彼女がそこにいる理由

ジェーンスーさんの新刊
闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由

読了。
先日、出版記念トークショーに当選して
大草直子さんとの対談も聞けてすごく前向きになり
私なんかという自己決定権を他者に委ねてしまっていた事
自己犠牲が美徳という価値観にガチガチだったと
気がついた。
私が子どもを産んだ時、仕事は辞めるのが
当たり前な風潮で、仕事をしてるのは
大企業のバリバリ働いているキャリアの人という感じだった。
主人が会社で忙しく
子供が熱出したりしたら
誰が面倒見るの?保育園は入れないという先入観
3歳までは母親の愛情を注ぐ期間という思い込み
派遣社員だったから
なんとなく続けられないからと
辞めてしまった。
派遣だったけど、産後戻ってきてもいいと言ってくれたのに。
あの時の自分の選択は間違ってないけど
自分の居場所を自分で作る勇気が持てなかったのは
紛れもない事実だし、とにかく自己肯定感が低かったから。
読んでいく中でみんな自分の居場所は、他者に決めさせることなく
自分で作り、トライ&エラーしてること
同じように悩み傷つきながらも
行動するのをやめなかったこと。
グサグサ心に刺さった。
不安がいつも周りに渦巻いて、マイナスな感情に支配されがちな私は
子供たちにも未来を信じるより心配で先先のことを
言いがちだった。
たとえ失敗したって立ち上がる力さえあれば
何度でもやり直せる。
そういう逞しい姿をこれから自分が見せていくと
読み終えると思った。
ぜひ、全ての女性におすすめの本です。

この記事が参加している募集

#人生を変えた一冊

8,017件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?