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死は可愛いかもしれない
死は可愛いかもしれない。
突然にそんなことを言ってみる。
決して死ぬ行為を肯定したり、亡くなった方や遺族の方を冒涜しているわけではありません。
本屋の絵本コーナーで見つけた、リンゴについて永遠に考えるだけの本。リンゴは生きてるかもしれない。リンゴは僕に成りすまして人の形をして生活するかもしれない。群れをつくって暮らしているかもしれない。もはやリンゴではないかもしれない....
というような、常識や先入観を捨て多角的な見方で考える本。大人になるとこの当たり前を疑うことが大変に下手くそになっていく。軽率に発言すれば、非常識やバッシングの嵐で立ち直れなくなる人もSNSでよくみかけます。
私は死をエンターテイメントとして、リアル表現として扱っているので、実はいつもヒヤヒヤしています。本物の死体博物館や原爆資料館を訪れ、仏教を学び哲学に触れ、タイまで地獄を見に行きました。【死とは何か、どう生きたいのか、人間が終わる時何が一番大切なのか】毎日更新されていきます。実は昨年、出家を真剣に考えていてお坊さんにマジ顔で相談したこともありました(笑)死生観と文化と人間に関心があり、そんなことばかり考えながらモノを作りますので、作品はどんどんわかりづらいものになっていく(泣
最近は、孤独死や社会問題についても目を向けながらホラーを創るようになりました。私の終活はすでに始まっていますw若い人と死生観を共有したり、住職の方とこれからについて語り合えるようになってしまいました(笑)
話を戻し、リンゴの話と同じく死をあえて色んな言葉をつかって見てみたいな、と思います。皆さんは死をそんな視点から考えたことはありますか?
(哲学や医学から既に色んな説がありますが個人的には「死について考えることは無駄であり死について沈黙せよ」的な考えも好きです)
死は怖くないかもしれない
死はかわいいかもしれない
死は繰り返すかもしれない
死は始まりかもしれない
死は人間を愛してるかもしれない
死は明るいかもしれない
死という現象は存在しないかもしれない
死は誰にも訪れないかもしれない
全部どこかで聞いたことのある文章しかでてこなかった...そんな風に見方を増やしていけると、相手を否定しない生き方ができそうですね。
ホラーが好きではなかったという方が私のTwitterや作品をみてくださったり、興味を持って話しかけてくださったりして本当に生き甲斐になります。
ある方はいつか死ぬときの事を私と一緒に楽しく決めたり、今までこのジャンルのものを好きと公言できるタイミングがなかった方から嬉しいご連絡もらったりもちょこちょこしています(笑)
デストーク会開きたいです☺️
今回は、実際の人の死とは別の軸で死という現象について書きました。
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