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日記

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記事一覧

メモ帳アプリに書きためていた日記③

歯磨き粉が床に落ちる。

大きいカバンをかついで、好きなシャツの肩がこすれてしまう。

コンロが壊れている(チャッカマンを使わないと火がつかない)ことを入居時に管理会社に伝えずにここまで来てしまった。

クリーニング屋のハンガーをまとめて捨てる。

電車。スーツケースを両足で抱えた隣の女性が、「カズローさん」とLINEしている。「頭痛薬〔…〕エアコンは設定温度を上げすぎると」などとある。

マルチ

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メモ帳アプリに書きためていた日記②

靴を踏まれる。

「くさいけどくさくないみたいななんかそんなさあ」
※喫茶店で聞こえた会話

「いちいちいちいちさあ、縛りつけないでほしい 心配ならさあ一緒に来てくれればよくない? 気まずいんだろうね私といるのが どうしたらいいんだろうね わざと敬語ではなししてんの?敬語じゃない? 二枚舌ね」
※喫茶店で聞こえた会話

電車で隣の人のスマートフォンが目に入る。知恵袋の回答に「30年上がらない賃金。

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メモ帳アプリに書きためていた日記①

定期圏内の駅ビルの喫茶店に入ると、僕と同じ業種の勉強をしている人がいた。

実家 漫画 午前 子守 午後 ワークショップ 老人 事務次官 偉い官僚 かけ声に噛む 笑う
※夢のメモ

韓国 着替えのスーツ K サコタ 情報の試験 本屋まで歩く へんひーんしい お弁当の返品
※夢のメモ

整髪料をこぼした。

生姜湯を買って飲む。

床のホコリが多い。

インスタントの味噌汁の賞味期限が切れていた。

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サラリーマンがPCを傾ける台を使っているのに2本指でタイピングしているしデスクトップがアイコンでぜんぶ埋めつくされている

道玄坂のスターバックス。男性二人の会話。「まあこれは言い訳なんだけど、ころなかで仕事ないじゃん、俺いま6,000円の家住んでる〔…〕向こうは20万くらいの〔…〕家探してたんだけど家探してるうちに振られて〔…〕一年つきあっててそうね 価値観が違うなって〔…〕まず一つが〔…〕プレゼンみたいだな〔…〕二つか、まずは交友関係が、俺は狭く深く〔…〕向こうはぜんぜんどおこにでも顔を出して、俺にもそのなかに混じ

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山手線

山手線。女性2人組の会話。「そのときの状況が〔…〕いや、私は〇〇から ぜんぜんはなしとおしてくれなくて〔…〕ちょっと歩み寄ろうとしたら〔…〕なんなんこれって思った〔…〕まずはご飯だよねって言ったらはなから終わるってことだよね〔…〕悪いことしてないし自分の意見を言っただけなのに〔…〕てかんじ〔…〕でもそういうのはたぶん自分としては嬉しいけど要望として言えないよね〔…〕シンプルに、よく寝てほしいほんと

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女性二人組の宗教についての会話

公園通りの喫茶店。女性二人組の宗教についての会話。「それを証明するにはさあ、修行しないといけないの?〔…〕そういうことを、さいきんぐるぐるずっと考えてます〔…〕いい意味でも悪い意味でも社会不適合だよね、嫌味じゃなくて、だから面白いんだけど、そういう意味でも、もっと色んな人と話しとけばよかった〔…〕議論したい、散歩しながら議論したい、そういうなんか、お金のかからない遊びをいっぱいしたい、お酒飲むのも

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「ざっくりいうと反米保守の人ですね」と答えてその話題は終わってしまった

渋谷MODIのHMVで買った本を読む場所を探す。ラジ母でもらったQUOカード3000円分を使い切った。宇田川町の勤労福祉会館前の交差点のrakuten cafeは少し前にホテルになっており(渋谷に頻繁に来るようになったのはさいきんなので、1年以上前のことかもしれない)、その1階ロビーもまた喫茶店で気になっていたので入ってみる。広い階段状のスペースで4組分待たされたあとに案内された席の向かいにマスク

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1/2洗濯したことにする

ウェス・アンダーソンの『フレンチ・ディスパッチ』を観ることにしたが、どの街で観ようか決めかねており、五反田駅の山手線ホームでしばらく立ち往生する。路線図を眺めていると、新宿と有楽町はあまり違わない距離にあるらしく、ふだんとは反対の内回りに乗る。日比谷通り沿いにある、丸の内二重橋ビルのタリーズに入って本を読んでいると、イヤホンのケースがない。お昼に寄ったつけ麺屋さんに電話して探してもらったが、ないら

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最近の若者は、報告や相談をぎりぎりまで先延ばしにする傾向があるらしい

蛇口を閉めたか不安になる。防水スピーカーを湯船に落とす。wifiがアパートに光回線が通ってないとはいえあまりに重たいので測定したら0.1mbpsだった。1万円でPD対応のモバイルバッテリーを1mの高さで落とす。蛇口を閉めたか不安になる。すき家が値上がりしていた。出先にウエットティッシュを忘れる。書きものをするときはiAwriterを使っているのだけれど、ペチカの出番前にアプリを開いたら昨晩手直しし

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当時の携帯のメモには、「暖房切った? 暖房をつけっぱなしにしていたかもしれない」とある

ファミレス。隣の老夫婦。「関ジャニが関西弁をやめるらしいってね」

渋谷。明治通り。背の低い男とすれ違う。「このペースで歩いてるのがめっちゃ嫌で、彼女の前で」

おじいちゃんが北海道でつくっていた家族とうまくやっていこうとする夢を見る。

秋葉原。大勢のパトカーがヨドバシカメラの前に止まる。一人のサラリーマンが "有志" の男たちに取り押さえられている。5メートルほど離れた地点に女性が立っている。

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「「自我がある子がやだ」つった?」「ううん、あるほうがいい」

学生の頃から使っていた毛布を捨てた週に寒くなる。暖房をつけたまま寝てしまう。パジャマの上にパーカーを着て寝る。

シンクを掃除したくなる。重曹だけあってクエン酸がないのでコンビニへ。と、さっきパイプクリーナーを使ったことを思い出して引き返す。先日、混ぜるな危険をやったばかりだった。どちらにしてもクエン酸はコンビニで売っていない。

別日に、クエン酸を買いにコンビニへ。クエン酸が置いてなくて、重曹だ

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隣のおじさんがメニューをじっと見て「300グラムいっちゃう」とつぶやいたのを聞き逃さなかった

今日は予定がないので、渋谷へ。大井町線で『アネット』の19時30分の回を取った。お昼時に渋谷で降りてもどこも混んでいるだろうと見こんで中目黒で降りて山手通りを歩いて渋谷に向かうが、けっきょく道玄坂のお店でお昼をすませる。いつもはわりと入りやすい公園通り近辺の喫茶店がどこも空いていない。「あまおうがいっぱい 200%増量」とかかれたパンケーキ屋さんに行列ができているが、そんなことはけっしてないと思う

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「あと1個で6個です」「そうですよね」

池上線。隣のおじさん。「私は読まないのね、高尚な人しか、なんかね、具体性がねえなって、本屋大賞って、どちらかって言うと〔…〕『舟を編む』とかね、本屋大賞のだけ毎年読んでるんだよね」席を立つときに気づいたのだが、読書遍歴を披露するするそのおじさんに若い女性がもたれかかっていた。こんなときくらい、せのびしてプルーストなら高校のときに読んだとか言えと思う。

化粧水をユニットバスの床に落としたので、何十

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