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7つの習慣から自分自身の在り方を考える -2-

本格的に出版されて数年経ちますが、久しぶりに読んでみることにしました。その名も「7つの習慣」です。数年前に自分が勤務する会社の全社員に配布され、その手の研修にも参加しました。

今回は本書の感想文を数回分割で書くことにします。

前回は序章の「パラダイムと原則」から書きました。主に自分自身に潜んでいるパラダイム(見方)を理解することの意味を話しました。

ところで、人生という大舞台で成功するために必要な考え方として「私的成功」「公的成功」の2つがあります。本書では私的成功を収めた後に公的成功を作ることが、基本的な道筋であると説いています。

今回は私的成功の領域から、具体的な話を深掘りしていくことにします。


主体性と決定論

主体性と言うと、自ら率先して行動することを想像しがちですが、自分の人生の責任を引き受けることも「主体性」に該当します。自分に降りかかる事象は、常に自分の決定と選択の結果ということです。

自分の決定と選択の精度を上げるための手段として、本書では3種類の決定論に注意することが指摘されています。それは、遺伝子的決定論・心理的決定論・環境的決定論の3種類です。

■遺伝子的決定論:事象をDNAの性質と紐づける。
心理的決定論:事象を過去の経験と紐付ける。
環境的決定論:事象を周囲の環境と紐付ける。

上記の3種類の決定論は判断材料のひとつですが、主体性を発揮するならば、そこに依存しきるのではなく、自身の論理を駆使して答えを出すことです。

過去に会社の研修で、自分に対してリーダーシップを取ることを聞きました。現在の仕事では個人で主体的に進める場面が多いため、この考え方は相当に活かされている印象があります。

マネジメントとリーダーシップ

自分こそが人生の主人公であるという自覚を前提としまして、効果的な行動に移るために必要なこと。これがマネジメントのリーダーシップだと思います。

ここで鍵となるのは「原則中心の生き方」です。人間は様々なことを自身の中心に据えながら生きています。プライベートを犠牲にしてまで仕事に明け暮れる「仕事中心」の人、所有物(ブランド)ばかり気に留める「所有物中心」の人など。

原則中心とは、主体性を発揮しながら常に自分のなすべきことにフォーカスを当てること。外部因子に振り回されず、自らの行動に責任を持つことです。

例えば、マネジメントはボトムライン(最終結果)にフォーカスを当てるのに対して、リーダーシップはトップライン(目標)にフォーカスを当てます。主体性と言うのは、この両者を組み合わせたときに成立します。

私自身はまだ会社でリーダーという立ち位置を経験していませんが、この自分自身に対するマネジメントとリーダーシップは、今後で取り込んでいきたい課題だと考えています。 

自己管理のスキルのスタンダード

自身の時間管理に関するマトリックスを組みます。このテクニックは7つの習慣に限らず、色々と有名どころだと思います。

特に注目するべきは、重要度が高くて緊急度が低いところ。重要度と緊急度の高低でマトリックスを書いたときの「第二領域」と呼ばれる場所です。この第二領域をどれだけ大切に扱えるかが、自分自身の私的成功につながります。

仕事ひとつを取り出しても、各々でどの領域に該当するかは様々です。往々にして人間は第一領域に物事を集中させがちですが、それらをどれだけ分散して、本当に大切にしたい第二領域に着手できるかが鍵になります。

人生全体で考えると、仕事は衣食住を確保するために必須の存在なので、問答無用で第一領域です。一方で、趣味であるブログはプライベートの事柄なので、自己実現を想定する意味で第二領域に当てはまります。

最近になりプライベートも落ち着いてきたので、第二領域のブログの時間をきちんと確保できるように、今後で行動していきたいです。

おわりに

今回は7つの習慣の中から「私的成功」について書きました。この私的成功は通称ですが「自立のステージ」と呼ばれています。私自身の振り返りとしては、私的成功をクリアにすることが課題です。

私は人生において何をなすのか。過去には精神的に疲れ果てて何も無い状態も経験しましたが、ようやくブログという好きなことを見つけました。

自分の私的成功に向けて、着実に階段を登り続けたいところです。

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最後まで読んで頂き、ありがとうございます。この記事があなたの人生の新たな気づきになれたら幸いです。今後とも宜しくお願いいたします♪♪
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