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杜人の観る世界
「真の環境教育とは、、「大丈夫だよ」と言ってあげて、自身に寄り添う後押しをしてあげること」
「鬱になるのは当たり前なんだ、だから、鬱の状態からひとつひとつその人なりに積み上げていったらよくて。加点方式でいいんですよ。真の環境教育は、「大丈夫だよ」と言ってあげることなんですよ。」
講座後、杜人の移動を担うお役目をいただく道中、そんなお話をしてくださった。
なんだかとても納得もしてしまう。
「自然界は、足らないから循環が生まれる。満足したら終わる。みんな足らずでちょっとずつ我慢している。足らないことを知ること。」
「アクは末端で泥を漉している。アクがあるから清浄は生まれる。アクにも役割があった。それに気づいた時は感動したね」
「渦のエネルギーは巴構造。三つ巴だとエネルギーは融合する」
ご自身の体感でどのような世界を観ておられるのだろうかと。
「大丈夫だよ」と言ってあげるのは、坂口恭平さんの捉えている「経済」の在り方と一致もしていて、特に感銘を受けた。
いつか、この言葉たちが、自分の身体感覚をもって納得できたらと。
果てしないけれど、日々の中で自分の感覚も外界もよくよく観察していきたいと思った。
同時に、科学がこの微細な世界を捉えてくれることへの祈りに近いような妄想とともに。
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