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ホラーアートの魅力とは?
今週末6月1日2日に開催した
ホラー×パフォーマンス【Doll House】
ご来場くださった皆様ありがとうございました。
このイベントは、
昨年の美しすぎるお化け屋敷THE WITCHから、イベントの毎にお世話になっている櫻井園子さんと一緒に作りました。
大道芸やパフォーマーとの繋がりが多い彼女の手伝っている、パントマイムイベントを私が観に行ったのがきっかけです。
生きたパフォーマーたちが、ドールとして展示されているのを見たときモノが生をもつ違和感や、美しさを求め続ける女性性の怖さを感じました。お化け屋敷は、脅かされる、怖いイメージが一般的ですが”恐怖”は心で感じられるものであり、絵や絵画がその部類に入ります。
そして、こんなに魅力溢れるものをじっくりみたくなるホラー、魅せるホラーを作りたいと日々考えています。
今回は、パントマイムパフォーマーさんとのコラボイベントです。
彼らの個性と持ち味をどうすれば、ホラーで引き出せるか。世界観を一方的に押し付けすぎても、ただ見た目を怖くしても意味がない。このバランスは、何度も何度も描いては消しの繰り返し...
各自の個性を生かした衣装.メイク.アイテム.演技
今回の"壊れたドール"には色んな隠れた要素があります。
"身体の一部がない"を共通の芯におき、
壊れていく。をテーマにしました。捨てられる悲しみやドールの壊れた経緯をショーで、美しさを求める女の執着をファッションで、運命に抗わず、壊れる(死)を受け入れるドール(人間)の姿に違和感を感じた方もいるかもしれません。
脅かしや暗さは一切取り除きましたが、お客様は心がざわざわする怖さを感じて頂けたようでした。
出演者も、このようなイベントは初めてとのことで
物語がないとつまらないのでは・ギミックが必要なのでは・ホラーとして成立するのか何度も検討した結果、このイベントを”感じる”ギャラリーとして振り切ることに決めました。
全員初めてご一緒するパフォーマーさんだったので、まずはみんなの顔と雰囲気を考察するところから始めました。身体の特徴やメイクを合わせてる作業に1番時間がかかりました。
舞台でもない、お化け屋敷でもない人に対しての新しいアプローチに挑戦です。結果、この世界でお化け屋敷もしてほしい!引き込まれフワフワしたような気持ちになる。という意見を多く頂き有難い限りです。
ホラーが苦手な人たちが、これをもっと体感したい。と思ってもらえることは本当に嬉しいです。
会場は、渋谷にあるクラシックで白が基調な空間
すぐにココに決めて、何とか取りました(笑)
光が差す真っ白な空間でホラー
なぜ、そんなところでホラーをしようと思うのか?
光や美しい程に、寄り添っている影の違和感に気づきやすくなる、そんなミスマッチな空間は映画でも活用されている手法です。ただ、映像ではなくそれをリアルイベントにする壁は厚いとも思います。
そんな感覚を一緒に共有しながら作れるのが、メンバー☺️
怖いものや、気持ち悪いものを考えるのは楽しいけれど、そこからの【アリ・ナシ】ジャッジは毎回真剣にしていきます。
これは本当に好みなので一概には言えませんが、
繊細な感覚が似ている人ってそんなに出会えないと思っている中、私の周りには櫻井さんはじめ他にも数人いてくれるんです💕
まだまだ運営面や、会場を使った構成など未熟な部分もあり次までに改善をしてもっと精進します。
ここでは、書ききれないことがたくさんありますが、
本当にご協力くださった方といつも見守ってくださっている皆さんありがとうございます(*σ´ェ`)σ
素敵なパフォーマーさんと、お客様と一緒の空間を過ごせたこと、本当にありがとうございました。
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