
        • 連携活動/拠点活動
          30本
        • 白糠高校
          6本

        記事

          2024.06.11 - チャレンジフィールド北海道参画機関会議

          2024年6月11日(火)ノーステック財団(コラボほっかいどう)大会議室で開催されたチャレンジフィールド参画機関会議に出席しました.この会議では,本年度採択された私たちのチャレンジフィールド北海道の推進計画「北海道天然資源の利活用による新産業の構築」に関連するF/S調査「加齢性疾患を予防する野草の大規模栽培と調理,機能性維持の実証」の内容について,参画期間の代表者の方々に説明ました.(上井)

          2024.06.11 - チャレンジフィールド北海道参画機関会議

          2024.06.04〜05日 白糠町での活動

          2024年6月4〜5日に白糠町を訪問しました. 和天別の羊飼い酒井さんの羊まるごと研究所では,研究用サンプルを提供していただいたのち,羊飼いとしてのこだわりや仕事を楽しむ生き方についてお話しさせていただきました. 翌日,白糠町内のホテルまつやの代表取締役でホテルに併設されている旬料理「心」のシェフである野田さんと町内大前産業を訪問し,今年栽培委託している野草の生育状態を確認,調理素材としての可能性について意見交換しました.また,研究用サンプルを採取しました.(上井)

          2024.5.23〜24 - 学会発表:日本食品化学学会 第30回総会・学術大会(東京ビッグサイト)

          2024年5月23(木)〜24日(金)に東京ビッグサイトで開催された本食品化学学会 第30回総会・学術大会で研究発表をしました.当研究室M2の篠原さんが「エゾシカ項靭帯を素材とするエラスチンの抽出と品質評価」の題目で,白糠町のハンターの方に提供していただいたエゾシカの機能性食品素材としての可能性について口頭発表しました.(上井)

          2024.5.23〜24 - 学会発表:日本食品化学学会 第30回総会・学術大会(東京ビッグサイト)

          2024年5月19日(日) - イベント報告「室蘭工業大学・春のウポポイ見学ツアー2024

          上井,山田,徳楽がメンバーになっている室蘭工業大学ウィズ・ミュージアム タスクフォースが主催し,北海道白老町にある民族共生象徴空間(ウポポイ)を訪問する「室蘭工業大学・春のウポポイ見学ツアー2024」を5月19日に開催しました.事前に登録した学生28名(学部生22名,大学院生6名)と教職員19名の合計47名が参加しました. 民族共生象徴空間(ウポポイ)の中核施設である国立アイヌ民族博物館と室蘭工業大学は,2023年10月26日に包括連携協定を締結しました.本イベントは,協定

          2024年5月19日(日) - イベント報告「室蘭工業大学・春のウポポイ見学ツアー2024

          2024年5月14(火)〜15日(水) 白糠町での栽培素材についての活動

          2023年5月14〜15日に白糠町を訪問し,地元の農家さんや町の役場職員の方々と共に素材の栽培や生育状況について打ち合わせし,作業を行いました(上井). 白糠町の若手農家矢部さんの圃場では,昨年よりも規模を拡大して素材の栽培試験を行います.まずは旧白糠町役場所有の圃場からこれまで数年にわたって栽培法を検討してきた素材を移植しました.今後,矢部さんとともに製品化に対応できる量の生産を可能にする作物化を検討していきたいと思います.また,新たに今年から栽培委託する素材の定植を行い

          2024年5月14(火)〜15日(水) 白糠町での栽培素材についての活動

          2024.04.18 - 国立アイヌ民族博物館との打ち合わせ

          アシルトイタ参加者も含まれるwith museumタスクフォース(WMTF)メンバー(タスクフォース長:上井幸司)と国立アイヌ民族博物館でR6年度の活動計画について議論しました。3月4日に開催したアシルトイタワークショップの報告、COI-NEXTへの再申請に関する報告の他、連携活動に賛同いただいた42名のWMTF-friends(学生22名、教員15名、職員3名、一般2名)を中心とした活動、地域について学ぶ大学の講義「胆振学」、博物館の企画展示への協力、科研費申請に関する合同

          2024.04.18 - 国立アイヌ民族博物館との打ち合わせ

          2024.04.13〜14 今年度の栽培、加工、商品化へ向けた打ち合わせ、および白糠のアイヌ関連施設

          今年度の白糠町新農業ビジョン推進協議会および経産省FSの予算で実施する取り組みについて、生産者やシェフの方々との打ち合わせを行いました。(徳楽) 【矢部農場】 白糠町役場経済部の齋藤さんの運転する役場公用車で、白糠町庶路川沿いの矢部さんの農場へ伺いました。矢部さんは白糠で新規就農された方です。詳細は以下の記事をご覧ください。 矢部さんは、かぼちゃ、長芋、大根などを生産する傍ら、昨年度もプロジェクトで選抜した植物の栽培試験をしていただきました。今年度は、種類と量を増やした栽

          2024.04.13〜14 今年度の栽培、加工、商品化へ向けた打ち合わせ、および白糠のアイヌ関連施設

          2024.04.12 - 令和6年度白糠町新農業ビジョン推進協議会総会

          白糠町新農業ビジョン推進協議会が白糠町役場で開催され、室蘭工業大学から上井、徳楽が出席しました。この協議会は、以下の事業を推進することを目的として、平成28年に設立されました。 (1)ヤナギ栽培のコスト低減に向けた機械化等の研究・実証に試験等に関すること。 (2)アイヌ伝承有用植物の植生、成分分析、栽培、商品化に向けた調査・研究等に関すること。 (3)その他協議会が定める事業に関すること。 協議会委員は白糠アイヌ協会会長を含む、産学官金各種団体の長から構成されております。

          2024.04.12 - 令和6年度白糠町新農業ビジョン推進協議会総会

          2024.04.04 - 北海道胆振総合振興局保健環境部環境生活課との意見交換

          2024年4月4日、北海道胆振総合振興局・保健険環境部環境生活課から徳永昇課長と佐々木結妃主事が室蘭工業大学に来訪され、アイヌ文化に関する協力可能性について打ち合わせを行いました。本学からは、「アシル-トイタ」PLの徳楽清孝教授、メンバーの上井幸司准教授、山田祥子(文責)、および、長川英樹事務局次長、木村友也社会連携係長が参加しました。 胆振総合振興局は北海道庁の出先機関で、室蘭市内にあります。そのなかの保健険環境部環境生活課では、胆振管内の白老町にあるウポポイ(民族共生象

          2024.04.04 - 北海道胆振総合振興局保健環境部環境生活課との意見交換

          2024.03.18- 白糠高校との授業連携(環境鮮麗学および総探)報告(2024.02.09実施)

          白糠高校では、今年度より「身の周りにある環境について、その課題を発見したり、解決策を考えたりする『環境鮮麗学』という独自の授業を開始しました。アシルトイタ拠点では、一次産業を取り巻く環境について地域の若者達が深く理解することも重要と考え、そのサポートを行なっています。白糠高校では以前より総探の時間の中で、海洋漂着ごみを収集分析してきました。今回、白糠高校との連携の中で、海洋漂着ごみに関する学習を深めたいというご要望があったため、本学クリエイティブコラボレーションセンター災害廃

          2024.03.18- 白糠高校との授業連携(環境鮮麗学および総探)報告(2024.02.09実施)

          2024.03.10〜13 オランダ農場からの学び Delft University of Technology, World Horti Center, Tomatoworld

          オランダ(Netherlands)は九州と同じくらいの面積の国ですが、国土の1/4が海抜0 m以下にあります。決して農業に適した土地ではないながらも、サイエンスの力を使い工夫を凝らすことで今や有数の農業大国となっただけでなく世界で最もSocial Capitalが充実した国としても知られています。今回、アシルトイタ事業と連携を進める伊達SIP事業の一環として、オランダの農業を肌で感じ、それに取り組む方々から学ぶため、世界最先端の施設園芸を進めるWorld Horti Cent

          2024.03.10〜13 オランダ農場からの学び Delft University of Technology, World Horti Center, Tomatoworld

          2024.03.12 - 文化庁企画調整課課長補佐との意見交換

          室蘭工業大学内のCOI-NEXT拠点オフィスへ文化庁企画調整課の伊野哲也課長補佐,アイヌ文化振興係 高木廣弥様にお越しいただきました.COI-NEXT事業や本学と国立アイヌ民族博物館との連携活動について説明した後,意見交換を行いました.お二方からは本学や博物館がともに地域の拠点となることへの期待や,連携の進め方の可能性など,さまざまなご意見をいただきました.来年度からも新しい連携活動を進めていきたいと思います.よろしくお願いいたします.(上井)

          2024.03.12 - 文化庁企画調整課課長補佐との意見交換