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2024.04.04 - 北海道胆振総合振興局保健環境部環境生活課との意見交換

2024年4月4日、北海道胆振総合振興局・保健険環境部環境生活課から徳永昇課長と佐々木結妃主事が室蘭工業大学に来訪され、アイヌ文化に関する協力可能性について打ち合わせを行いました。本学からは、「アシル-トイタ」PLの徳楽清孝教授、メンバーの上井幸司准教授、山田祥子(文責)、および、長川英樹事務局次長、木村友也社会連携係長が参加しました。

胆振総合振興局は北海道庁の出先機関で、室蘭市内にあります。そのなかの保健険環境部環境生活課では、胆振管内の白老町にあるウポポイ(民族共生象徴空間)の誘客促進、アイヌ・ウポポイ関連製品応援事業、アイヌの奨学などを行っています。

室蘭工業大学は2023年10月にウポポイの中核施設である国立アイヌ民族博物館との包括連携協定を結びました。3月には協定にもとづく催しの第一弾としてCOI-NEXTワークショップと「ウポポイ食文化体験:イペアンロー」(アイヌ料理の試食会)を開き、地域の方々からも好評をいただきました。

胆振総合振興局と室蘭工業大学では、それぞれにウポポイ誘客促進に協力してゆく立場ということで、同じ室蘭市内で何か共同できないかという観点から、本日は意見交換を行いました。年度内に一緒にやりたい具体案がいくつかあがったので、これから実現に向けて話を詰めてゆくところです。

地域の課題解決に即応する道庁の機関と、理工系の研究・教育をベースに地域イノベーションの中核となることを目指す工業大学―。それぞれの強みを持ち寄ったら、きっと新しい"何か"が生まれるはず。その"何か"を期待しながら、まずは今年度の計画を進めてゆきたいと思います。(山田)

打ち合わせの様子
アシルトイタの旗にサインをいただきました

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