見出し画像

【米国三越CRプログラム】VERSANT?初めて聞いた英語試験

フロリダにあるウォルト・ディズニー・ワールドで働くことができる「米国三越CRプログラム」。

約1年間、契約社員としてEPCOTというテーマパークにある「日本館」で日本文化を世界中の人々に紹介する文化交流大使の役割を担います。

さて、このCRプログラムですが選考期間がなかなかに長いです…
渡米する約1年前から選考がスタート内定が出るまでに4ヶ月ほどかかりました。

今までにCRプログラムの概要や、一次選考、二次選考の面接について書きましたが、今回の記事は二次選考の「英語テスト」についてレポートします。

▼CRプログラムの詳細はこちら

▼第一次選考についてはこちら

▼【前回の記事】第二次選考(面接)についてはこちら

第二次選考Part2に進む!

さて、私が受けたタームでは、第二次選考は以下の2つのパートがありました。

1. 日本語面接
2. 英語テスト

前回の日本語面接終了後、英語テストの案内が届きました。
過去のCRプログラム受験生のレポートなどを読み、アプリでの英語テストがあることは把握していたのですが、どんなテストなのかはあまり理解できていませんでした。

VERSANTを知ってるかい?

テストの名前はVERSANT(ヴァーサント)。私は恥ずかしながら今回初めて聞きました。英語力が求められる業界で働かれている方にとっては馴染みがあるのかもしれません。

VERSANT(ヴァーサント)とは…?

VERSANTは本当に話せる英語力の証明

https://www.versant.jp/

HPにアクセスするとかっこいいキャッチコピーが。
VERSANTにはスピーキング、ライティング、プレイスメント(4技能)の3種類があるそうですが、CRプログラムの受験では「スピーキング」のテストを受験しました。

VERSANTでは発話をリアルタイムで理解し、的確に処理する能力が必要とされます。「英語を聞いてから英語で話す」という実際のシーンに沿った英語のコミュニケーション力を測ることができます。

https://www.versant.jp/

高度な言語認識・自動採点システムを利用しスマホやパソコンがあれば、日時や場所を問わず受験ができます。国内外のグローバル企業での採用のほか、米国防総省などの政府機関でも そのシステムが導入される、信頼性の高いテストです。

https://www.versant.jp/

つまり、「いつでもどこでも受験できる」「実際のシーンに沿った英語のコミュニケーション力が測れる」英語テストです。

テストの概要


・テスト時間は約20分
という短時間😳!
・PC or スマートフォンで受験

・PARTは全部で6つ
 🔶PART A 音読→指定された文章を音読します。
 🔶PART B 復唱→聴こえてきた文章をリピートします。
 🔶PART C 質問→シンプルな質問が聴こえてくるのでそれについて答えま   す。
 
🔶PART D 文の構築→バラバラに並び替えられた単語/単語のつながりを聴き、文章になるよう適切に並び替えます。
 
🔶PART E ストーリーリテリング→短い物語を聴き、自分の言葉でそれを伝えます。
 
🔶PART F 自由回答→簡単な質問に対して自由に回答します。

高性能AIが自動的に採点

通常、VERSANT受験後はスコアをすぐに確認できますが、CRプログラムではスコアは採用担当のみに送信され、自分で確認することはできません。

わからないことだらけのテストだぜ!

VERSANTを受験する際、すべてが初めてすぎて色々とよくわかりませんでした。

え、イヤホン使っていいんだよね…?

PC受験での場合、ヘッドセットが必要ということで、所持していなかった私はスマートフォンで受験することにしました。
ただ、VERSANTの公式動画を見ていると、受験者はスマートフォンを机に置いてそのままスピーカーで聴いています。
スピーカーで、こんな大事なテストのリスニング、うまくいくか…?!
と不安になってしまいました。

ただ、受験する際、機内モードに設定、通信もOFFにと注意書きが。
HPにも※ワイヤレスタイプはご使用いただけません。と明記されていました。そうか、ワイヤレスイヤホンは使えないのか…!

BluetoothなどもOFFにするのでイヤホンを使えるとしても有線です。
ところがまた、不安にさせる注意書きが…!
イヤホンは使用可能ですが(受験中マイクに触れたり、コードが大きく揺れて口元から一定の距離を保てない場合、採点不可の原因となる場合がございます)

こ、怖い…😱採点はAIだし、うまく音が収録されていなかったら容赦無く採点不可にされてしまいそうだ…

ただVERSANT受験者のレポートを拝見したところ、「有線イヤホンで受験して問題なく受験完了した。」というものが見つかったため、イヤホンを使用して受験することにしました。

iPhoneユーザーなのでマイク付きのイヤホンを本体に挿入し、なるべくコードが揺れないように姿勢を固めたまま受験に挑みました。

音質ががさがさだ!

英語のテスト、と聴いた時TOEICのようにSpeakerの発言がクリアに聴こえるものを予想していました。例えば何らかのシチュエーション(カフェ、駅など)で環境音があったとしても、まぁ全体的な音質としてはPCやスマホで音楽を聴くのと同じくらいだろうと。

VERSANTは音質がレコードみたいです。昔の映画に出てくるようにレコードに針を落として、盤がくるくる回って流れてくる音楽。くらいの音質です。

もしくはちょっといい無線みたいです。アルバイトでインカムをつけてコミュニケーションすることがあったのですが、それを両耳で静かな環境で聴いているくらいかもしれないです。

ちょっと言いすぎているかもしれないですがそのくらい聴きにくいです。
「なんでこんな音質なんだろう?」と思うくらいの音質です。笑
この動画から聴くことができるのでよろしければ聴いてみてください。


聴けなくても話せなくても焦らない!

そして、どんどん試験が進みます。
メモも禁止されているので、聴けなかった時話せなかった時に結構焦ります。
ただ、焦っている間にも新しい問題が流れはじめてしまうので、できなかった問題は忘れましょう
今に集中してどんどん進んでいくのがおすすめです。

AIはどこまでをどう採点してくれているんだろう…

これが結構不安でした。特にスコアが見られなかったので、「もしかしてマイク不具合で採点不可になっていたらどうしよう」とも思いました。
そして、人の耳で聴くわけではないのでどんなふうに採点されているのかな?ということも気になりました。
さらに、自分の声や発話は録音してみると意外と滑舌がだらしなかったりするのでどうやって届いているかな…と気になりました。

そのため、気持ちハキハキ滑舌よく!受験してみました。
点数がわからないので何とも言えないのですが、不安は軽減されるのでおすすめです!

感想:20分なのに結構疲れた…

そうして受験が終了。たった20分足らずなのに色々と初めてかつ、とても集中して受験したので結構疲れました。

おすすめ対策!

VERSANTは初めて受験される方も多いテストだと思います。
英語テストと聞いて私がした対策はざっくりと下記の通りです。

・英語のPodcastを聴く/ 聴きながらシャドーイング
・文章をパラフレーズ(別の語彙で言い換え)してみる
・英検の2次面接過去問をみて簡単なトピックについて英語で話せるようにしてみる

ただ、一番はVERSANT特有の音質にびっくりしないことが重要かなと思いました。何も知らずにあの音質を聴くと結構焦ってしまうので…

他のテストのように対策本が多く発売されているわけではないので公式HPのテスト問題を使って練習してみると良いと思います!

そうして2次選考の全ての過程が終了しました。
2次選考は、日本語面接と英語テスト、両方の結果を加味し合否が決まるとのこと。

ドキドキしながら結果を待つこと約1ヶ月半 …
三越からメールが届きました!

選考結果の連絡かと思いきや、その内容は「現在選考中です。」
お、おぉ…😳
そして、「当初、第三次選考(ディズニー社WEBシステムによる選考)を予定しておりましたが、今回はそれはなくなり、2次選考合格の方はそのまま最終選考にお進みいただきます。」とのこと。

その連絡からしばらくして、2次選考合格、最終選考の案内が届きました!

※次のタームからは2次選考が日本語面接、3次選考で英語試験、最終選考で英語面接になるようです。

さぁ、いよいよ最終選考!
次回はその様子をレポートできればと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました!


この記事が参加している募集

英語がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?