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メタバース×教育 これからの教育を考える

こんにちは!
今日は株式会社LacicuさんのYoutube live
『タブレット/映像授業の終焉!?~メタバースによる新しい教育の幕開け~』
を見て思ったことを書いていこうと思いおます。
「まずは動画が見たいよ」という方はこちらから

メタバースについてざっくりと


そもそもメタバースって?
って思う方もいると思います。
おそらくメタバースって言葉自体、まだまだ定義が定まっていないのではないでしょうか?

ここでは、「VR(バーチャルリアリティ)で作られる仮想現実空間」的なイメージを持ってもらえるとわかりやすいかもです。

最近、流行ってるVRゲームみたいな世界ですね。ゴーグルして首振ったら360度世界を見渡せるゲームの世界です。

しかし技術はさらに進歩を繰り返し、
その世界の中で自由に動き回れるし、自分のしたい行動を取れます。
行きたい場所に行き、見たいものを見て、味覚も嗅覚も実際に感じることができるかもしれません。

そこはあなただけの世界でもあり、他の人たちと共有することもできます。
好きな外見の自分になって、世界中の人と交流することができます。
全てがコピーできるデジタルな世界でありながら、
たったひとつのオリジナルを作ることもできます。

この辺のメタバースの世界観についてはぜひ、動画を見てみてください。
僕の説明では伝わりづらいところを丁寧に説明してくれています。

さて、そんな世界がすぐ近くまで来ている現代に置いて
僕達は子どもたちに何を教育することができるでしょうか?

何度でもリアルな体験学習


まず初めに思いつくのは、やはり体験学習ではないでしょうか?
VRの世界に入れば、どんな体験でも繰り返し行うことができます。

例えば、このコロナ禍でHISなどの旅行会社がこぞって始めた、オンラインツアー体験旅行(これ結構楽しいからぜひやってみてください。笑)

これの上位互換で、考えてみると様々な体験をすることができます。

クフ王のピラミッドは
資料集で写真をみたり、
Google Earthで上から映像を見るだけでなく、
自分で歩き回って中を探検してそこにある棺に触れることができるかもしれないんです!!

また
実際に裁判所に行き、模擬裁判を経験することも、
難しいバイパス手術を慣れるまで何度も練習することも、
自分で家を建てる経験だって安全にすることができます。

ありとあらゆる体験を仮想現実空間で行うことができるわけです。

現在、体験型学習の重要性が語られるようになってきました。
以前に書いた構成主義的な考え方によると、
やはり体験から学べることは多く、そして記憶に残りやすいものです。

これから先、今よりもさらに手軽に、
体験学習をすることができるようになるとしたら、
教育のスタイルは大きく変わるはずです。

メタバースで起きるビジネスとそのための教育


さて、先ほど書いたのは
メタバースという特性を使ってどのような学習を提供することができるかです。
ここで書くのはメタバースが普及し、仮想現実空間で人々が生きるようになった時に教育は次世代のために何ができるかを書いていきます。

ちょっとイメージが付きづらいかもしれませんが、
将来、私たちの社会活動は仮想現実空間と実社会の両方で行われるようになると考えています。

まさにサマーウォーズの世界ですね。(大好きな映画です😍)
可能現実空間で買い物を楽しみ、自分を着飾り、
ライブやジェットコースターなどを恋人と手を繋ぎながら楽しむ。

週末はパリに家族で遊びに行き
夏休みはチリのマチュピチュに自由研究のために出かける。

スターウォーズのデススターみたいなステージでシューティングゲーム体験をして、
タイタニック号のデッキの先端で沈みゆく夕日を楽しみ、
2003年のロジャー・フェデラーとテニス対決をする。(もちろんハンデあり)

これらの生活はもうすぐそこまで来ています。
ほぼ確実に来ると言っていいと思います。

そして、その世界を楽しむ人がいれば、
同じようにその世界を作る人がいて、そこにビジネスが生まれます。

新しい体験エンタメを作る人、
その世界でのアバターを作る人、
装飾品を作る人、
ゲームの道具を作る人、
街並みを作る人、
その世界での活動をサポートする人、
メンテナンスする人、

こういった職業が同じように生まれてきます。
この業界で生きていくためには、どのような教育が必要でしょうか?

プログラミングだけでなく、
デザイン(ファッション、空間、建築など)、
対人コミュニケーションスキル、
クリエイティビティ
など
正直言って、僕にも想像がつきません。

逆にいらなくなるものはなんでしょう?
仮想現実空間では細かい重力計算や物理原則は不要かもしれません。
一部の数学や物理、化学はいらない?
言語はどうでしょう?
フルオートトランスレーションされるかもしれません。
国語力は難しい文を読み解ける力より、自分だけの表現ができる方が役に立つかもしれません。

このようなゲームチェンジが起こる未来がすぐそこまで来ているのかもしれません。

もちろん、これは仮想現実での産業にフォーカスした場合のスキルです。
実社会で就職する際は既存のスキルが必要になります。

更に多様化する社会で、自分の人生を決定する力


最後に書くのは、
このようなゲームチェンジが起きた時に(起きないとしても)
どうしても必要になってくる教育です。

明治、大正、昭和、平成もギリギリ、
日本人の生き方にはそれほど多様性がなく、同じような教育をしていれば生きていけるだけの知識を得ることができました。
閉鎖的なイデオロギーの中でうまく振る舞うための態度や慣習を身につけることもできました。

しかしこれから先、更に多様化、グローバル化していく時代において、全員が同じ教育を受けていては、必ず世界に遅れを取ります。
より個性を活かし、自分の進みたい進路に合わせた教育をしていく必要があります。

それは、「主体性」を育む教育だと僕は思っています。
自分で何かを決定する経験が少ないために、他国と比べて多くの人が自分の人生を主体的に生きれていないと考えています。
これは、日本財団の18歳意識調査からも明らかです。

自分の人生を自信を持って選びとり、
主体的に行動する人を育てる教育は、
これから先、メタバースが日常に訪れた世界においても必要不可欠だと考えます。

まとめ


以上!今回はメタバースが普及した未来において、必要とされる教育について考えてみました。
いかがでしたでしょうか?

いやいや、ぶっ飛びすぎ、
全然考えが浅いぞ〜
といったコメントも大歓迎です!💦

みなさんのご意見を聞かせていただけると嬉しいです!

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