as_ka

過去の楽しかった事を思い出しています。

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最近の記事

またライブに行くようになってきた話

配信ライブが出始めてから3年。過去に配信ライブについて「これからライブの主流になるかもしれない配信ライブの問題点と改善策」と「費用対効果と問題改善の難しさ考えたら主流にはならなさそうな予感がする」という内容で2つの記事を書いた。 メジャーアーティストのライブや大きめMCバトルのイベントなど、ファンが全国規模で配信と並行して行うことで得られるメリットが大きかったであろうものと、多分配信の旨味が全然なかったであろう徐々に配信を減らしてワンマンですら配信を行わなくなったアーティス

    • 冷静と情熱の間には保冷剤が詰められている話

      あくまでも体感だが、1年前よりも世の中の推しへのモチベーションが低下している。私だけではなく、たぶんどの界隈でも少なからずある話なのだと思う。ナタリー記事で活動休止・解散が目に入るが、初めて名前を知るようなバンドだったりすることもしばしば、凄い売れてるとかじゃないけど今までライブさえできていれば生活できていたのか……と感心しかけたが、モチベーション低下で続けられないという可能性も大いにあるので、金銭面でも精神面でもやはりライブというものは死活問題なのだなと思う。前にも配信にな

      • カードバトルの大会で看破できなかった話

        その昔、ガンダムウォーという二人用対戦型トレーディングカードゲームの大会に出た事がある。トレカ収集をしていた元カレに、大会参加賞の限定カードが欲しいから一緒に出てくれと言われたからだ。マジック:ザ・ギャザリングや遊戯王などのトレカ市場は既に出来上がっていたが、ガンダムウォーもレアカードはじわじわと結構な高値で取引されつつあり、新規参入コンテンツと言えどさすがガンダム、公共施設の大ホールなどで大会をやるほど愛好者も増え続けていた。 今でもコンシューマーでFPSやオープンワール

        • 井の頭自然文化園の話

          動物園が好きだ。特に、人が多くなくて、そんなに臭くなくて、珍しい動物じゃなくて良いので直に観れるところが良い。井の頭自然文化園は、その全部を兼ね備えた上に400円の入園料で分園の水生物園まで観られるという最高なところで、2019年から2020年にかけて、吉祥寺NEPOでライブがある時は決まって早めに現地入りして動物を撮影しまくってからライブに行っていて、年に4回行けば元が取れる年間パスポートを買っておけば良かった……と後になって思った位好きだった。 撮影した動物以外にも、小

        またライブに行くようになってきた話

          弁当代理戦争の話

          景気の良かった数年前、ハウススタジオを借りてモデル撮影の仕事をやたらとやっていた時期があった。一般的なアートディレクターの仕事といえば指示を出して制作物や撮影のまとめ役をするディレクション業務が主だが、私は名ばかりなのでP40の大判カタログのディレクションからデザイン制作、画像レタッチまで全部一人でやっていて、オーディションや衣装選定の資料も作り、撮影小物や備品やお菓子の買い出し、お弁当の手配などの雑務もこなしていた。しかも撮影当日はディレクションしながら、タイムキーパーやク

          弁当代理戦争の話

          上京して良かった話

          上京して来て良かった事といえば、やりたい仕事が世の中に存在している事と行きたいライブに行ける距離にある事、これに尽きる。もともと地元には何の拘りもないので、家を出ないメリットといえば「実家の犬と遊べる」これしかなかった。たとえ幾ばくかの生活費を出したとしても、実家に住む以上部屋を年中ハロウィンパーティの飾り付けにしたら文句を言わることは必至。上京して速攻ワンルームに黒い蜘蛛の巣(パーティグッズ)を張り巡らし、蓄光のクモをテグスで天井から垂らして隠しダンジョンみたいにした。片付

          上京して良かった話

          洋楽ばかり聴く時期が人間にはある話

          中高生の時に聴いていた音楽の話をした。このプレイリストが現役だった頃は学生だったのと地方在住だったのと遠征費用が用意出来なかったのとで、ライブに行ったのは数える程しかない。その昔、SOFT BALLETの『愛と平和』ツアーのライブをチケットは取ったものの、成績が悪く親に行ってはいけないと言われたのを今でも根に持っていて、それ以降ずっと冷めた目で見るようになってしまった。大人になって記念硬貨の代理購入を頼まれたり、東京の美味しいお菓子などを頼まれて送ってあげるたびに、「あの時の

          洋楽ばかり聴く時期が人間にはある話

          配信じゃないライブについて考える話

          じゃない方のライブとなってしまった普通のライブ。ホールと違ってライブハウスで用意される椅子がどの位のペナペナなのか想像が付くが、じゃない方ライブに行った友人の話を聞くと、やはり1~2時間もじっと座っているのは辛いよなあと思う。私の場合立ってるだけでも結構辛いけど、ライブで踊っているのはしんどさを紛らわすためでもあって、10代の頃、当時の友人と行った座席指定のライブで「踊りすぎ……」と窘められてからというものライブでは首振り地蔵スタイルを20年以上貫いて来たが、近年は同じ体勢が

          配信じゃないライブについて考える話

          延命関係なくイラストを描いた話

          ライブに行けず持て余した時間をイラストに費やしているという話を事ある毎にして来た。 イラストを描いて延命する話 / 続・イラストを描いて延命する話 ラッパーのイラストなんてもう描かねぇよ!ウワァァァン!と言ってみたものの、何か細かいの描きたいな……でもシマダボーイは描き過ぎかな……と思い、そうだあれがあったじゃないか!と天啓を得たかのように何だかんだで好きな曲、『13月』のリリックをモチーフにして描いた。  「13月」は「1年が13ヶ月だったら」というコンセプトのカレン

          延命関係なくイラストを描いた話

          思春期に聴いてた音楽で形成されている話

          音楽を自発的に聴き始めたのは確か小4の時で、TM NETWORKの「Get Wild」を買おうと思ってレコードショップに行ったらまだシングルリリース前だったらしく、とりあえず『Gorilla』のカセットテープを買ったのが最初だった。「雨に誓って~SAINT RAIN~」という曲が収録されていて、聖闘士星矢にハマっていたのもあって選んだのだった。CDがまだそんなに出回っておらず、家にプレイヤーもなかった頃、CDに限らず、自分はPCやネットが普及していく様子をリアルタイムで見てい

          思春期に聴いてた音楽で形成されている話

          半年後の世界の話

          ライブに行けなくなってから半年が経った。厳密に言えば、ライブ自体は2月末以降行っていない。最後に出掛けた催しは3月末にcafe104.5であったDJイベントで、週末にも緊急事態宣言が発令されるという情報があったので早めに切り上げて帰宅したのだった。それから、ライブどころか外食すらも行っていない。潰れたら困る豆花のお店で週2でテイクアウトする位。宅配便を受け取っただけでも手を洗うし、買った物にはアルコールスプレーをかけまくるし、出勤時は地下鉄を使うが退勤は徒歩に変えた。個人で取

          半年後の世界の話

          幼少期としばらくと拝金主義の話

          こんな場所でもなければ一生言う機会もないと思うので書くが、保育園に入る前の親と過ごした記憶がなく、祖父母の家で起きたことしか覚えていないのを、人間は3歳位にならないと記憶が安定しないんだろうと思っていた。成人して大分経ってから、母親から私は3歳まで祖父母に育てられていたという衝撃の事実を聞いた。いつの時代の話だよと思っていたまとめサイトとかでたまに見る離婚原因が、まさか自分の身に起きていようとは……東北の田舎だけど、ほんの数十年前の話。祖母に「孫は私に任せて働け」と言われ子ど

          幼少期としばらくと拝金主義の話

          趣味でやっているデザインの話

          広告制作会社でアートディレクターをしている。アートディレクターと言えば聞こえは良いが、私の場合、デザインもそこそこできる、レタッチもそこそこできる、文章もそこそこ書ける、イラストもそこそこ描ける、対人スキルもそこそこあるという、何かを極めたわけではないが65〜70点位で色々な事をそこそこやれるというそこそこな人間を体よく使うために安上がりな肩書きを付けられているというだけの事だ。仕事に対するこだわりのようなものは基本的になく、クライアントが納得することが最終目標で、お金を払う

          趣味でやっているデザインの話

          続・イラストを描いて延命する話

          ライブには未だに行けていない。多分年内はこの調子だろう。実感として、いよいよ本格的な延命の時期に差し掛かっているような気がしているが、イラストを描いて延命する話に引き続き、イラストは溜まって行く一方だし、最近の私の不運も、世の中のクソリプも全てライブに行けていないせいだ。 8/2にスカートのスタジオライブが配信された。有人&固定カメラ5〜6台使って、センターカメラはレールまでひいた映像音声共にクオリティの高いものだった。「仮説を終えて真説に向かって進んでる感じの淡い色合いの

          続・イラストを描いて延命する話

          配信ライブについて考える話

          ライブに行けないので建設的な話が全く出来ない。 仕事をして余暇はプレステでゲームをするかアマプラで映画を観る。この繰り返しをしていると、自分という人間の生産性のなさが浮き彫りにされてアイデンティティが崩壊していくようだ。今まで平日休日問わずライブに鬼のように行っていて気付く余裕がなかっただけで、元から自分は何も生み出してはいなかったけれど、良いライブを体験して情緒を刺激されたり、友人と感想を言い合ったり、推しと話してキャッキャしたりして、なんとなく充実している感を醸し出してい

          配信ライブについて考える話

          メタルからゴシックを聴き始めた話

          まだ実家から専門学校に通っていた頃、カラオケボックスでの夜勤のバイトで深夜ラジオが聴けない彼氏(元)のために「ROCK THE NATION」という伊藤政則がDJを務めるHR/HM専門の2時間ラジオ番組をカセットテープに毎週録音していた。多少はPCも普及して来てはいたがMacがまだアイボリーのPower Macintoshだった時代、そもそもラジオ番組はラジオかラジカセで聴かなければならず、大体何か作業しながらだったけれどそれを1年位続けていたのだった。始めは特に興味はなかっ

          メタルからゴシックを聴き始めた話