#ダージリン
Castleton SFTGFOP1(キャッスルトン エスエフティージーエフオーピー1)※2024 ―例年より大人しめの王道紅茶
1つ前のTWGでは、Darjeeling First Flush(ダージリンファーストフラッシュ)を紹介した。今回はダージリンで有名な農園の中でも、キャッスルトンで収穫された茶葉を取り上げる。今回TWGのものに焦点を当ててはいるが、他のブランドでも恐らく扱いのある茶葉なので、ダージリンに関心がある人はぜひ参考にしてもらえると幸いだ。
袋を開けると、緑茶を彷彿とさせる爽やかな香りが広がってくる
Darjeeling Britannia Tea(ダージリン ブリタニア ティー) ―廃盤になったと思われるダージリンのブレンドティー
結構前になるが、紅茶ブランドTWGのオンラインストアで「S$200(約20,000円)以上の購入で、小さなお茶缶をプレゼント!」というキャンペーンが実施されていた。ウェブサイトに掲載されている写真を見るに、まだ試していない紅茶のようだった。そこで、ここぞとばかりにちょっと二の足を踏みたくなる高価な茶葉を買い、その小さなお茶缶を入手した。今回はそうやって入手したDarjeeling Britann
もっとみるMargaret’s Hope FTGFOP1※オータムナル(マーガレッツホープ エフティージーエフオーピー1)
ここの所、同じ名前の茶葉の摘まれた時期違いを取り上げてきた。3回目の今回は、秋摘みのオータムナルを紹介する。念のため書いておくと、前回や前々回と農園や葉の種類自体には違いがなく、摘まれた時期だけが異なるものとなる。
袋を開けると、セカンドフラッシュ以上に香りが落ち着いた印象がある。新芽を思わせるファーストフラッシュのガツンとした雰囲気は全くなく、秋落ち葉のような安定感だ。ちなみに、葉のより
Margaret’s Hope FTGFOP1(マーガレッツホープ エフティージーエフオーピー1)※セカンドフラッシュ ―夏摘み茶葉はココア風味
先週に引き続き、マーがレッツホープ農園の茶葉を紹介する。前回は春に摘まれるファーストフラッシュで、今回は夏摘みのセカンドフラッシュだ。ティーサロンで聞いたところによると、春に摘むタイミングでまだ小さいと判断された葉が、夏に収穫されているそうだ。もちろん、摘まれた時期が異なるだけでなく、味や香りも全然違うのでぜひ最後まで読んでいただけると幸いだ。
袋を開けると、春摘みの緑茶のような香りとはうっ
オータムナルの到来! でもその前にファーストフラッシュとセカンドフラッシュを飲み比べてみた
はじめに
結構前になるが、ダージリンの春摘みであるファーストフラッシュと、夏摘みのセカンドフラッシュを入手した。どちらも、同じ農園で2023年に収穫されたものだ。ちなみに、ダージリンの農園は40以上ある。比較するならできるだけ同じ条件が良いと考え、どちらもキャッスルトンという農園の茶葉にした。
比較方法
キャッスルトン農園の茶葉は、葉のサイズが小さめの中国種がメインで、個人的に結構好みだ
Chiyabari Excellence SFTGFOP1(チャバリ エクセレンス エスエフティージーエフオーピー1) ―ネパールからやってきた気になるあの子
具体的な紹介をする前に、この茶葉の名前を実は2回全く違う場面で耳にしたことがあることについて話したい。1回目は7月に紅茶ブランドTWGの店舗で開催されていた、ダージリンの飲み比べ会だ。その際に同席していた人が、この茶葉がおいしくて好きだと話しており、そのときからぜひ試してみようと考えていた。2回目は、先日TWGのティーサロンに行ったときだ。その際にダージリンを試していると、店員に「それなら、これ
もっとみるDarjeeling Sky Tea(ダージリン スカイ ティー) ―空の名を持つ春摘みと夏摘みのブレンドダージリン
先日Darjeeling Supreme Tea(ダージリン シュプリーム ティー)を紹介したが、まだ他にもTWGにダージリンは存在する。今回はその中から、Darjeeling Sky Teaを取り上げる。
こちらのブレンドは結構新しいのか、2020年頃に購入したTWGが発売している様々な茶葉についてかかれた本に、名前も説明文も掲載されていない。ただ、公式ウェブサイトには載っており、こちらに
Darjeeling Supreme(ダージリン シュプリーム) ―「最高」のダージリン。個人的には1.5フラッシュ。
少し前に、紅茶ブランドTWGが販売しているダージリンと名の付く茶葉で、まだ試していないものがあることに気付いた。個々の農園の名前が付いたタイプは全て店で試したが、それ以外にもまだダージリンはあるらしい。今回はその1つであるDarjeeling Supremeを取り上げる。
名前に「Supreme(最高)」と入っているだけあって、オンラインで注文したときから楽しみにしていた。公式の説明文による
Castleton SFTGFOP1(キャッスルトン エスエフティージーエフオーピー1)※セカンドフラッシュ ―100種類目の紅茶に相応しい、夏摘みダージリン
以前、同じCastleton SFTGFOP1のファーストフラッシュを取り上げた。セカンドフラッシュとの違いは摘まれる時期で、前者が2~3月頃なのに対して、後者は5~6月頃に収穫される。採れる時期が違うためか、結構香りや味わいも全く異なっていたので、今回取り上げることにした。ちなみにCastleton SFTGFOP1は、タイトルにも書いたようにこの連載で100個目の紅茶となる。
袋を開けて
Phuguri FTGFOP1(ピュグリ エフティージーエフオーピー1)※2023年―花の香りとほろ苦さは春の味。
紅茶ブランドTWGのティーサロンやウェブサイトによると、ダージリンの新茶であるファーストフラッシュが到着し始めているようだ。中には、まだ入荷待ちの物もあるようだが、もう少しすればそれらも届き始めるのだろう。今回は、最初に到着した茶葉の中でも気に入ったPhuguri FTGFOP1を紹介する。ちなみに、記憶違いでなければオーナーのお気に入りだと去年ティーサロンで耳にした覚えがある。
袋を開ける
Darjeeling Nouveau(2023)(ダージリンヌーボー (2023))―シンガポールにも春が来た。
先日紅茶ブランドTWGのティーサロンに行くと、丁度数日前に入荷したばかりというダージリンのファーストフラッシュが棚に陳列されている。もう少し後かなと思っていただけに、嬉しい誤算だ。まだ先だと思っていたので、本当は違う茶葉を紹介するつもりで、記事を書いていた。しかし、もう春が来ているなら紹介する他ない。今回はDarjeeling Nouveau(2023)を取りあげる。
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