夜住アンナ

ホラーイベントの企画.体験設計.プロデュースをしています。クリエイターでもあり死体アー…

夜住アンナ

ホラーイベントの企画.体験設計.プロデュースをしています。クリエイターでもあり死体アートを撮ってます。好きを仕事にするということ。生と死を体現して生きてます。

最近の記事

「NEWSな2人」収録中のお話(後編)

2020年8月21日にTBS「NEWSな2人」にホラープロデューサー夜住アンナとして、ゲスト出演させて頂きました🙏 前編の記事にたくさんの反応を頂き驚いております❣引き続き、後半ではイキサキ探しと死体アートの様子を書いていきます。 オンライン公演イキサキ探し 現在たくさんの人に遊んでもらっている、オンライン進行型コーリングホラー「イキサキ探し」は、自粛を受けて作った作品です。イキサキ探しは3ヶ月半で200公演開催し今もロングラン公演を続けています。 オンライン進行型コ

    • 「NEWSな2人」収録中のお話(前編)

      ㊙️「NEWSな2人」番組制作裏公開 2020年8月21日にTBS「NEWSな2人」にホラープロデューサー夜住アンナとして、ゲスト出演させて頂きました。スタッフさん初め終始穏やかな雰囲気で撮影をさせて頂き🙏本当に素敵に取り上げてもらい感謝 TVを観てくださった方も観てない方も、ホラープロデューサーの現場制作の裏側とあわせて、番組をつくるスタッフさんと初めてご一緒させて頂いた加藤さんと小山さんの印象を文章ではありますが書きたいと思います。(写真は使用できないのでご承知くださ

      • 防空壕の奥に見たもの

        原爆資料館から子供が受け取ったもの 原爆投下から75年という、見出しをみて思い出した事がある、私は原爆資料館が好きだ。 小学生の頃、授業の一環で連れていかれたことがある人も多いと思う。私は福岡に住んでいたので小学生のとき長崎県、中学生では沖縄県に修学旅行で訪れた。長崎原爆資料館を見学したが小学生では、まだ展示品や文章の本当の意味を理解できていなかったと思う。 ただそこに貼ってある、原爆の影響で溶けた、性別さえわからない人が救護の人達に支えられている白黒の写真を見たとき、

        • イキサキ探し

          生き先探しの正体"イキサキ探し"は伝承童謡(でんしょうどうよう)の1つ 古くから日本の風習や生活風景が受け継がれたもので、子供が大人の宗教的儀式を真似てつくった遊びとして現在も残っており、昭和初期に一気に広がり代表的なもので「かごめかごめ」「おちゃらかほい」などがある。 こういった童謡には、様々な解釈や諸説あるので真実は定かではない。イキサキ探しは元々は"生き先隠し"という風習から来ている。江戸時代に飢餓や治安が安定しなかった頃、女性や子供が神隠しに多くあったとされている

        「NEWSな2人」収録中のお話(後編)

          通話で繋がるホラーイベント【イキサキ探し】

          SNSと通話を使って楽しめるホラーコンテンツ ・コンテンツ作った経緯 皆さんこんにちは、夜住アンナです。 人に会って楽しい空間を届けることができない今、私は"大切な人と会って話すこと" "感情を分かち合えること"がヒトとしてどれ程大切でまた、人生を豊かにてくれていたか身をもって感じています。 なので今回"友達と繋がる"をテーマに、ホラーだからそこできる特殊な空間の中で、皆さんと一緒に行き先を探せる物語をつくってみました。 ・イキサキ探しの遊び方 リアルタイムでかかっ

          通話で繋がるホラーイベント【イキサキ探し】

          +17

          ゴミ袋になり続けるアーティスト夜住アンナ

          ¥350

          ゴミ袋になり続けるアーティスト夜住アンナ

          ¥350
          +17

          探してきたマイ哲学

          2020年になりました。 ホラーエンタメに関わって5年目になります。 自分の世界観やイベントを創っては、修整し考えては崩し、 何を表現したいのか? 誰に届けたいのか? なぜここにいるのか? 何を成したいのか? 何が足りないのか? 最先端のエンタメを観に行っては何が違うのかずっと考え続けていました。 やっと見えてきた二刀流の私。死と生の哲学に向かい創り感じ、問うアーティストである私。エンターテイナーであり人々を愛し、楽しませることを幸福とする私。 真実や感情を明確にでき

          探してきたマイ哲学

          前世は黒魔術師だった。

          自分の前世を聞いてきました。 占いや宗教やスピリチュアルに元々興味はなかったのですが、自分の心のままに生きていく中で、どうしても引っ掛かることがありました。 「死から何かを感じ惹かれる」「死と美を表現したい」 この言葉の念が強く、失業しても、お金が尽きても、たった1人になっても、何故か呪いのように付きまとう死と美の2文字。この言葉が私を誰よりも支えそして縛ってきた人生。 家系は医学でも冠婚葬祭でもなく、ホラー映画を見せられて育ってもいない。誰かに憧れ好きなった訳じゃな

          前世は黒魔術師だった。

          死は可愛いかもしれない

          死は可愛いかもしれない。 突然にそんなことを言ってみる。 決して死ぬ行為を肯定したり、亡くなった方や遺族の方を冒涜しているわけではありません。 本屋の絵本コーナーで見つけた、リンゴについて永遠に考えるだけの本。リンゴは生きてるかもしれない。リンゴは僕に成りすまして人の形をして生活するかもしれない。群れをつくって暮らしているかもしれない。もはやリンゴではないかもしれない.... というような、常識や先入観を捨て多角的な見方で考える本。大人になるとこの当たり前を疑うことが

          死は可愛いかもしれない

          ワタシが死体にこだわる理由

          💀ワタシが死体にこだわる理由💀 めったにモノを買わない私が生死体写真集【THE DEAD】を買いました。 写真家釣崎さんの作品集で、死体を通した芸術的"美"を突き詰めた作品集です。 3Dで目の前に浮かぶ死体ページもあり 心に重くて綺麗なものをぶつけてくれる💀 罪悪感 恐怖心 神秘 興奮 嫌悪 道徳心 痺れ 勇気 空虚 ただ怖い.感動する.そんな枠じゃない 目の奥が痛くて頭痛がする... 「どうでしたか?」と聞かれても、説明できないこのショック痛と体感に価値ある。

          ワタシが死体にこだわる理由

          壊れたドールに宿る恐怖

          2019年9月に サンリオピューロランドで開催された 「PURO HALLOWEEN PARTY ~KAWAII MASQUERADE~」 ハロウィン期間限定イベントで 【Horror Doll House】 を企画.監修させて頂きました。日本の有名なテーマパークの1つであるサンリオピューロランドさんとキティちゃんのお家でできることは、本当に本当に貴重な経験でした。素敵なご縁に感謝します🙇‍♀️ ホラードールハウスは、【怖い】の軸で見ると 星⭐くらいです。怖いのを好きな

          壊れたドールに宿る恐怖

          ホラーアートの魅力とは?

          今週末6月1日2日に開催した ホラー×パフォーマンス【Doll House】 ご来場くださった皆様ありがとうございました。 このイベントは、 昨年の美しすぎるお化け屋敷THE WITCHから、イベントの毎にお世話になっている櫻井園子さんと一緒に作りました。 大道芸やパフォーマーとの繋がりが多い彼女の手伝っている、パントマイムイベントを私が観に行ったのがきっかけです。 生きたパフォーマーたちが、ドールとして展示されているのを見たときモノが生をもつ違和感や、美しさを求め続ける

          ホラーアートの魅力とは?

          死体写真について語る

          自分が死体や霊など被写体になって写真を撮りはじめて1年半が経ちました📸 好き嫌い分かれる写真ですし、リアルすぎて際どいモノも多々あります。ゴミ袋に入ったり、砂に埋まったり、雪に埋もれたり、吊されたり、木に縛り付けられたり...作り物だと思われることが多いのですが、全て私が身体張って現場でやってます。 皆さんが1番に出てくる疑問 「なぜ、そんな写真を撮るのか??」それについて答えていきます。 私のやりたいことをやろう!という想いから始まった企画でした。血のお風呂に浸かり

          死体写真について語る

          "したい欲求"を素直に

          エンターテイメントを作る環境にいると働き方、生き方の選択肢がどんどん広がり時代が動いているのを生々しく感じます。 実は、私は専門学校では貿易の勉強をしていました✏️ 通関士という国家資格を取り、貿易会社に勤めていたこともあります。 これから、もっともっといい意味で変な職業が 生まれみんなのスキが仕事になっていく。転職や、 ウェディング会社のキャッチフレーズを見ていると 今時だなぁ😋と感じます。 でもまだ、ハードルが高いなぁ...私じゃ... と思って諦めてしまう人の方が

          "したい欲求"を素直に

          贅沢すぎる娯楽 "恐怖"

          ホラープロデューサー それは頭の中の世界を具現化し、 企画から監修まで多くのことをクリアしながら開催までもっていく仕事。 しかし、ホラーの知識ではなくエンタメの性質と本質を突き詰め続けていくことが大切だと考えています。 人がエンタメを楽しむときに必要な体験。それは ドキドキとハラハラ恋愛映画を観てドキドキする アクションで銃を突きつけられてドキドキする スポーツ観戦でゴール前にハラハラする 賭事で負けそうになってハラハラする 人はいつも、ドキドキとハラハラを求めて生き

          贅沢すぎる娯楽 "恐怖"

          ホラープロデューサーって何?

          ホラープロデューサー ・・・何それ?この世にそんな仕事があるの? いつも、そんな顔をされます。 私夜住アンナ(@b_i_o_leon) の仕事は、大変謎多き職業です。 番組プロデューサーでもなく、 ゲームのプロデューサーでもなく、 そう、ホラーなのですから。 「ホラー」はジャンルが広く、映像・漫画・ アート・デジタル・リアルと多岐にわたります。 私は主にイベントがメインですが、 最近はパッケージデザインやホラーコンテンツ出店のお手伝いなどもせて頂いております。 お化け屋

          ホラープロデューサーって何?