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【英語】Wonder その中の異文化に住む

うちには大量の洋書があります。

その中に、数ページしかない 詩のような内容のWonderがあります。

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動画を見る為にNetflixを契約していて、マイリストにはずっとWonderを入れてありましたが、うちの子はそこにWonderがあることに先日突然気が付きました。「あ、これうちに本があるやつだよ!」と、発見したようですが、それはずっとそこにありました。人は自分にかかわりのないものを見えなくすることが出来るんだと思います。

英語仲間ではよく話題になる作品ですが、うちはまだ早いかもしれないと思ってマイリストに入れるだけで私も見ていなかったです。初めて観たWonderは、様々な意味で今の私と息子に丁度いい作品でした。

10歳の男の子が主人公なので小学校の話ですが、学校での授業内容、授業中や廊下で声をかける先生の態度、先生が子供を一人前に扱う態度、子供も一人前に対応し、人前で話す堂々とした態度、式典の途中でもハイタッチしたりハグしたり声をかけたりして盛り上がりリラックスして楽しむ様子が観れてれて良かったです。

規律を守ること、真面目な顔をすること、それ以外を許さない世界に改めて違和感を感じました。

喜びを分かち合い、誇りをもって自分の言葉で話す、そういう毎日・毎時・毎秒の積み重ね。

英語と一緒に文化を吸収してた息子は、きっとそれを普通に受け取って見ていたと思います。私も半分そういう感覚で見ていました。そして、英語で過ごすサマーキャンプでの、先生の話し方や、子供同士が成長する感じ、親も先生も子供も一緒になって体験を共有する感じを懐かしく思い出しました。一昨年までの数年間、私と息子の最大の喜びだった数日を思い出し、もうはるか遠い時間のように感じました。それはともかく、映画を見るだけでも、英語を通して文化を吸収しているかそうでないかでその映画から受け取るものは全く違うのだと気付いた日でした。

観た時にそれを疑似体験できるか、異文化に驚きを覚えるか。母国語以外の言語、特に英語が自分のものであることのメリットがここにもあると思いました。自分のものであるという事は、完璧に使いこなせるかどうかではなく、五感で受け取ることが出来るということ。

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風邪ひとつひけない世界になるとは思いもしませんでしたね。子供と2人きりのシングルです。遠くても仲間や繋がりを大切に走ってきました。世の中が変わりましたが、アロマとハーブを知って次々と思いもしなかった扉が開いています。健康を翼にして、必ず世界中の友達に会いに行きます。