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記録_20220117

「きっと想像した以上に 騒がしい未来が 僕を待っている」小さい頃、車内で流れた「チェリー」の、この歌詞になぜか涙が出てしまったことを、今でもよく思えている。祖父母の家からの帰り道で、すっかり暗くなっていて、河川敷に並行する細い道路の突き当たり、公園の曲がり角あたりで、私は泣いたのだった。 

スピッツは最も長く愛し続けているものの一つで、今でもなお愛しているものの一つでもある。もっとも、最近になってアルバムを聴いたりと多くの曲と出会うようになったわけで、それまではベストアルバム程度の付き合いだった。長く愛し続けるためにはその程度の付き合いがちょうどいいということを、振り返って思う。

 久しぶりに長い論考を執筆してかなり疲れている。今日は一日pcを見ていた。この画面からではなんの未来も見えてこないけれど、ヒントを手繰り寄せることができるはずだと信じている。同時に、紙媒体の何かを作りたい思いが日にひに高まっている。 

風は冷たいが、ランニングは心地よい。アスファルトを踏み締めることで自分をまっさらにしているような感じがある。今の私にはランニングが必要だということを、強く思う。歯を食いしばって、空を仰ぎながら、最後の一曲を走る過程は、私の眠っている何かを呼び起こすような感じすらする。こんなに頑張ることを、長い間忘れていた。苦しい中で足をすすめること、そんなことがここまで気持ちの良いことなんて、すっかり忘れていた。 

netflixの『新聞記者』を観るかどうかとても迷っている。(松坂桃李ではないのが悲しい)他にも、別のドラマを観るか、それとも映画作品に戻るかどうかをかなり迷っている。とりあえず『孤狼の血 level2』は観ようと思うし、劇場作品もいくつか観に行きたい。私は毎日忙しい。

面白いアルバムを見つけた時の興奮は何者にも変え難い。


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