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精神科を卒業しました

お客様とカウンセラー様をつなぐマッチングアプリ【Bloste/ブロステ】
代表の橋本なずなです。

2021年もあとわずか。皆様は今年一年、どんな日々を過ごされましたか?
今回は年末恒例の、一年の振り返りをここに綴ろうと思います。

まずは何よりも今年を飾ったのは、たくさんのメディア取材でした。
The New York Times に始まり、産経新聞 や NHKスペシャル 、よんちゃんTV など…
国内外を問わず、様々のメディアからオファーをいただき "うつ病" や "自殺未遂" といった私の経験をお話させていただきました。
慣れない撮影、はじめて乗ったロケ車、公開後に得られる反響。どの取材時も課された役割は果たしながらも、楽しむことを意識していました。
そしてこの年末は、ロシアのドキュメンタリー番組の取材撮影に加えて、NHK『悩める若者たちへの応援歌』の出演が決まりました。
お時間の合う方は、是非お耳を傾けてくださったら嬉しいです。

次に Bloste / ブロステ について。
メディア出演の反響は大きく、ブロステの利用者さまも大きく増えました。
2020年12月30日 サービス公開当時の会員数は10数名、2021年12月27日 現在は 377名 もの会員さまにご利用いただいています。約一年で360名弱の方々にサービスをお届けできたことは、私にとっては満足の結果です。
しかし私の心とは裏腹に、大阪北区の心療内科で起きた放火事件、女優 神田沙也加さんの自殺などの悲しいニュースは絶えず、心のケア、そしてそれに付随するサービスの普及の必要性は急速に強まっていると感じます。
今年一年はサービスの基盤を整える年でしたが、来年はそうした社会背景も加味し、サービスの周知拡大により一層、力を注ぐつもりでいます。

最後は私の心について。
これはとても嬉しいご報告なのですが、先日12月9日に一年と半年ほど通院していた精神科を卒業いたしました。
ここ数ヶ月はパニック障害や解離性障害による発作も出ていなかったこと、少し前から減薬をしていたこと、それらを理由に回復に向かっていることは肌に感じていました。

そして9日、精神科に訪れて、いつものように優しい顔の精神科医の先生が「今日はどうしましたか?」と尋ねました。

――――――――  その時、もう何も出なかったのです。
つらいとか、しんどいとか、死にたいとか。もう何も、出なかったのです。

私は「どうもしません」と笑って答えて、薬や最近のことを少し話した後、「次の予約は、また苦しくなったらにしましょうか」と、どこか嬉しそうに話す先生と、馴染みのある診察室をあとにしました。

うつ病と診断されて約二年、私は心の病を克服しました。

2021年も、私のnoteを読んでいただきありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

皆様が良い年の瀬、良い新年を迎えられることに心より願いを込めて。

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