あささと

やや気分障害。 「躁鬱」「引きこもり」はクリエイティブなのではと思っている。40歳くら…

あささと

やや気分障害。 「躁鬱」「引きこもり」はクリエイティブなのではと思っている。40歳くらいから踊れるようになる。 半農半セラピストを目指す。 植生から表層の水脈をよめる。たぶん。 「自分のことは自分で何とかしてゆこう」と思い立ち、内面をnoteに綴ってみる。(2023.10)

最近の記事

自分で自分を必要とするとは

自分は生来とにかく打たれ弱いし、逃げ癖があるし、どうしようもない幼少期から青年期であった。 その続きで、やっぱりどうしようもない中年期を過ごしている今日この頃でもある。 かれこれ20年ほど伴走支援的にお世話になっている医師の勧めで、「精神修養になれば」と祝詞を修唱することを覚えて、20年ほど経つようだ。 何かしら神道に縁があるようではあるが、30代の半ばくらいまでは国粋主義者のように偏った考え方に浸ったり、祝詞を宣るのも特別なことの様に思っていたりもした。 40代に入

    • 今年も春が来た

      立春過ぎ、旧正月が明け、ふわふわとした虫も出てきていたり、土地が目覚めてきている感じがする。 春。 頭に血が昇りやすい季節なのを忘れていた。 急なスケジュール変更などあり、忙しさも相まって、やや興奮状態で過ごした後、数日ほど精神的にふらふらしていた。 数日ぶりに正気が戻ってきて、とてもホッとした。 今回精神的な不安定に拍車をかけたのは、内省っぽい時間を設けたのがキッカケで、澱のように体内に溜まっていた「寂しさ」が湧いてきてしまったことが原因かもなぁと振り返る。 わたし

      • 年の瀬に。

        年末、にわかに2組の方が我が家にセラピーを受けに来てくださる。 今年から少しずつ宣伝や声かけをしてセラピー活動を再開したが、場所を間借りして出張でさせてもらっていたので、自宅にクライアントを招く機会は無く、セラピーで使っていた部屋はすぐに使える状態でなく、、大急ぎで部屋を片付けた。 当たり前だが、掃除をするのはとても気持ちが良い。こんな「快」をしばらく忘れていたように思った。 ひと組、親子で施術を受けてくださった方が、施術を喜んでくださって、また来てくださる話をして帰ら

        • やりたいこと。。。 本職と思っているセラピスト活動。 環境改善活動に関わること。 身体感覚を磨く。 田んぼと畑の整え。。。 これらはやっていると「存在」に近くなる事柄なような?

        自分で自分を必要とするとは

          「やりたいことしかやりたくない」

          この、タイトルにしたわたしの性質、全くもってどうしようもない。 そんな自分に強い劣等感を持ってもきた。 このところ、「やはり自分は気分屋で迷惑なやつだなぁ」と思う事が多かったのだが、、、 Xのタイムラインで流れてきたこの「コテンラジオ」の「存在」についての言説に、気持ちが救われた。 (最近、Xのフォローをしている方が、鬱や躁鬱の当事者の方が増えているからなのか、) 自分の理解した内容としては以下である。 。 現行の社会では、目に見える短期的な成果が求められる故に、

          「やりたいことしかやりたくない」

          大地の再生呉講座2開催しました

          2023.12.2-3 環境再生医、造園技師の矢野智徳氏を招き、 「大地の再生呉講座2 里山における溜池の機能を学ぶ」を開催しました。 今回の講座は、自分が代表組合員を務める「えのきのはたけ郷原市民農園有限責任事業組合」が呉市地域協働課が公募したパートナーシップ支援事業の採択を受け、自治体から助成を受けた事業としての講座開催でした。 今年2月に開催した「杜人から学ぶ大地の再生呉講座」後、大地の再生の活動に熱のある有志が声をかけ合い、任意団体の環境改善チーム「環境再生 いの

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          杜人の観る世界

          「真の環境教育とは、、「大丈夫だよ」と言ってあげて、自身に寄り添う後押しをしてあげること」 「鬱になるのは当たり前なんだ、だから、鬱の状態からひとつひとつその人なりに積み上げていったらよくて。加点方式でいいんですよ。真の環境教育は、「大丈夫だよ」と言ってあげることなんですよ。」 講座後、杜人の移動を担うお役目をいただく道中、そんなお話をしてくださった。 なんだかとても納得もしてしまう。 「自然界は、足らないから循環が生まれる。満足したら終わる。みんな足らずでちょっとず

          杜人の観る世界

          わたしの憧れるところ

          今日、Xにこんなポストが。 この頃鬱々としていて、目標に向けてコツコツと積み上げるように生きている友人を羨ましく思い、相談したところ、 「この人に憧れる」 みたいな人がいたら、何に憧れるのかを書き出してみると良いかも、とアドバイスをもらい。 で、書き出したところ、 「自分に厳しく他人に優しい人」 と言う、すごく抽象的な、「役に立つ」系の人物像。。。 その堅苦しさに、さらに気分が落ちてしまうという本末転倒な数日を過ごして、今日、このポストと出会う。 快楽主義者な

          わたしの憧れるところ

          「逃げ癖」に起因する「可哀想な人マウント」

          「可哀想な人マウント取らないでもらえますか」 自分がついとってしまう構えのようで、一年くらい前にとある方に言われた言葉なのだが、よく言ってくれたものだと。 この一週間くらい、またこのマウントを取り気味に引きこもっていた。 最近のこと、積年の「逃げ癖」に終止符を打つべく、ようやく「自分で自分をなんとかしなければ」と思い始めていて、行動していたつもりだったが、また逃げてしまった。 落ち込んでいた反動で、少し躁気味になっており、、寝る前のスマホは止めなければと思いながら自制

          有料
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          「逃げ癖」に起因する「可哀想な人マウント」

          利己的人間の包摂

          かれこれ、20年近くフォローしていただいている医師がいて、その医師が読書家であり、医院の本棚には、いろんなジャンルの本がずらりと並んでいる。 このところ、仕事や仲間とやろうとしている「社会的によきここと」と「どこまでも利己的である自分の内面」との乖離に気が遠くなることが多かったこともあり、 タイトルに惹かれて、ふと手にとったこの本。 すると、ちょうど、リスペクトしているクリエイターさんが、同じ本についてnoteを書いていた。 (これも、本に書かれている「偶然性」という

          利己的人間の包摂

          フリをしている

          いい人のフリ 自然に優しい人のフリ 役に立てる人のフリ だから、フリがバレないか、いつも人の目に怯えているのかもしれない。 足元がいつもぐらぐらしている。 思考過多で感覚から離れてしまう。 でも、元々そう言う性質の者なのだと割り切るのも良いのかなぁと、この頃開き直っているところもあるかもしれない。 「自分のことしか考えられないんだなぁ」 このリマインドが常に有れば、むしろこれを足掛かりに、今に留まれるかもしれない? こんなに幼稚な中年期を過ごすとも想像してなかった

          フリをしている

          心地よさを取り戻す

          もう、10年程前になる。 当時通っていた風変わりな鍼灸院の先生から紹介され、「心身術のワークショップ」というのに参加した。 30代半ばだった当時は、心身の状態が保ち難く、バイトと病院と家の往復で日々が過ぎていた。 講師の方の名前は、思うところがあり伏せさせていただこうと思うが、講師の方は、「舞踏」の権威の弟子という経歴があったり、コンテンポラリーダンサー、アーティストの肩書きもある方だった。 「こうするべき」「こうあるべき」と いう思考が非常に強かった自分は、その反動か

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          杜人に学ぶ 大地の再生 呉講座 開催にあたり8年を振り返ってみる

          (2016年に開催した大地の再生講座で矢野さんや参加者の皆さんに掘っていただいた溝と、矢野さんに剪定していただいた高木のエノキ(樹齢70年くらい)2023.2.9撮影) こんにちは。 まりもり自然農園主宰の竹田麻里です。 半農半セラピスト、百姓アーティストというツッコミどころ満載の肩書きで活動しております。 えのきのはたけ郷原市民農園有限責任事業組合の代表組合員をしたり、ナオライ株式会社の自然農パートナーもさせていただいてます。 今回は、2/25-26に開催する運びとな

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          病とクリエイティブのあいだ②

          父のこと。 父はわたしに似ている。わたしが父に似ているのか。 父とは、今でもうまくコミュニケーションを取ることができない。 昭和21年生まれ。団塊の世代。 勉強が好きで、絵を描くのも上手くわりと多才だったという父は、家の都合で進学が思うようにならず、十代の頃、心を病んだらしい。 「こんなはずではなかった。」 2年前、母が骨折して入院した折り、どういう話の脈絡かは忘れたが、半世紀以上も抱えていた涙ながらの想いの吐露を70歳を過ぎた父から聞いた。 父が人生を通して本当

          病とクリエイティブのあいだ②

          病とクリエイティブのあいだ①

          今年に入って、個人事業主になる道を歩み始めている。 同郷の起業家の方に、畑のアドバイザーという仕事をもらえたところから。 「業種、どうしようかなと。」 「アーティストでいいんじゃないですか?」 そんな風に言ってもらって、ポーカーフェイスで居ながら実は心の底から嗚咽が出そうになるくらい嬉しくなった。 そのうちに、「業種、アーティスト」で個人事業主登録しようとしている。 とはいえ、それだけでは収入が不足するので、四年前からやっている夜勤専従のヘルパーの仕事も続けている。 と言いな

          病とクリエイティブのあいだ①