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芸術文化創造活動の担い手のためのキャパシティビルディング講座2023 活動報告書・課題解決/価値創造戦略レポート集とダイジェスト動画を公開しました!
noteレポートの連載と【対話型ゼミ】受講生12人が取り組んだそれぞれの課題解決/価値創造戦略レポートを編纂した報告書が完成しました!ファシリテーター/アドバイザーの小川智紀さん、若林朋子さんによる寄稿と、受講生による受講後メッセージも新たに盛り込んだ充実の一冊になりました。 2023年度 活動報告書・課題解決/価値創造戦略レポート集 (修了生一覧はこちらのページからもご覧いただけます) また、2023年度の講座の様子と受講生への受講後インタビューをまとめたダイジェスト動
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芸術文化創造活動の担い手のためのキャパシティビルディング講座2023|レポートVol. 08:12人の創造性溢れる所信表明 課題解決/価値創造戦略レポートの最終発表会
【対話型ゼミ】として実施した「課題解決/価値創造戦略レポートの最終発表会」(2024年2月8日開催)は2023年度の芸術文化創造活動の担い手のためのキャパシティビルディング講座の最終回です。 この日のために、受講生12人それぞれが考える事業/活動の課題解決や価値創造のための活動計画をまとめたレポートを提出しました。会場には過去のキャパシティビルディング講座の修了生やアーツカウンシル東京の職員の姿もあり、聴講者として受講生を見守ります。 聴衆の前で、受講生がレポートをもと
芸術文化創造活動の担い手のためのキャパシティビルディング講座2023|レポートVol. 07:まるで図鑑のような人 青柳正規さんによる第6回講座「芸術文化と社会 〜社会における芸術文化の価値や位置付けを俯瞰する〜」
2023年度の「芸術文化創造活動の担い手のためのキャパシティビルディング講座」の最後の講座部分となる第6回講座【オンライン公開講座】(2024年1月10日開催)の講師はアーツカウンシル東京 機構長の青柳正規(あおやぎ・まさのり)さん。人は、どのように新しい創造を生み出してきたのでしょうか? 主に西洋を中心とした美術史をたどりながら、芸術文化の社会的役割を考える壮観な講座となりました。 人間の創造性はどのように更新されてきたか? ファシリテーター/アドバイザーの小川智紀(お
芸術文化創造活動の担い手のためのキャパシティビルディング講座2023|レポートVol. 06:芸術文化は人権に通ずる 中村美帆さんによる第5回講座「『文化』『芸術』とは? 〜『文化的な権利』を端緒に芸術文化と社会の相関を捉え直す技を磨く〜」
【対話型ゼミ】として実施した第5回講座(2023年12月13日開催)の講師は、公共文化政策研究者の中村美帆(なかむら・みほ)さん。「文化権」という新しい人権概念に立脚し、社会における芸術文化の必要性や、行政が担う文化政策の考え方を説いてくれました。 講座の冒頭で、アメリカの作家スティーブン・キングの言葉が引用されました。 「芸術家は役立たずだと思うなら、コロナ禍の隔離生活を、音楽も、本も、詩も、映画も、絵画もない状態で過ごしてみるといい」 新型コロナウイルス感染症が流行
芸術文化創造活動の担い手のためのキャパシティビルディング講座2023|レポートVol. 05:中間ディスカッション「〜思考の整理・課題の抽出・設定〜」
「中間ディスカッション」と題して実施した今回の【対話型ゼミ】(2023年11月29日開催)は、ファシリテーター/アドバイザーの小川智紀(おがわ・とものり)さんと共に、これまでの講座を振り返りながら、受講生それぞれが感じている課題や問題意識を話し合う場となりました。 講座開始と共に、「この話をしておかないと」と小川さんが切り出しました。 話題は、出演者の麻薬取締法違反を理由に、映画『宮本から君へ』に対する、文化庁所管の独立行政法人日本芸術文化振興会の助成金が不交付になったこ
芸術文化創造活動の担い手のためのキャパシティビルディング講座2023|レポートVol. 04:「やめない」を続ける。小川希さんによる第4回講座「実践者との対話〜共同体から生まれる芸術と表現。その実験/実践から学ぶ〜」
【オンライン公開講座】として実施した第4回講座(2023年11月15日開催)の講師は、表現と社会をつなぐ芸術複合施設Art Center Ongoing代表の小川希(おがわ・のぞむ)さん。“アートセンター”をオープンするまでの道のり、そしてそれを「やめない」ために現在何を考えているかをシェアしてくれました。 前半:表現と社会をつなげたい。ならば、自分自身で変えてしまえ 1976年生まれで、1990年代末を武蔵野美術大学の学生として過ごしていた小川さん。当時から、閉じられた
芸術文化創造活動の担い手のためのキャパシティビルディング講座2023|レポート Vol.03:協働型プログラム評価の実践 源由理子さんによる第3回講座「評価ワークショップ〜ロジックモデルを活用し改善・変革していく術を磨く〜」
2023年10月30日に実施した第3回は協働型プログラム評価の実践。第2回講座の理解を深めるため、講師の源 由理子(みなもと・ゆりこ)さんのファシリテーションのもと、ひとつの事業をその関係者とともにロジックモデルを活用して評価するワークショップを【対話型ゼミ】受講生12人と行いました。 前回のおさらいとルールの共有 まず、第2回【オンライン公開講座】のおさらいです。ある事業/活動を評価するときに、なにを目指せばよいか、それをどのような視点で価値判断するのが妥当なのか関係者
芸術文化創造活動の担い手のためのキャパシティビルディング講座2023|レポートVol. 02:自分たちの価値は自分たちで決める!源由理子さんによる第2回講座「活動の意義を伝える評価軸を磨く〜ロジックモデルを活用した評価の考え方、その方法論を学ぶ〜」
10月12日に行われた第2回は「評価」がテーマ。芸術文化創造活動の担い手たちは、自身の事業/活動の意義を伝えるため、どのような評価軸をもつべきなのでしょうか。また、効果的な事業/活動の実施やその改善にどう活用できるのでしょうか。今回は「ロジックモデル」を用いて、価値を引き出し活用する思考法を学びます。 今回はキャパシティビルディング講座開講以来、初めての【オンライン公開講座】。【対話型ゼミ】の受講生だけでなく、一般の参加者もZoomでの講座に参加しました。 さっそく、ファ