出会い17~沈黙
一睡も出来ずに夜が明けた。
私にとってもこの数日は辛い日々だった。
村長にも、顔向けが出来ず、まだお悔やみの言葉すら伝えていなかった。
話の中流れで、自分の親ではないと知り。更に、権蔵さえも息子ではなかった。どんな想いで生きてきたのか。
推し量るに余りある人生である。自分から尋ねる事はないだろうが、父だと思ってきた人の事をこれから、何者と思えば良いのだろう
そして、白兎は何を伝えてくるのだろうか?
答えは森が知っている。朝もやの中、1人社に向かった
なにかひとつでも、答えを見つけられることを祈りながら
ここまで
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