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記録_20220912

一杯で酔ってしまうこともあれば、いくら飲んでも酔わないこともある。ここで酔ってほしいと思っている時に限って、とても白けてしまうことがあって、普段よりも冷静に思えるような時がある。

いい出会いは確かにあった。自分が今まで積み重ねてきた経験や、触れてきたものは、決して嘘をつけない。私は私が思う以上に稀有な人間だということ、または、生まれてくる時代を間違ってしまったかもしれないということは、昨日確認できた大きなことだ。もう一つ言うのならば、私はすぐに人を見定め、そして距離を取るということ。嫌いな自分の要素だけども、そうして生きていくことしかできない。

家に篭り、今週中に終わらす予定のことをしている。今月で終わるラジオ番組、小学生の頃から聴いてきたのにと、裏切られたような気持ちになる。この時間をこれからどう生きていこう、そればかり考えている。

もっと有意義に過ごせたら良いとは思えど、何もせずに時間はただ過ぎていくのだ。昨日の不快感を消しきれず、また私は孤独と仲良くなるのだなと諦めている。

引き続き『北の国から』を観ている。もう21話まできてしまったのに、何も解決したように思えないから、どうやって終わらすのかがとても気になる。子供たちの顔。何も言わずに、じっと見る、その目。それは演技だとしたら素晴らしすぎるが、演技だとは思えない何かがある。彼らはここで生き経験したことを、演技以上のものとして吸収し目に宿らせている。ここにきて蛍がとても好きになった。彼女は目がある。多くは語らないが、だけども、その眼差しに、悲しみも喜びも感じ取れる。


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