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教育系記事まとめ

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教育に関して自分なりの考えや、思ったことを書いていきます。 自分が今の教育に関して正直に思ったことを書きますので、もし、違う意見等ありましたらコメントいただけるとありがたいです。…
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#教育

私が変える教育現場の3つのこと

ずっと教育系の記事を書く気にならず、だらだらと過ごしてきた夏休みですが、なんとなくスイッチが入り始めました😳 そんなだらだら時間のおかげで、 改めて自分の興味のあることがはっきりとしてきたのでまとめてみます。 私は、教育に興味があります。 子どもの成長を見守ることが面白い。 先生という存在にすごく興味がある。 学校という場所に可能性を感じている。 だからこそ、 教育に関わるなかで、私の人生を通じて3つのことを変えたいと思います。 1.どなる教育 2.決めつける教育 3

お金を稼ぐ方法は一つではないことを教えてくれるお金の教育

お金の教育では「稼ぐ・使う・貯める・運用する」という4つのテーマに取り組む。 この中で「稼ぐ」というテーマでは、稼ぐ事の本質を学ぶほか、稼ぐ方法を増やすということにも取り組む。 これはそもそも「稼ぐ」事はコツコツ取り組まなければならない事である事に加え、それぞれで稼ぐことが出来る金額に上限があるからだ。 さらに、稼ぐ方法を増やすという意味においては、もちろん仕事を掛け持ちするという方法もあるが、それ以外に、どのような方法で稼ぐ手段を増やせるのかを模索するということも学ぶ

「教育」を外側から見る(前編)

※一昨年度と昨年度の2年間、2002年10月に創刊したメールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』のバックナンバーから厳選した100本の掲載文を転載してきました(字句や一文など小幅な修正をしている場合があります)。 ※昨年度の最後にお伝えしたように、今年度からはメールマガジン(メルマガ)にかぎらず過去に書いた文章を毎月1本、時系列に転載することによって私の自称 “体験的不登校・ひきこもり論” の進展をたどりながら理解と対応の参考にしていただけるよう進めてい

「テストで良い点数をとる」現代教育の違和感

「テストで良い点数をとる」現代教育の違和感 テストで良い点数をとることが、小学校から大学まで一貫して求められる。子供たちは良い点数を取ることが使命となる。良い点数をとれば、優秀、努力家、真面目とみなされる。良い成績がもらえ、友達から尊敬される。先生から褒められ、親からも褒められる。良い学校に進学できる。単位がもらえる。就職で有利になる。 我々は、子供の勉強の度合いをテストによって評価する。当然ながら子供は、テストで良い点数を取ることが真っ先の課題となる。 そして実際に、テ

メタバース×教育 これからの教育を考える

こんにちは! 今日は株式会社LacicuさんのYoutube live 『タブレット/映像授業の終焉!?~メタバースによる新しい教育の幕開け~』 を見て思ったことを書いていこうと思いおます。 「まずは動画が見たいよ」という方はこちらから メタバースについてざっくりとそもそもメタバースって? って思う方もいると思います。 おそらくメタバースって言葉自体、まだまだ定義が定まっていないのではないでしょうか? ここでは、「VR(バーチャルリアリティ)で作られる仮想現実空間」的なイ

おうち教育の第一優先は、教育ではない

おうち教育サポーター→優しい成長サポーター 一か月前までおうち教育サポーターという名前で活動していた、にとうと申します。 私は、小学生のお子さんをもつ親御さんに私の知識や経験が役立てたらという思いからこのnoteを始めました。今月末で一年になります。いつもありがとうございます。 始めた当初は現役の小学校教員でしたが、今は、校内の居場所づくり事業の支援員として活動しています。そのため、日々「不登校」「居場所」をキーワードとして勉強を重ねています。 そこで、どんな本でもき

私たちはただ、淡々と教育をする。

こんばんは。特別支援学級教員13年目のMr.チキンです。一週間が終わりました。暑い日が続いていますね。 今日は、社会で悲しいことや、困難なことがあったとき、私たち教員にできることについて話したいと思います。 学校教育は民主主義のためにある 世界や社会におけるさまざまな悲しいニュースを見て、気持ちが滅入りそうになることがあります。そこにあるのは、無力感です。 教員は絶大な権力があるわけでも、直接命を救うことのできる特殊な能力があるわけでもありません。私たち教員は、ただ教員な

教育実習生をうける人へ

これから教育実習を受ける人にぜひ現場を知ってほしいです。 また教員採用試験をこれから受ける人にも。 教育実習は、現場の働き方のリアルを実際に見ることができ、真実はなんなのかを自分の目で確認できる機会なのです。 生徒のことばかり考えるのではなく、先生の働き方など自分のこれからの生き方に本当にあっているかも、よく自分の目で見てください。 「こんなはずじゃない…」などせっかく努力して教員になっても現実と理想のギャップが大きくやめていった同期は何人も見てきました。 たった1

勤務校の学活が多すぎる件

皆さんの中学校では学活はどの程度あるでしょうか? 多くは週1回程度ではないでしょうか? 学級活動はそもそも学習指導要領には特別活動として位置付けられています。 従って週1回の授業を行うことが必要であるということです。 勤務校では行事や取り組みなどのキャンペーン活動などがあるとその話し合いのために学活が使われます。 しかし、全てを行おうとすると週1回の学活では足りません。 ”中間振り返り” ”〇〇に向けて” ”〇〇を終えて” ”キャンペーンの振り返り”など。 その

10月1日の裁判を受け

 10月1日に教員残業代に関する訴訟の判決がでた。  正直今回の判決である「県に約242万円の未払い賃金の支払いを求めた訴訟の請求を棄却した」という事実には納得ができなかった。  「労働とは何か」を真剣に考えさせられたものになったと思う。  一般に労働者には労働基準法が適応される。  しかし、教員には労働の特殊性という観点から有耶無耶になっている部分が多い。  本来は休憩時間があってあたり前なのに、教員には実質ない。  45分の休憩時間を給食指導の時間に当てている

【教師のバトン】テニスコートにローラーをかけたら,絆が深まった「学校の先生のポジティブ日記」

こんばんは!山谷(やまや)@中学校教諭です。学校の先生である私の1行日記を書いていきたいと思います。 1行日記「テニスコートにローラーをかけたら,絆が深まった」 重要だった要素 1.テニスコートのローラーってめっちゃ重労働で時間もかかる。けれど,練習時間が削られた分,後半の練習の質が上がった。                           2.生徒は基本的にやりたがらない。けれど,終了後は愛着が湧いたのか,練習終了後のブラシはめっちゃ丁寧だった。 3.生徒と一緒に

理不尽な学校

教員として理不尽だと思うところ ・時間外勤務が当たり前 時間外勤務は残業ではありません。  あくまで自主的に残り、自主的に勤務しているとみなされているのです。  それが生徒指導であろうが、保護者対応であろうが。  10月1日にその判決が下る。  今の”当たり前”からの脱却を期待している。 ・保護者に必要以上に責められる 「指導が行き届いていない」と簡単に言う。  そりゃ40人も相手にしていたら単純に1/40の指導。  クレームをつけてくる人は完璧を求めるが、そ

生徒指導について

最近の生徒指導案件は、学校での出来事でないことが増えてきたと自分の体験から感じている。 いわゆる教育難関校に勤務しているが、数年前までは学校の中で蹴ったり叩いたり暴言を吐いたりなどのことが多々あり、その度に生徒指導を行なってきた。 もちろん予防的な生徒指導も欠かさずにしていたが、家庭環境など子供自身が不安定なことが多く、どうしても絶えなかった。 しかし、最近になって規則をきちんと伝えたり、なぜそのルールが学校にあるのかを丁寧に確認していったところ、大きくその数は減少した

今の教育は逆に格差を生んでいる

「やりたくなければやらなくてもいい」 「そんなに無理をさせないでほしい」  こんな声がたまに聞こえる。  たしかに、それはやりすぎと思うことや無茶なことと思うこともあるかもしれない。  ただ、子供だけで何かに対して簡単に興味を持ってやり切って何かを得るってことは難しいと思う。  もしそのきっかけに学校の教育の中の何かがになってるのであれば、その何かを切り捨てるリスクは公教育としてはあるのではないかと思う。  様々な家庭環境の中、学校でできなくても家庭でできるならば