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#毎日投稿
星色Tickets(ACT2)_SCENE26
※共通
//SE:花火音
//背景:恭司の家_夜
遠くからぱんぱん花火の鳴り響く音が聞こえてきて、いよいよ夏も本番だなぁと感慨に浸ってしまう夏休み一週目の終盤。
つまりは、地区大会翌日。
あげは「んん~おいしっ! これで手作りってみんな女子力高すぎでしょ~」
瑠奈「お褒めいただきありがとうございます」
瑠奈「それはさておき、私は演劇サークルの打ち上げにどうして演劇部部長が当然ように在籍して
星色Tickets(ACT2)_SCENE25
※共通(シナリオ分岐あり)
//背景:演劇会場_舞台
緞帳が上がり、演劇がはじまってから五分が経過していた。
アリシア「見渡す限り広がる薄桃色。右足を前に進めれば桜の雨が頬を濡らし、左足を進めれば暖気を孕んだ柔らかな風が憂鬱を遥か遠くに運んでいく……あぁ、春って素晴らしいわ!」
五分間、舞台上で繰り広げられているのはアリシアの一人芝居。
しかし、正確にはひとりじゃない。
春の精であるア
星色Tickets(ACT2)_SCENE24
※共通(シナリオ分岐あり)
//背景:演劇会場_客席
小波「A7、A7……」
アリス「こんにちは。岸本小波ちゃん……で合ってるかな?」
小波「あっ、こ、こんにちはっ! はい、岸本小波です!」
小波「そう尋ねてくるってことは……」
アリス「恭司くんの担任をしています。千代崎アリスです」
小波「うわぁ~お兄ちゃんから聞いてたけど、想像以上に綺麗なひとだなぁ……」
アリス「ふふ、ありがと。思ったこと
星色Tickets(ACT2)_SCENE23
※共通(シナリオ分岐あり)
//駅_朝
恭司「おはようふたりとも。ごめんな遅れちゃって」
星「おはよせんぱい。体調はもう大丈夫?」
恭司「うん、もうすっかり元気だよ。瑠奈が脚本仕上げてくれたおかげで胸も軽くなったし」
星「……瑠奈?」
と、目をぱちぱちする雛鳥の反応は、さっきすももが見せた反応と酷似していて……
恭司「藤沢の名前だけど、知らなかった?」
星「ううん、それは知ってるけど……ふ
星色Tickets(ACT2)_SCENE22
※共通(シナリオ分岐あり)
//背景:恭司の家_朝
勝負の日まで残すは二週間弱。
瑠奈の奮闘のおかげで脚本は完成したけど、問題はこれからだ。
大幅に改変した物語。それによって当然、台詞も大幅に変わり、となれば必然的に役者に負担がかかる。台詞を暗記しなくてはならないからだ。
さて、どうしたものか。
小波「やっぱり体調悪いの?」
恭司「いいや、ちょっと考えごと。ほら小波、そんな顔してないで
星色Tickets(ACT2)_SCENE20
※共通(シナリオ分岐あり)
//背景:病院_夜
恭司「じゃあふたりとも、いい時間だから気をつけて帰るんだぞ」
すもも「えぇ~めんどいっ! 泊めてっ!」
恭司「公共施設だから云々って言ってたのお前だろ……」
恭司「それともなんだ、俺と一緒に寝るのか?」
すもも「アリよりのアリですな。子供の頃はよく一緒に寝てたし」
恭司「いや、子供の頃の話だし。もう高校生だし」
星「青海せんぱいが泊まってくなら、
星色Tickets(ACT2)_SCENE19
※共通(シナリオ分岐あり)
※ACT3で攻略するヒロインが一足早くお見舞いにやってくる。
以下、小波ルート(ノーマルEND)のシナリオ
//背景:病室_夜
恭司「んんっ……」
小波「お兄ちゃん?」
恭司「……小波か?」
小波「お兄ちゃんっ!」
胸にあたたかな温もりを感じる。
目を開くと、今にも泣きだしそうな顔をする小波が俺に抱きついていた。
小波「よかった……ほんとによかったよぉ…
星色Tickets(ACT2)_SCENE18
※共通(シナリオ分岐あり)
//背景:喜多川書店_夕方
志那「最近元気ありませんね」
恭司「……」
志那「今日は恋愛もののライトノベルですか。昨日読んでいた阿刀田高はもう読み終えてしまったんですか?」
恭司「……」
志那「もしもーし先輩」
志那「……むぅ。無視ですかそうですか」
視界が真っ暗になり俺は我に返った。
志那「だ~れだ?」
恭司「喜多川書店店長代理の可愛い後輩」
志那「……先輩っ
星色Tickets(ACT2)_SCENE17
※共通(シナリオ分岐あり)
//背景:校舎裏_夕方
梅雨が遥か遠くの出来事であったかのように、空は青々と晴れ渡っている。
葉はますます深緑に染まり、雨音はセミの合唱となり、気づけばもう七月だ。
七月。
俺たちの勝負の瞬間まで、残すところ四週間。
恭司「なんか違うんだよなぁ~」
にもかかわらず、企画の段階で言えよ、とツッコまれそうな不満を口にする監督がいた。
瑠奈「まだ足りない点が
星色Tickets(ACT2)_SCENE16
※場所選択でヒロイン絞り込み⑧
瑠奈⑤→重要①&②で解放
相合傘をして帰る恭司と瑠奈
アリス⑤→重要①&②で解放
生徒指導に理不尽に怒られる恭司をかばうアリス
志那⑤→重要①&②で解放
お見舞いに来た恭司を引き留める志那
小波②→父親から手紙が届いて悲しむ小波を海に連れて行く
※小波シナリオ①・②どちらも読んだ場合、小波END(ノーマルEND)となる。
以下、小
星色Tickets(ACT2)_SCENE15
※場所選択でヒロイン絞り込み⑦
すもも⑤→重要①&②で解放
住宅街・星と瑠奈が恭司を好いていると伝えるすもも
星⑤→重要①&②で解放
校舎裏・演技を建前に恭司の頬にキスする星
あげは⑤→重要①&②で解放
演劇サークル部室・お揃いの必勝お守りをもらう
小波①→恭司の家・いつだって小波が最優先の恭司
※以下、小波①シナリオ
//背景:恭司の家_朝
恭司「え、授業参
星色Tickets(ACT2)_SCENE14
※共通
//背景:演劇サークル部室
恭司・瑠奈「終わったぁ~」
六月の終わり間際。日に日に下がっていく冷房の温度は、まるで締め切りという名の巨人の足音のようで。
けれど、そんな不穏な気配に悶々とする日々とも今日でお別れらしく……
恭司「ついにやったんだな、俺たち」
藤沢は二週間ちょっとで原稿を書き上げた。
執筆期間と中間テストが重なっていたから、多少予定が後ろ倒しになるかと懸念してい
星色Tickets(ACT2)_SCENE13
※場所選択でヒロイン絞り込み⑥
すもも④→廊下・告白されるも好きな人がいるからと断るすもも(重要②)
星④→校舎裏・友人に恭司と付き合っているのかと問われて強く否定する星(重要②)
瑠奈④→演劇サークル部室・瑠奈が小説を通して想いを伝えるも察してくれない恭司(重要②)
志那④→校門・志那の自転車がパンク。二人乗りして帰る恭司と志那(重要②)
以下、星④シナリオ
//背景:校舎裏_夕方
星「わ