最近の記事

記録_20220912

一杯で酔ってしまうこともあれば、いくら飲んでも酔わないこともある。ここで酔ってほしいと思っている時に限って、とても白けてしまうことがあって、普段よりも冷静に思えるような時がある。 いい出会いは確かにあった。自分が今まで積み重ねてきた経験や、触れてきたものは、決して嘘をつけない。私は私が思う以上に稀有な人間だということ、または、生まれてくる時代を間違ってしまったかもしれないということは、昨日確認できた大きなことだ。もう一つ言うのならば、私はすぐに人を見定め、そして距離を取ると

    • 記録_20220907

      まだ生きている。平凡に生きている。 昨日までの旅路は再生するきっかけになっただろうか。自らの情けなさをそのまま愛すことはできるのか。一つだけわかるのは、刹那的な出会いの方が輝いて見える面白いことであるということであり、それこそが強烈に記憶の中に残されるということであり。 インドで出会ったおじちゃんもナンパしてきた青年も、串本で会った原付おじちゃんも、尾道で出会ったお姉さんも、皆、素性はわからないが、それでも永遠に私の中に止まり続けるだろう。そういう出会いで十分で、長い人間

      • 記録_20220828

        随分間が空いたが、その間も生活は続いていた。 ちゃんと音楽を聴こうとする。ディスクガイドを観ながらサブスクで検索する。サブスクという海で溺れないように浮き輪がわりのガイドで、新しい宝物を見つけたい。今日のお気に入りは、ErasureのA Little Respect。ポッドキャストでKPOP史も勉強している。興味深い歴史、Jpopとの関係性をもっと考えたい。 『北の国から』を見始める。富良野への旅路を思い出すよりも、両親のことを思い出す。深みのあるテーマにそそられる。「父

        • 記録_20220324

          歌は救いとなる。 うまくなくていい、だけど続けると嫌でも上達するから大丈夫だよ。 歌が気持ちいい。小さなカラオケボックスは私のユートピアとなるだろうか。 今日はいい感じだった、面接の手応え(ちゃんと準備したのがよかったんだね、うんうん) もあったし、ESが通過するメールも2つも届いたし。 私は優秀で、それを解らない方がおかしいのだよ、なんて強気になったりもした。 あー、それもできればやめた方がよくて、なんでかというとね、私は他人の評価を軸として生きるべきじゃないことを

        記録_20220912

          記録_20220213

          ドライブ・マイ・カーの話を、今更したり聞いたりすることが増えたので、サントラを聴きながら作業をしていると、あのドライブに戻りたい戻りたいと声が聞こえてくる。 久しぶりに研究としてキネ旬を読んでいて、私は何をやっているんだろうという気持ちになった。頑張っているのは身体を鍛え体重を減らすことであり、本来の目的「研究」は全くと言っていいほど進んでいない、ああうんざりする。しかも今年に入って全く順調ではなく悪循環は更なる食欲増加と体重増加を引き起こしている。 何をやっているのか全

          記録_20220213

          2022/2/11

          自分のためにならない努力ばかりしている気がする。やらなければいけないこととやりたいことのバランスを掴めないまま優先順位が狂っている。 走りたい映画を見たい公園行きたいと、その都度の気持ちを優先するのは余裕の証かもしれない。今はそれが許されるわけだから、いつかこの日々も懐かしくなる。 Netflixで製作された日本映画を二つみた。どちらも現在の自分から過去を省みる構造は同じだった。あまりにもエモーショナルな作りで、拒否反応を感じた。(だけども、この方がメジャーなのだと思う)

          2022/2/11

          2022/02/08

          誰もいない劇場で、1人の暗闇に耐えることにも慣れた。終了間近の作品のレイトショー、サービスデーでもない今日みたいな日に、他の客もいるわけはなく。同じようなことは、同じ劇場で、もう3回目になる。 名古屋に来るまでは、都内のシネコンで一度だけ、1人っきりで観たことがある。コロナの影響もあり、すっからかんになった日曜の昼下がり、ジュディ・ガーランドの伝記映画を観た。スクリーンの中のジュディ・ガーランドが、私だけに向かって歌っていた。 今日の作品の、アマリア・ウルマンは、私のこと

          2022/02/08

          記録_20210207

          心が真っ暗になっては、下を向き、しばらくやり過ごして、なんとか元に戻る。それのくり返し。とうとう我慢できずに、甘いものを買い求めた。100円ローソンで、チーズプリン2つと、グリコを買った。1分もしないうちに全て平らげた。本当はチーズケーキとクッキーがよかったけれど、なんとか堪えたところで、この選択になった。本当はなかったことにしたいけど罪滅ぼしのために書くと、賞味期限の切れた無印良品のカレーと白米もたベてしまった。 もう自暴自棄になっている。減量生活を始めて、今はかなり辛く

          記録_20210207

          記録_20220206

          全て0か1に還元できるこの文字群を、私はどういうふうに捉えたらいいのだろう。 自由な言葉が降りてこない。吸収の分、書けずにいる。ずっと食べ物のことを考えている。 言葉がなくても記録は続く。 不安もあるが楽しいこともある。自由な言葉はなくとも生活は比較的自由だ。雪が降る中、2万円のワンピースを着た。 ここ最近は自ら刺激を求めて飛んでいる印象がある。映画も行けば展覧会にも行くし、よく知識を吸収している感じがする。とても満足しているのかもしれない、そういう時は言葉が降りてこ

          記録_20220206

          記録/20220202

          ”Aline”を聴いていれば、いつでも私はウェスアンダーソン映画の登場人物になれる。 不慣れな面接に不安でいっぱい緊張していても、この曲を流してしまえば、もうOKだ、あとは簡単に映画は進んでいくはずだ。 途端に私はフレームインして、あたりはモノクロームになって、動作ひとつひとつがカメラによって捉えられていく。 今日は思うように走れなかった。寒くもなく痛くもなかったのに身体が重くて驚いた。思えば先週の食生活のせいか、停滞期なのか、体重は全く減らなくなった。自分の体が言うこ

          記録/20220202

          記録_20220201

          うまくいかないことだらけでも大丈夫、思い通りにいかないことばかりでも多分大丈夫、きっとそんなことばかりだから、いちいち落ち込んでいるのが勿体無いよ、まあしゃあないねというのは魔法の言葉 時間をかけて作ってきたものが、求められていることと違って、一からやり直しになった。時間もないのにまたあの作業をやらなくてはいけないのかと思って、途方に暮れ、泣きたいのを我慢した(zoomが終わった後少し泣いた) あーあ、わたしは、自分の思い通りにいかないことが大っ嫌いだ。言い換えれば、自分

          記録_20220201

          記録_20220131

          夢の中で私は紅白歌手で、宇多田ヒカルが母親だった。まだ歌唱曲が決まっていなくて、舞台袖で慌てているところで目が覚めた。恥をかくまえでよかった、夢でよかったな、と妙に落ち着いた目覚めだった。 巡り巡ってなぜか名古屋にいる。あのころとは遠く離れた。 あのころの盲目さはなんだったんだろう、あれが、再び起こらないようにしたいと考えるが、いとも簡単に、あれになってしまうかもしれないと怯えてもいる。 久しぶりにjet streemを聴くと心が落ち着く。想像では間に合わなくなった翼

          記録_20220131

          記録_20220126

          記録が滞るのは幸せの証拠か絶望の証拠か、どちらかだ 久しぶりに走った。あまりにも身体が重くなっていて驚いた。数日にわたる小麦粉の大量摂取が効いている。風の変化を感じたことは嬉しかった。少し暖かくなり、異なる匂いがする。北風とはまた違うし、春の風でもない。何の風だろうかと思いながら、少し暖かな空気に胸を躍らせた。少しのことでも幸せに感じないと日々を乗り越えることができない。 やらなければいけないこととやりたいことが錯綜する、この日々を乗り越えうまくいったら相当自分に自信がつ

          記録_20220126

          記録_20220119

          白米が食べたい。炊き立てのそれに、いくらをかけて食べたい。そういえば、そういう場所が栄の地下街にあった気がする。(調べたら明太子だった) ちょっと高めのおにぎり屋さんでたらふく食べるのもいい。おばあちゃんが握ってくれた、塩たっぷりのアルミホイルおにぎりも恋しい。 今年に入ってからほとんど白米を食べていない。戻ってきてからは主食をオートミールに変えて体の変化を見ていたが、体重があまり落ちなくなったし、他の食べ物に手を出してしまう感覚が強くなった。よく食べ、よく運動し、体を作

          記録_20220119

          記録_20220118

          とても長く寝てしまった。はっと目が覚めたら12時を回っていた。カーテンの外はとても明るく、寝坊が勿体無いように思える。 エレファントカシマシの、ユーミンカバー『翳りゆく部屋』で踊ってみる。夕日が差し込む狭い部屋で、絶望をかき消すように踊ってみる。何度聴いても良い曲、オリジナルよりも好きかもしれない。 Amazonプライムで観たい作品をマイリストに入れる。中平康か鈴木清順の日活の作品群を観てばかりなので、そろそろ別の軸が欲しい。U-next に入り直して、まだ未見の黒澤

          記録_20220118

          記録_20220117

          「きっと想像した以上に 騒がしい未来が 僕を待っている」小さい頃、車内で流れた「チェリー」の、この歌詞になぜか涙が出てしまったことを、今でもよく思えている。祖父母の家からの帰り道で、すっかり暗くなっていて、河川敷に並行する細い道路の突き当たり、公園の曲がり角あたりで、私は泣いたのだった。 スピッツは最も長く愛し続けているものの一つで、今でもなお愛しているものの一つでもある。もっとも、最近になってアルバムを聴いたりと多くの曲と出会うようになったわけで、それまではベストアルバ

          記録_20220117