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やっぱり、研究がしたい!-アラサー社会人、大学院進学を志す。#1

社会人になって丸三年。
一浪ののち、5年かけて大学を卒業したので、もう30歳手前。

なんといっても働くということに興味が持てない。同期が仕事楽しい!と言ってる気持ちがよく分からないし、日々山積する業務タスクを放置してもなんてことはないんじゃないかなと感じる。
自分で稼いだお金で、旅行や買い物をすることは確かに楽しいし、なによりお金はこの資本主義社会において(大げさですか?)自分にある程度の自由をもたらすけど、労働と消費を繰り返すだけというのもなんか空虚な気がしてならない。

そんな毎日を送る中で、ふと思いだしたのが大学院進学をするという夢。大学生のときは、金銭的な問題に加え、院進をしてまで研究をする素質が自分にはあるのかという疑念から、その夢を諦め就活することにした。慌てて説明会に通い、なんとなく面接を突破して知らぬ間に働き始めた。
だけど、社会人として毎日何らかのタスクに追われて流れるように生きていく中で、いったんその流れを見渡せるような位置に自分を留め、俯瞰的に何らかの事象を捉えてみたいと感じ始めた。やっぱり研究がしたい。

どんな研究がしたいの?

今のところ、社会学的手法を用いて、ある国の政教分離原則の動向が社会に与える影響について研究を深めたいと考えている。あまり細かく書くと誰だか分かっちゃいそうなので、ふわっとさせた書き方ですみません(フリーな身分であればよかったのですが、会社で働いているのでね…まだテーマを詰め切れていないので、曖昧になっているというのもあるけど…)。

政教分離というと、政治学や法学が得意とするテーマなのではと感じる方も多いと思う。ただ、法制の運用やパワーバランスの動向を追うことがメインの両学問だと、実際の人々の活動にどのような影響が及んでいるかを見ることが難しいのかなと感じている。そのため、社会学系学科の進学を検討しているところである。

ちなみに、卒業論文は人文科学よりのテーマで書いたので、このような発想に至ったのは、自分でも驚きがある。働き始めてよく人間を観察するようになり、人々がどのように関わって生きてるのかなあと思いはじめたことが大きいのかもしれない。そう考えると、働くということは冒頭でネガティブなことを書いていた以上に、自分にとってポジティブな面ももたらしているのかもしれない(と思いこまないとやってられない)。

「え、MBAとかでもないフツーの文系大学院進学って意味あるの?」という大変心が痛むご意見に対する私なりの見解は、別の機会に意見を述べようと思う。

いつ進学するつもり?

早くて1年後、遅くて2年後かなと考えている。
だいぶのんびりした計画だなあと思われるかもしれないが、働きながら自分の研究計画を練り上げ、先人たちの理論を学び、教授陣にアポをとり、出願やら試験勉強などをやることはたくさんあることを考えると、それくらいの時間をとらないと間に合わない気がしている。特段急ぐ必要もないわけであるし、とりあえずは大学院受験に向けて勉強をコツコツ始めてみようかなと思っている。とはいえ、リミットは設けないとだらだらしてしまうので、勉強を進める中で細かいスケジュールは設定していく予定。

というわけでこれからは…

ここまでお読みいただいた皆さんありがとうございます。

このNoteでは、日々の勉強や大学院進学に向けた準備の様子をメインに投稿していく予定です。
ここに書き続けることで自分の進み具合を可視化し、勉強のモチベーションを保っていければなと思っています。
自分の思いをゆるりと書き記すものになるので、ほかのクリエイターの皆さんのように役立つ情報は提供できませんが、アラサー社会人の葛藤をご覧いただければと思います。

それでは、また別の記事で!

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