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生徒指導について

最近の生徒指導案件は、学校での出来事でないことが増えてきたと自分の体験から感じている。

いわゆる教育難関校に勤務しているが、数年前までは学校の中で蹴ったり叩いたり暴言を吐いたりなどのことが多々あり、その度に生徒指導を行なってきた。

もちろん予防的な生徒指導も欠かさずにしていたが、家庭環境など子供自身が不安定なことが多く、どうしても絶えなかった。

しかし、最近になって規則をきちんと伝えたり、なぜそのルールが学校にあるのかを丁寧に確認していったところ、大きくその数は減少した。

もちろん学年が変わるので一概に比較はできないが…

その代わりに増えてきたのが登下校時の問題行動である。


通学路の途中でふざけ合い、結果怪我をさせた。

民家に物を投げ込んでしまった。

地域の人に暴言を吐いた。

寄り道してコンビニで騒いで警察がきた。

など学校の目が離れた瞬間生徒が解放されたように問題行動を起こす。


学校がルールに関して厳しすぎたからなのか(規範意識を高くしただけ)。

地域の教育レベルが低いからなのか。

家庭での教育不足からなのか。

とにかくこういった問題行動をおこすと学校の責任にされる。

学校とは関係ないところでも所属しているというだけで、先生は責任をとらさえれる。

さすがにおかしくないか。

保護者は指導したのか。地域は指導したのか。そこを確認しても大体は「していない」という。

それでは無理だ。

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