メモ帳アプリに書きためていた日記②

靴を踏まれる。

「くさいけどくさくないみたいななんかそんなさあ」
※喫茶店で聞こえた会話

「いちいちいちいちさあ、縛りつけないでほしい 心配ならさあ一緒に来てくれればよくない? 気まずいんだろうね私といるのが どうしたらいいんだろうね わざと敬語ではなししてんの?敬語じゃない? 二枚舌ね」
※喫茶店で聞こえた会話

電車で隣の人のスマートフォンが目に入る。知恵袋の回答に「30年上がらない賃金。女の敵は、女。」とあった。

「パラグライダー 生身で飛ぶ 鳥取から東京へ 大喜利の大会 おじいちゃん「わしは悔しいわ」 約50の都道府県 ドリア」
※見た夢のメモ

洗濯物にセロテープが混じっていた。

朝のデニーズ。子連れの女性が、ノートPCを開く僕
を見て「ほら、お仕事してる人もいるね」と言う。店員さんが「これ忘れ物じゃない?」「洗ったほうがいいかなあどうだろう」と悩んでいる。モーニングセットの納豆をすごく混ぜる人。レジでおばあさんが若い店員さんに「がんばってねー」と声をかける。丸い黒縁メガネの30代なかばくらいの女性が窓の外を見ている。その母親らしき女性が二人分の飲み物をもってきて、焼き鮭のモーニングセットを食べる。

酸素系漂白剤をコンビニで買うと600円もした。

ベランダを掃除する。前のアパートはカーペット張になっていてかびくさかった。

傘を椅子で踏んでしまい、曲がりそうになる。

会話がうまくいかない日

3点式のユニットバスでシャワーの水が四方に飛んでしまうため、洗面台に置いてある洗顔や化粧水の容器に水が混じってしまっているのではないかと不安になり、トイレの上の棚に移動させた。

メモ帳を職場のキャビネットに置いてきてしまった。

重曹とクエン酸の残りが中途半端だったので、流しにバサバサとまいた。

早い電車に乗ったので職場の周りを散歩して時間をつぶしていると、マンションの7,8階のベランダで女性が物干し竿を拭いていて、朝に物干し竿を拭く暮らしもあるんだなと思った。

ファミレス。老人と白人男性が隣り合って座って書類を広げている。「同じ職場ですけど、私の仕事はホンキの銀行員のサポートですので」「こういう説明のときは、敬語なしで この中に出てくる人はここにいないから」「わかりました、ありがとうございます」

雨の日にリビングの窓が閉まりきっていなかった。

出張に出る人に「お、おお気をつけて~」と言ってしまった。

腕毛を剃っているときに左手の小指を切った。

最寄り駅で降りて改札を出る直前に、視界の斜め後ろで女性が階段でよろける。改札を出たところで振り返ると、階段に座ってうずくまっていて、貧血なのかもしれないなと少し安心したところに、駅員がバケツとモップをもって駆け寄ってくる。夜のホームでうずくまる人は一律にバケツとモップで処理する対象なんだなあと悲しくなった。

洗濯物を干したあとで、ベランダの汚れが気になってきて、服にはねないように水をまく。

寝る前のスマートフォンが急に明るくなる。

「スマホのいじり方がおじさんみたい なんかやだおれががっついるみたいで」
※男子高校生の会話

枝豆を湯切りしているときにコンロの火でプラスチックのざるを溶かしてしまった。枝豆は洗って食べたものの、有害なプラスチックも食べているようでおいしくなかった。

ヒトカラ。マイクに口がついてしまった。

「映画の後半では、H2だった だって興行収入、世界一位でしょ? 唯一俺が良かったことは、俺普通にしてても評価上がるから」
※アパートの下の定食屋で聞こえた会話

ビールの缶をその人の前に立てておいてあげる人
※よくわからんけどメモ帳に書いてあった

買って2,3ヶ月の革靴に相応の傷がついてきた。

除菌したばかりの手でスマートフォンを触るとき、液晶をアルコールで痛めつけているのではないか?

クローゼットの方向にくしゃみをしてしまう。

まいばすけっとのヤンニョムチキンを一瞬床にこぼしたが洗って食べた。

高円寺の上島珈琲店。教育ママの会話。「そこは、ばかなんだけど、大学まで附属してて、子供はばかだから、脳みそ腐ってる」

屋根つきだしええやろと割り切って雨の中洗濯物を干す。

渋谷のドトール。若い女性2人の会話。「ひとからもらったらタバコ吸うようになった 終わりのはじまりだよね 受動喫煙は好き ひとが吸ってるときのにおいは嫌いじゃないの やば いないよそんなひと 受動喫煙は好き でも絶対吸わない バンドマンは界隈が界隈だから ひとがすってるときに暇になっちゃうから吸ってるって人が多いような 吸えない人がいるときに一人にそもそもするなよって話だよね でも、単発〔バイト〕はやった 自分が缶なのか、缶が自分なのかってわからなくなる」

風呂場の換気扇が回ってなかった。たまに実家に帰ると天井の換気扇が切りっぱなしのことがあるが信じられない。なんのためのミサワホームなのか。

近所のまいばすけっとでおじさんが惣菜を選びながら電話している。「〇〇はアルカイダです、何回でもいうよ、〇〇はアルカイダです もちろんマスクしてても感染する人はいるよ、きちんと対策しててもかかる人はいるよ 六本木とか青山とか、そこで働いとる人はええよ あいつはもうプロじゃないのにあちこちに顔だして、アルカイダですよ」

管理会社から蛍光灯のリモコンが届く。スマートフォンのカメラ越しに見ても赤外線が出ていないので故障と思われると伝えたところ、交換品をこちらで手配するので買わないでくださいと言われていて、その4日後くらいに届いた。ポストに入れてくれていた。「調光」ボタンを押すと部屋が1段階暗くなって、「調光」のつもりが「全灯」の明るさでしばらく過ごしていたんだなと気づく(スイッチのオンオフでは明るさの調節ができなかった)。

部屋の鍵とスマートフォンを同じポケットに入れてしまっていた。

喫茶店で粗野な短パンの男が手で押さえずに席をする。粗野な短パンの男が生活に侵入してきて死んでくれ! と思った。




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