まぁ、もう驚かれないと思うけど、彼氏が（以下略）
起業家という道を経て、今は二作目の出版を目指している橋本なずなです。
今年2月、2年ぶりに彼氏ができたことをnoteに書きました。
昨年秋には爆モテ期も到来し、一体誰とくっつくのぉ~⁉って私も、みんなも思っていたと思うけれど。
母の死をきっかけに、支えになりたいと申し出てくれた “ダイちゃん” 。
男友達として長かったからこそ男女になると勝手が違って、1ヶ月で破局。今は、再び良き友人として連絡も取るし、貴重な “夢追い仲間” だから応援の気持ちは変わっていません。
その2週間後、引っ越し先のバーで出会い、新幹線並みの早さで交際に発展した “たっくん” 。
愛着スタイルが回避型のたっくんと、不安型の私。
正反対の二人の恋愛は、今でこそ “傷つけ合い” だったと感じます。
彼と過ごした半年間には楽しい思い出もたくさんあるけれど、私たちが再び交わることは、どんな形でも無いでしょう。
そしてお察しの通り、今年3人目の彼氏ができました。
2年ぶりに彼氏ができたと書いた時はかなり閲覧も増えたし、友人も、SNSのフォロワーさんやnoteの読者さんからも『 おめでとう！』『 良かったね!! 』と多くの祝福をいただきました。
次に彼氏ができた時にも『 おぉ早いな！』と驚かれつつも『 良い人が見つかって良かったね 』と言ってもらえました。
けれども今回は友人たちに『 どうせすぐできると思ってたよ 』『 別に心配していなかった 』と言われる始末。
彼氏ができるということがあれほど稀有だったのに、減るリアクションと増える交際歴。
彼氏は、先日のnoteに書いた “1人King Gun” こと 井口さんです。
あの後にもう一度食事に出掛けました。
三ノ宮にある、まるでパリのレストランのようなお洒落な洋食屋さんに。
お互いに惹かれ合っているのは明白だったし、食事のあと、彼から『 付き合ってください 』と言葉をもらって二つ返事で応えました。
彼と居て一番に感じるのは「 この人と居ると、私の作家的感性が磨かれる気がする 」というところです。
彼はものを考えることが大好きな人。そしてそれを、言語化できる人。
だから私たちの会話はいつも止め時が無いし、電話をすれば平気で4、5時間話しています。
人生観や恋愛で大切にしていること、政治や、社会の在り方についてなんかも。
それに、彼は言葉選びに個性を感じるんです。
見聞きして知った言葉をコミュニケーションの一手段として使っているわけではなく、このほうが意図のディテールが伝わるだろう、と（どこまで意識してかは分からないけれど）少し色を付いた言葉を選んだりする。
“言葉を大切にしている” 。
それって、言葉で仕事をしている私にとってはスゴく大事なところです。
彼と話していると、まるで自分と対話しているような錯覚さえも感じます。きっと彼とは感性も近く、好む言葉も似ているから。
まだ浅い物事への理解も彼と話していると自然と深堀られて、余白が削ぎ落されていくような、洗練されていくような感覚があります。
きっと、彼と過ごす時間は “作家・橋本なずな” の個性をより色濃くし、結果として私の世界を広げてくれるんだろうなって。
あれっ、なんか私、彼に期待し過ぎですかね？💦
でもこれは、経験して確かに感じたものなので、自分の勘を信じています。
思考好きで言語化上手、感性も近く、なにより “1人King Gun” なほど色男な彼ですが、他に望むことがあるとすれば「 彼の咲かせる花が見たい 」ですかね。
彼は自分でも言っていました、『 まだ俺は、ヒーロー症候群から抜けられていない 』と。
ヒーロー症候群（英雄症候群）とは、英雄願望や自己顕示欲の強い、偏った思想を持つ人間にありがちな精神状態を指す。
彼は漠然と “自分にはまだ何か出来る” 、“何者かになれる” と思っているようで、私から見ても “何なりと出来そうなのに” と感じています。
それを阻むのは年齢か、立場か、失敗への恐れか。
こういうのって頭の良い人特有というか、きちんと考えられるからこそ色々な心配が浮かんだり、行動出来ずにがんじがらめになっている。
冷静で、理性的で、情熱や衝動には少し欠けていて、理想と現実のギャップに苦しんでいる。
でも、人の才は、それを取り巻く環境と関わる人間によって生かしも殺しもされるもの。
だから、私が花を咲かせて行く姿を見て、彼も一歩踏み出したりしないかなぁ…なんて思っています。（ 私の完全なエゴだけれど ）
とにもかくにも、恋をしてもキャリアに腹を括ったことに変化はなく、最近は完全社畜化、花を咲かせることの奴隷となっている私です。
あわよくば彼とともに登って行きたい。上へ、もっともっと上へ。
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