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映像メディアの私的解釈

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イメージ・コンテンツを制作する事は、視覚を通過して、人の心に問いかけることが一番のポイントだ。 人の心に問いかける事は、感性の同一性を得るということで、国境、時間という領域を超え… もっと読む
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2023年12月の記事一覧

(今日のART)エリザベス・ズボナー :Knock on Wood Whistle

(今日のART)エリザベス・ズボナー :Knock on Wood Whistle

Knock on Wood Whistle
エリザベス・ズボナー は、現代文化のイメージやオブジェクトの無限の排泄物や、また、それらが検証する歴史、それらが維持しようとする権力システム、そして、それらが、もとの文脈から切り出された時、それらの意味を再構成する。過去 20 年間は、エリザベス・ズボナーは、直感的に、コラージュとアッサンブラージュを扱ってきた。
そこには、事前に決められた終点がなくても

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Barbara Walker:記録と消去

Barbara Walker:記録と消去

Barbara Walker:記録と消去、それは、Burden of Proof!
バーバラ・ウォーカー(Barbara Walker)

バーバラ・ウォーカー(Barbara Walker,1964- /MBE RA、UKバーミンガムに在住し活動するアーティスト)
バーバラ・ウォーカーは、TATE、そして、Towner Eastbourne(タウナー・イーストボーン)アート ギャラリーが主催する

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Rory Pilgrim:認知行動と思考

Rory Pilgrim:認知行動と思考

Rory Pilgrim:認知行動と思考
ローリー・ピルグリム(Rory Pilgrim)

ローリー・ピルグリム(Rory Pilgrim,1988- /インスタレーション、具象絵画、映像、パフォーマンス…/UK-ロンドン在住)

ローリー・ピルグリムの実践の中心は

ローリー・ピルグリムの実践の中心は、文化的、社会的、そして世界的な責任の問題を問うことだろう・・・
ローリー・ピルグリムは、個人

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Ghislaine Leung:作品プロセスと視点

Ghislaine Leung:作品プロセスと視点

Ghislaine Leung
Ghislaine Leungの作品は

ジスレーヌ・レオン(Ghislaine Leung,1980- / インスタレーション・造形作家、Stockholm, Sweden-ロンドン在住)。
Ghislaine Leungの作品は芸術の制作と (再現) 表現の社会政治的、及び、空間的状況を批判的に考察する。
芸術が制作、提示、流通する方法を、客観的視点で批判的に考

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ジェシー・ダーリングを探る(2023年ターナー賞作家)

ジェシー・ダーリングを探る(2023年ターナー賞作家)

ジェシー・ダーリングを探る
ジェシー・ダーリング

ジェシー・ダーリング(Jesse Darling,1981- /インスタレーション・パフォーマンス・造形・映画/uk oxford)

彼は、人体の脆さを表現したインスタレーション等が多い。そこには、ジェンダー、アイデンティティ、身体性の交差する概念に取り組んでいる。
ジェンダー(gender:生物学的な性とは異なる多義的な概念)や障がい(dis

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ターナー賞2023年はジェシー・ダーリングが受賞

ターナー賞2023年はジェシー・ダーリングが受賞

ジェシー・ダーリングが2023年ターナー賞を受賞
ジェシー・ダーリングが2023年ターナー賞を受賞

オックスフォード生まれのアーティストであるジェシー・ダーリング(Jesse Darling,1981- /インスタレーション、造形作家,uk Oxford)は、「人生の厄介な現実」と不安を与える「労働、階級、英国らしさ、権力の概念」を伝える、ありふれた物で作られた彫刻で2万5000ポンドの賞を受賞

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