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理不尽な学校

教員として理不尽だと思うところ

・時間外勤務が当たり前

 時間外勤務は残業ではありません。

 あくまで自主的に残り、自主的に勤務しているとみなされているのです。

 それが生徒指導であろうが、保護者対応であろうが。

 10月1日にその判決が下る。

 今の”当たり前”からの脱却を期待している。


・保護者に必要以上に責められる

 「指導が行き届いていない」と簡単に言う。

 そりゃ40人も相手にしていたら単純に1/40の指導。

 クレームをつけてくる人は完璧を求めるが、そもそも教員だって人。

 その辺を弁えることができない人がクレーマー。


・授業準備の時間が勤務時間に考慮されていない

 授業の準備は生徒が帰ってから。

 生徒が帰るのは16:30(部活なし)、または17:30(部活あり)。

 教員の勤務時間は16:50まで。

 部活があろうがなかろうが、そこに会議や生徒指導などが入ってくるから勤務時間内に授業の準備はできない。

 工場で例えるなら、勤務時間はライン作業を休みなしで行い、時間外に点検を行う。(もちろん無賃で)


・休憩時間はもちろん給食指導

 本来は休憩時間とは業務に従事しない時間と定められている。

 学校ではその休憩時間とされているのは給食の時間。

 しかし、食育の観点から指導しているし、生徒をほったらかしにはできない。

 したがって?自主的?に働いている。

 これは休憩時間ではない。


・校務分掌に偏りがありすぎる

 できる人に大半の業務が押し付けられている。

 例えば職員50人規模の学校であれば、実働は多く見積もって20人。

 残りの30人は流れに身を任せるか、他人任せで知らないふり。

 頑張っている人を1つも評価できないシステム。

 これでは教育の衰退は待ったなしだ。


・働き方改革は言葉の一人歩き

 教員の働き方改革の例を紹介しよう。

「19時になるのでみなさんPCをしまい帰宅してください」

「今日は18時に全員帰宅しなさい。施錠します」

 以上だ。

 根性論の話をしたいのではない。

 具体的に何をどうしたら良いのかを議論する余地も教育現場には与えられていない。



馬鹿正直がうじゃうじゃいる教員。

どれだけ奴隷と化していますかね。

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