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#ウクライナ侵攻
ウクライナ🇺🇦の人々に思いを寄せ続けたいー何もできない無力感にさいなまれながらでも・・・(14)
(映像の世紀バタフライエフェクト 「プーチンとゼレンスキー ロシアとウクライナ」から)
21世紀になってまさか戦争が起きるとは思っていなかった。最初にウクライナの記事を書いたのは、大方の観測筋が数日間でウクライナの敗北で終わると予測していたからだ。
歴史上3度の独立の機会を奪われ、大国に翻弄されてきたこの国に深い同情の念を抱いたからだ。負ける戦争を戦うこの国の人々が気の毒でならなかったからだ。
今日ときめいた言葉ではなく、一冊65ー「オリガ・モリソヴナの反語法」(米原万里 著)ーその罵詈雑言がすごい😱
引き込まれるように一気に読み切った。随分前に買ったのに今まで積読にしていたことを悔やんだ。今までで最もガツンと手応えのある物語だった(と言うより、これは、作者 米原万里氏の体験と公的資料を丹念にあたって調べ上げた事実を元に書き上げたノンフィクションだと思う。この作者がもうこの世にはいないことが残念でならない)
「ああ神様!これぞ神様が与えて下さった天分でなくてなんだろう。長生きはしてみるもんだ。
今日ときめいた言葉49ー「人間は理屈によって納得するが、感情によって動く」
(2023年5月21日 朝日新聞 「天声人語」から)
ニクソン元米大統領の言葉だそうだ。この言葉どんな文脈で語られたのだろうか?天声人語は、この言葉を引いてゼレンスキー大統領の電撃訪問について語っている。
「突然の驚きを伴う広島訪問は、それ自体が世界の人々の気持ちに触れたのではないか」と。
私も驚きと共に彼の精力的な行動に感嘆した一人だ。しかし、世界の平和を議論しようとする場に武器の支援を求
「何を守るのか、それが問題だ」 ウクライナ🇺🇦の人々に思いを寄せ続けたいー何もできない無力感にさいなまれながらでも・・・(13)
今回もUkraineに関する新聞記事から心に響いた言葉を記したい。4月30日付 朝日新聞から早稲田大学教授(憲法学) 長谷部恭男氏の「戦争と憲法」から(要約と引用)
長谷部教授は、ジャン=ジャック・ルソーの言葉を引用して、「戦争において攻撃の対象となっているのは敵国の社会契約、つまり憲法原理である。憲法原理が根底的に異なるからこそ国家は対立する」と述べている。
「共産主義陣営と自由主義陣営が対
プーチンとゼレンスキー、歴史は二人をどう評価するのか?Ukraine 🇺🇦の人々に思いを寄せ続けたいー何もできない無力感にさいなまれながらでも・・・(12)
4月24日付朝日新聞に掲載された南塚信吾・千葉大名誉教授の記事ー
「Russiaの今回の軍事行動は暴挙であり、侵略は絶対悪だ。そのうえで世界史の観点に立つと、この戦争は旧社会主義圏にグローバル経済の「新自由主義」が浸透する過程で起きた出来事の一つと言える。」
(中略)
「ロシア側の主張に一片の合理性を見出すならば、欧米型の新自由主義とは別の道を探ろうとして今回の戦争
死ななくてもよかった命 ウクライナ🇺🇦の人々に思いを寄せ続けたいー何もできない無力感にさいなまれながらでも・・・(8)
(冒頭写真=ロイターは、Sankei.comからの転載)
本当に無力感を実感させられる毎日だ。アメリカやNATOに武器、弾薬を供与してもらったところで、戦うのはウクライナ人のみだ。ロシア軍の軍備とは、圧倒的に劣勢な状況下で孤軍奮闘しているウクライナ軍と市民。こんな状態になっても平和のための機構や国際組織は、このロシアの蛮行を止められない。そんな中で、ウクライナの人々がどんどん亡くなっていく。特に
戦時下の子供の心 ウクライナ🇺🇦の人々に思いを寄せ続けたいー何もできない無力感にさいなまれながらでも・・・(6)
(冒頭写真=ロイターは、Sankei.comからの転載)
3月4日に100万人の国外脱出者と書いたけど、3日後の今日の数字は150万人を超えていた。そして、またしても救えなかった命の映像を見てしまった。まだ1歳の赤ちゃんだった。砲弾の破片が頭にあたったそうだ。声を上げて泣き崩れる母親の姿には、私も涙を禁じ得なかった。
一方、国内には出産予定の妊婦は8万人以上おり、そのうち1万人余りは、帝王切開
ウクライナ🇺🇦からのメッセージ
(冒頭写真=ロイターは、Sankei.comからの転載)
「あなたとあなたの家族を思っています」への返信)
「あなたのお気遣いに感謝します。明日出国しようと思います。目下家の近くでは、すべての爆発音は止まっています。私たちは無事です。連絡を取り合いましょう!」
これはアメリカにいる長女に届いたウクライナに住む同僚からのメッセージです。これを読んで長女は泣いてしまったそうです。私も同じく泣いて