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死体写真について語る

自分が死体や霊など被写体になって写真を撮りはじめて1年半が経ちました📸

好き嫌い分かれる写真ですし、リアルすぎて際どいモノも多々あります。ゴミ袋に入ったり、砂に埋まったり、雪に埋もれたり、吊されたり、木に縛り付けられたり...作り物だと思われることが多いのですが、全て私が身体張って現場でやってます。

皆さんが1番に出てくる疑問

「なぜ、そんな写真を撮るのか??」

それについて答えていきます。

私のやりたいことをやろう!という想いから始まった企画でした。血のお風呂に浸かりたい!ゴミ袋に入れられたい!純粋にやってみたかったことを実現してみたら、ドキッΣ(; ゚Д゚)とするくらいリアルな写真になりました。

パット見ると鳥肌が立つんですが、どこか美しく懐かしく恐ろしく見え、何度も見たくなる。そんな感情を「怖い」という言葉だけで語れるはずかない。写真という媒体を使って表現することでホラーが苦手な人からも写真をみて綺麗。とか、見てます。といわれるようになりました。

1枚の写真から読み取れる情報で、この人はいつ、なぜ、どうやってこうなってしまったのか...受け手が自由に考察して楽しむこともできます。

どんな格好で死ぬときもわざとらしくない【美】を意識して作っています✨

そこから始まったリアルとエンタメの境への探求。何処までがエンタメで、何処からがリアルなのか。ギリギリを狙っていたらいつの間にかアートの域にたどり着く。

1年くらい活動してわかったことがあります。それは、人形や加工ではなく、自分の身体で限界まで表現したい。と思っていること。生きたままできるだけ死に近づく体験をすることで、今生きていることを強く実感し活力にしてます。サイコパスでもなければ、自殺願望もありません。

死を積極的に理解したり、死に向き合い形にすることで、生を有意義に使えるバイブルにしている。それだけです😃死を感じるのは、生きるのを感じるのと同じくらい大切なこと。

普通に生きていると、自分が死んだ場面を客観視することはありませんから、自分の死んだ姿を自分で見れることはとても体感価値が高くまた、撮影時のキツさは「人生の使い方」や「生きる」ことについて考えさせられます。私にとっては最高のエンタメです。

痛いと寒いはつきものですが、それでも新しい体験や経験ができるのならやってみたい!し、物凄いシュールで意味わかんない経験値が増えていくので1つ1つが思出話にもなります。

見る人の想像力を掻き立てたり、怖いも綺麗も紙一重なので、これからも撮っていこうと思います。

今は、定期的に写真を撮りに行くことがストレス発散になってますwそして1番楽しい時間でもあります。

こだわりはたくさんありますが、写真はホラーの美しい部分を表現する手法の1つ。という感じでしょうか。

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