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シンガポールでSTAY@HOME 4月30日(日)通算1119日目 グリーン(DORSCON)77日目

シンガポールでは病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関ではマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOは収束宣言をしていません。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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4月30日(日)通算1119日目 グリーン(DORSCON)77日目

 先日シンガポールのメディアが、当地で暮らす多くの人が新型コロナウイルスを脅威とは感じなくなってきている、といった報道をしてから、ニュースを頻繁にチェックしている。私自身もあまり報道を逐一見ない日が続いていたが、XBB.1.16のことも含めて自分の日常よりも情報に重きを置いた内容を書いておくべきだと再度思うようになった。

 前置きが長くなったが、昨日の報道では5~11歳のワクチン接種率が28%しかないことが話題になっていたのだ。当地では2020年9月~2022年の4月頃までは接種記録のデータを提示したり、それが入った端末を機会にかざしたりすることで、ショッピングモールへ入ったり、レストランなどで飲食したりできるルールだった。政府から発表された当時、大人の中にはワクチンへの抵抗感を少なからず持っている人も居たと思うが、生活に支障が出るため圧倒的多数が打つ判断をしたのだ。

 こういった背景から、大人と一緒に行動することが多い5~11歳の接種率も、高いと想像していた。それだけに30%未満という数字は驚きだった。しかし、今は既に廃止になった日本のCOCOAのような機能を持つトークンやアプリの対象年齢を確認すると、7歳以下は不要となっている。ワクチン接種の年齢と完全に合致する訳ではないものの、接種率の低さと無関係ではなさそうだ。

 先日も書いたことだが、最近どうもワクチン接種に関する話題が当地のメディアで増えている印象だ。もちろん、単なる偶然と片付けることもできる。ただ、個人的には再度のワクチン接種が発表される前触れに思えてならない。 

参考文献
CNA「Less than a third of children aged 5 to 11 in Singapore have minimum protection against COVID-19」(2023年4月30日15時1分閲覧)
Less than a third of children aged 5 to 11 in Singapore have minimum protection against COVID-19: MOH - CNA (channelnewsasia.com)
TraceTogather FAQs「Who are the TraceTogther Tokens issued to?」(2023年4月30日15時2分閲覧)
Who are the TraceTogether Tokens issued to? – TraceTogether FAQs


去年(2022年4月30日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年4月30日)の記事はこちら↓

2年前(2020年4月30日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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