記事一覧
Oud Night Tea(ウード ナイト ティー)と和解せよ! ~Oud Night Teaにふさわしいマリアージュを考えてみた~
1. はじめに
先日Oud Night Teaを記事で取り上げたが、アジアン雑貨店を彷彿とさせるような香りで癖が非常に強く、あれから続きが飲めないでいた。ただ、ずっと残しておく訳にもいかない。そこで、今回は一体どういった料理ならOud Night Teaが合うのか、検証してみることにした。
マリアージュを考えるといっても、全く方向性が決まっていなかった訳ではない。少し前に、いろは紅茶紳士さん
Smoky Russian Tea(スモーキー ロシアン) ―実は取り上げていなかった燻製風味の紅茶
前回に引き続き、既に記事にした気がするのに、まだ紹介していなかった茶葉を取り上げる。今回の紅茶は、かなり初期の第10回のスモーキーフレーバー飲み比べにも登場したSmoky Russian Teaだ。正直なところ、私は本当に書いた錯覚に陥っていたので、読者の中にも同じように感じる方がいらっしゃるかもしれない。しかし、やはり記事になっていないので、改めてどのような紅茶なのか、ご一読いただけると幸いだ
もっとみるBreakfast Earl Grey(ブレックファスト アールグレイ) ―イングリッシュブレックファストとアールグレイが中間地点で待ち合わせてみた
今までに飲んできた紅茶ブランドTWGの紅茶を見返すと、既に書いたと思っていたら、実は記事にしていなかった茶葉が複数見つかった。信じられなくて何度か確認したものの、やはり見当たらない。今回はその中の1つであるBreakfast Earl Greyを紹介する。
袋を開けると、茶葉が非常に細かい。後から香り付けをした紅茶ということもあり、名前に茶葉の等級は書かれていないが、BOPが近そうだ。今まで
Darjeeling Britannia Tea(ダージリン ブリタニア ティー) ―廃盤になったと思われるダージリンのブレンドティー
結構前になるが、紅茶ブランドTWGのオンラインストアで「S$200(約20,000円)以上の購入で、小さなお茶缶をプレゼント!」というキャンペーンが実施されていた。ウェブサイトに掲載されている写真を見るに、まだ試していない紅茶のようだった。そこで、ここぞとばかりにちょっと二の足を踏みたくなる高価な茶葉を買い、その小さなお茶缶を入手した。今回はそうやって入手したDarjeeling Britann
もっとみるファーストフラッシュ、セカンドフラッシュ、オータムナルって、結局どこまで違うの?? 3つの時期を同じ農園で飲み比べてみた
今まで、ダージリンは色々なものを紹介してきた。ただ、個々に記事で取り上げただけで、3つのシーズンを全て1度に比較したことはない。今回は、改めて試すことで、個々の特性を再確認する。
TWGで茶葉を探したところ、マーガレッツホープなら3つが揃うと分かった。ダージリンの多くはファーストフラッシュしかないもの、セカンドフラッシュだけのものなので、同じように試したい場合は注意して欲しい。
また、テ
Marinyn GFBOP1(マリニン ジーエフビーオーピー1) ―ケニアの紅茶はミルクと共に。
あまり記事で具体的に言及したことはなかったが、濃いめのミルクティーが好きだ。逆に言うと、牛乳に負ける茶葉ならストレートで楽しみたい。日本の滞在中、ルピシアで購入した期間限定のアッサムのティーバッグがおいしくて、非常に気に入っていた。ダージリンのような紅茶ももちろん良いが、やはり濃厚なミルクティーにしかない楽しみもある。
そういった経緯が理由という訳ではないが、今回は紅茶ブランドTWGが牛乳を入