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最低限の生活で絵描きを生きる。「そんなんじゃ生きていけない」と言われて思うこと。
こんにちは、散歩する絵描きの一瀬大智です。
絵を描いていると言ったり、活動していると
「そんなんじゃ生きていけない」とか
「絵描きは食えないよね」
とか知りもしない方から色々なことを言われます。
大学のときはそういうことを聞いて、
「あ、そんなにしんどいならやめておこうかな」
とか思っていました。
中学時代に不登校児ということもあり引きこもり体質で
大学卒業後するするっとニートに近い状態にな
暗い絵と言われてから、誰かの心地よさと自分の心地よさが交わる場所を探している。
ここ1年はひらけた風景を主に作品を描いている。
「ずっとこういう絵なんですか?」と聞かれることがあるけど、そういうわけでもない。
絵を描きはじめてからしばらくは、夜に浮かぶ電灯だったりコンクリートだったり虫の亡骸だったりをモチーフに書いていた。
そういう、目にして胸が少しキュッとするようなものを選んでいた。
そんな絵だから見た人に「暗い絵」だという人が多かった。
色自体のこともあるだろうし、
絵描きの僕が、いつから描きはじめて、いつ続けていこうと思ったか。大切を失って。
何をしている人なんですか?
ときかれて
絵を描いています。
というといつから描いているのか?
と多くきかれる。
軽くは答えるけど
いつから描きはじめて、いつ続けていこうと思ったか。
まではなかなか話すことがないので、書いておこうと思う。
これから絵の向き合いかたに悩む人や
一瀬の絵に興味がある人に読んでもらえれば。
幼少期、特別絵が得意な子供ではなかった。
どちらかというと指編みのマフラ