anko1019

40歳を過ぎて中年期特有の気持ちの整理のため 日々のあれこれを綴っていきます。

anko1019

40歳を過ぎて中年期特有の気持ちの整理のため 日々のあれこれを綴っていきます。

最近の記事

未来 

著者 湊かなえ 朗読 のん オーデイブルで配信されたばかりの未来を聴き終えた。 朗読は、のん。 可愛らしい容姿と声の持ち主だが 朗読の表現も素晴らしかった。 話は、とても辛い内容だった。 湊さんのあとがきがとても読み終えた後の心に沁みてくる作品だった。 今自分の置かれた環境では、作中に出てくる子ども達をみることは ないと思っていたが、それは見ないようにしていただけかもしれない。 聴き終えた後の、胸のキリキリが治らなくて 辛かった。自分にできることはなんだろうと思う。

    • まずはこれ食べて

      オーデイブルを聴くことが日常の楽しみになりはや1年経とうと している。テレビをつけると戦争や事件のやるせない社会のありように 目を背けたくなるのだ。 そんな時にオーディブルで物語に没入できる世界は 今何より楽しみで、頭の中のイメージや、登場人物の心情などに 思いを馳せたり、いろんな世界をみることができる。 原田ひ香さんの作品は、日常の一コマがありありとイメージできて 身近に感じる登場人物達がなんとも愛おしい。 今回は原田ひ香さんの作品を聴き始めての小説3作目 まずはこれ食

      • 模倣犯 宮部みゆき

        今更だけど、初めて宮部みゆきの本をオーディブルで聞いて見た。 5部作の長編で聴き続けられるかと不安だったけど 1部からどんどん世界に引き込まれて 家族の情景などが目に浮かぶ。 時代背景と、学校生活の様子など ありふれた世界のありふれた学校、家庭の中で 人を殺すことの一線を軽々超えてしまう犯人たち。 物語の登場人物の中で 家族を殺されてしまい一人残された少年につきまとう 犯人の娘の言い分が、どうしても理解できない。 でも、実際に、事件や何か起こった際に、 自分勝手な解釈をして

        • 騎士団長殺し

          オーディブルで村上春樹作品の騎士団長殺しを聴き終えた。 とにかく高橋一生さんの声が素晴らしい! 登場人物の全て高橋さんの声とは思えないほどの 声色の違いと、村上春樹の世界観に没入できる声だった。 イデアとして存在する騎士団長の声と近所に住む免色さんの 声、女性の声、様々な登場人物を一人で演じてるなんて思えない クオリティ。物語に登場するもの全てにおいて 生活の描写など細かな話で想像力を掻き立てられ、景色が 広がるようだった。 免色の娘かもしれない少女とのやり取りのあたり

          自分の心の景色

          物心というか、人の記憶として認識されるのは 強烈なイメージのあった幼少期の記憶が断面的に思い出されることである。 自分の記憶を振り返ると1番思い出に残っている景色は 田んぼの中で遊んで親の仕事終わりを待っていたことと 親の車に何時間も乗って仕事について行き 車の窓から変わり映えもしない田舎の景色を眺めていたこと。 今思うとよく何時間もやることもなく車に乗っていたんだろう 家にいた方がもっと遊んだりできたのに そうしなかったのは 家にいたくなかったからかもしれない。 自分の家は

          自分の心の景色

          ザリガニの鳴くところ

          ノースカロナイナ州の湿地帯で一人逞しく生き抜いてきた 一人の女性の物語。 時代背景は1950年代 家族で暮らしていたが、兄弟と母親が家を出てしまい 父親と湿地の中の小屋で暮らすことを余儀なくされた少女 食べるものもなくなり、父親の帰りを待つも いつ帰ってくるのかわからず、飢えと、孤独との中で 成長していく序盤。 湿地の自然情景が生き生きと想像できる描写が 目の前に広がるよう。まだまだ大人の力が必要な幼少期から 過酷な運命を受け入れ、母親が戻ることを信じ 今ある環境に準じて生き

          ザリガニの鳴くところ

          言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える

          悩みというものの正体が漠然としてる為、 人は時間をかけて思いこみ小さな悩みが雪だるま式に大きくなる 自分の中で悩んでることを書き出したり言葉にしたりして 言語化することでずいぶんとスッキリする事がある 精神科医の今までの実績にも説得力があり いろんなテクニックも実践できそうなことばかり、ぜひ 悩みがなかなか頭から離れない人は、一読することを おすすめする。 さて、自分はオーディブルで聴き終えてみて 自分の中で落とし込むことができたことを 綴ってみる。 ①どうにもこうにも人

          言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える

          自分のことを知る

          Podcast番組『となりの雑談』 ジェーンスーさんと桜林直子さんの番組、 聴き始めて、改めて自分の棚卸しが必要な気がする。 自分と向き合うことしてきただろうか? 中学の時に自分がいいと思ったものを否定されたり 自分の意見を否定されたりという出来事を誰もが体験するし、 小学生の時より、自分の考えを持ち周りのことを1番気にする年代 自分と向き合う時間が1番あった時代である。 そんな時期に受験も経験し、成績という分野がその人の価値を 決めることはないのにそれに支配されてしまう。

          自分のことを知る

          流浪の月

          汝星のごとくを聴き終えて、作者の凪良ゆうさんの 他の作品も聞いてみた。 映画化もされた作品であり、 題名は知っていたが 物語の内容は知らなかったが 子供時代の、子供自身が見えている世界の 独特の世界観が、自分を子供時代の目線に 戻してくれる感覚があった。 自分の育った時代背景とは違うが 子供特有のものの見方を 懐かしむ感覚を感じられた。 誰もが子供時代に同級生に感じたこと 大人とはまるで違う価値観の中で 生きている。 この社会は、大人が法律を作り 暮らしやすく設計された世

          流浪の月

          本屋大賞受賞作品『汝、星のごとく』

          いつものオーディブルで 『汝、星のごとく』を聞き終えた。 登場人物のそれぞれの年齢季節の面から 物語が進んでいく。同じ時を過ごしているが 各自の視点からの景色で感情の揺れ動く様の表現が どんどん世界に引き込まれていくようで とても面白かった。 田舎の街の閉塞感の感じ、地方育ちの人なら 誰もが感じることかもしれない。 物語の舞台の島ほどではないけれど。 女性は、結婚したあと、大半は仕事を やめて専業主婦となり、家族を支える。 誰からも感謝されず、労働の対価は支払われず、 旦那

          本屋大賞受賞作品『汝、星のごとく』

          彼女がそこにいる理由

          ジェーンスーさんの新刊 闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由 読了。 先日、出版記念トークショーに当選して 大草直子さんとの対談も聞けてすごく前向きになり 私なんかという自己決定権を他者に委ねてしまっていた事 自己犠牲が美徳という価値観にガチガチだったと 気がついた。 私が子どもを産んだ時、仕事は辞めるのが 当たり前な風潮で、仕事をしてるのは 大企業のバリバリ働いているキャリアの人という感じだった。 主人が会社で忙しく 子供が熱出したりしたら 誰が面倒見るの?保育園は入れ

          彼女がそこにいる理由

          卒業式

          娘が中学を卒業。 小学校の時は、コロナ真っ只中のため 式に参列できなかったから 卒業証書を受け取る姿をみることができて 心に込み上げてくるものがあった。 受付の際に、 子供から感謝の手紙も 受け取り、これからまだ私のサポートは必要だけど 少しづつ娘も自立に向かい成長しているのだなと 感じることができた。 これからの進路で迷うことがあるかもしれないけど さまざまな場面で行動し、経験を積んで 挑戦できる人間になってほしい。

          ハーフマラソン

          ダイエットの為に走り出したランニング なかなかタイムが伸びないが、あまり気にすると楽しくないので 気ままに続けている。 走り出す前は、とにかく辛くて辛くて1キロもゼエゼエでした。 でも日々走れる距離が長くなり何故か妙な自分肯定感を 感じることができ、週1日だが、続けている。 そこから特に進化もしない。 週1日5キロくらい走る日々 もう少し走るペースを増やした方がいいのであるが 何せやる気が起きない。 みんなレースに申し込んでモチベーションを上げているのでしょうか? 今年は

          ハーフマラソン

          サブスクおすすめ

          スマホを使うようになり、 最初はサブスクに抵抗があったのに 今は欠かせない生活の一部。 もはや、生活の潤いの一部と言っても過言ではない。 私のサブスク ①アマゾンプライム こちらは映画や韓国ドラマを見ていたけど 見尽くしてしまい、今は主に次女専用のアニメをみる端末になっている。 付随してついているアマゾンミュージックは 主にポッドキャスト中心に聞いている。 ②Hulu 見たいドラマ見たさに登録。こちらは、日本のドラマや映画が充実していて 主に長女が見ている。 ③オーディブル

          サブスクおすすめ

          2023年はいいことだらけ②

          2023年になり いいことが続いている。 自分の願いをなりたい、という思いでなく こうなるという語尾を変化させて行動に移すことにしてみる。 とりあえず、丈夫な体に感謝 仕事も休まず、元気に過ごせるので 収入も安定して、支払いもできる。 払うものも払える環境、どんどんお金が入ってくるイメージを 常に意識する。100万円副収入で入るイメージと 100万円稼ぐようになりたいではなく 2023年12月までに100万円稼ぐようになる。 自分の思い描く姿をイメージして 行動していく

          2023年はいいことだらけ②

          子供の学歴って自分の勲章?

          学歴至上主義の中成長した私は 社会に出てどうしても学歴のメガネをかけて人を 見てしまう。仲良くなる時に、学歴は必要か? 必要ないはず。お互いのことよくわかっていれば 学歴なんて関係ないと思っているのに 子供の事となると学歴がどうしても気になるのだ。 ある意味、子供の学歴が自分の子育ての勲章。 周りに自慢できるものになるのは間違いない。 現にマウントあるしね。 うちの子は、私とまるで違う価値観の生き物である。 学歴は特に気にしてない。自分の好きなことにまっすぐ 人の学歴を気に

          子供の学歴って自分の勲章?