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「NEWSな2人」収録中のお話(前編)

㊙️「NEWSな2人」番組制作裏公開

2020年8月21日にTBS「NEWSな2人」にホラープロデューサー夜住アンナとして、ゲスト出演させて頂きました。スタッフさん初め終始穏やかな雰囲気で撮影をさせて頂き🙏本当に素敵に取り上げてもらい感謝

TVを観てくださった方も観てない方も、ホラープロデューサーの現場制作の裏側とあわせて、番組をつくるスタッフさんと初めてご一緒させて頂いた加藤さんと小山さんの印象を文章ではありますが書きたいと思います。(写真は使用できないのでご承知ください)

(机にキャンドルを並べる様子)

まず最初に。なぜこの番組が多くの方々に愛されているのよくわかりました🙇‍♀️🙇‍♀️!!!
今回、事前に使いたいスタジオを選定させてもらうロケハンから始まり、空間演出、備品制作、演者(ホラー)メイク、幽霊役、そして本人出演という役割を当日担いました!只でさえ緊張していたので、これだけ考えることが多いと逆に気が紛れて楽でした。NEWSな2人のスタッフさんの素晴らしいところは、企画を取材する側の思いに沿って最後まで作り替えてくれるところです。「面白い企画だから」というだけでなく、1個1個丁寧にこちらの意図も確認をしてくれ安心と優しさを収録前から感じました。それを毎週構成からやっているのだから、本当に凄いと思います。番組の取材はその時の担当者次第では適当に言葉をつけられたりすることもあったりします(泣)NEWSな2人のスタッフさんは放送の直前まで何度も確認をしてくださり親切でした。一緒に作り係わってから知ったのですが、この番組のスタッフさんの優しさに溢れたTwitter投稿やホスピタリティが番組にファンの方が多い理由なのも納得です👏👏

現場は時間との勝負で、ロケハン時にどれだけイメージを膨らませるかが大切。当日はあるものを使ってその場で作っていきます。今回は、TV側から導入でおばけ屋敷で夏を演出したい!というお話しを受け一緒に作らせて頂きました。小山さんと加藤さんが通る導線の設計に合わせてインパクトと雰囲気が伝わることを最優先に作っていきました。スタッフさんがお2人の性格をよく知っていて、順番を決めたり、絶対に2人に中を見せない。という徹底ぶりが素敵でした✨✨

また、ホラーの世界観は夜にならないとわからないので周りが暗くなってから照明と配置に最終調整をいれていきます。今回は洋館に合わせたシックめに、メインに骸骨を持ってきてドレスで品を持たせます。

ホラーキャストさんにメイク

脅かし役のキャストさんを今回は建物の雰囲気と世界に合わせた花瓶にしていきます。テーマは【人形+花瓶】腕に球体間接の特殊メイクを施して、頭に花を刺していきます🥀1本1本頭に刺していく作業は集中力が必要です。事前に試作するのに3時間、当日はそれを45分で作ります。

時々「人を怖がらせて楽しんでいるんでしょう?」という質問がありますが、プロのホラークリエイターで、お客様が驚いているのを馬鹿にして笑っている人は1人もいません。お化け屋敷はマニュアルのない特殊な接客業です、私達は一瞬で相手の性格と空気を読みとり動きを変えます(安全を確保しながら)相手の感情の誘導や物語の脚本と合わせて心と空気を操るお仕事です。お化け屋敷は世界でも代表的なエンターテイメントの1つで実は作っている人達は、サービス精神旺盛で穏やかな人達ばかり😃きっと皆上手く接客できた(楽しんでもらえたと思った)時は笑顔だと思います。

今回の為に作った花瓶はこんな感じ。あからさまに幽霊なのか不明にすることで近づけるようにしてます。頭を取ってブーケにされた少女。体の血を吸い込んで滲んでいく赤いドレスが性を象徴し、オレンジの薄明かりに照らされ静かに座っているだけの置物として使用しました。

お化け屋敷を体験したNEWSのお2人の反応

当日NEWSのお2人に実際この空間を体験してもらいました。最初に加藤さん、次に小山さんの順番で案内しました。スタッフさんから加藤さんは怖いのは大丈夫と聞いていたのですが、実際入るとナチュラルに驚いていらっしゃいました(笑)「普通にリアクションしちゃったじゃん~」ってちょっと悔しそうにされていた加藤さんですが、その声を外で聞いていた小山さんが一緒に驚いていたらしく、小山さんは入り口から悲鳴をあげまくりで進むのに倍くらいかかっていました(笑)次の小山さんを脅かす為、外の暑い中狭いところに楽しそうに隠れる加藤さん。それも合わさって、小山さんは全て演出が終わっても端の方で怯えていて、加藤さんが終わりだよ。と伝えると安心してでてくるも、気になったのか好奇心旺盛なのか、人形花瓶を「本物?本物?ねぇねぇ」と言いながら近づいてしまい、また驚いていました(自分から怖がりにいってる...)

本当にホラーが苦手だった小山さん、そこから本人がとても純粋で想像力が豊かな人物だということがわかります。先に体験した加藤さんにも驚かされてしまい緊張と緩和の繰り返しで、お化け屋敷体験の後には、疲れてソファにぐったりされてました(笑)「もぅ今日はシゲに任せる、進めて...」と諦めてしまい「おい、ちゃんとやれよ...w」と加藤さんに叱られている様子が、純粋な青年のようで微笑ましかったです。そんな中でもプロとして表情豊かに場を進めてくださっている姿が素晴らしい!スタッフさんたちも笑顔でした。

後半記事はイキサキ探し&死体アート

後半はオンライン体験前に怖すぎてスタッフさんに指示をだす小山さんと、考察力を駆使する加藤さん。人間のパーソナルが引き出される「イキサキ探し」と、死体アートについて書いていきたいと思います。

オンライン進行コーリングホラー「イキサキ探し」
2020年8月開催中
公演:18:30-/21:30-
定員:5~6名(4名以上で公演開催)
必要なもの:LINE またはFacebookアカウント&メッセンジャーアプリ/Wi-Fi環境/ スマホまたはPC
※タイトルをタッチして公式サイトをチェック

ここまで、読んで頂きありがとうございました。

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