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幼児期におススメの習い事は? ②

前回の記事の続きです。

<プログラミング>
私が年長児の担任をしていた時にこの習い事をしているお子さんが4人いました。その子たちはプログラミングでロボットを動かすカリキュラムをしていたようです。全ての教室が同じかはわかりませんが、4人中2人は途中で辞めていました。
個人的な見解ですが、プログラミングはAならばBかCなどフローチャートが作れるかと、色々なパターンを考えられるかが重要なのでは無いかと思います。ですので、◯+◻︎=10で◯と◻︎に何の数字が入るか全てのパターンを考えたり、LEGOブロックなどで、壊れない橋を作るにはどうしたら良いかなど、自分で考えて工夫する力をつけていけば、幼児期から習う必要はないのでは無いかと思います。幼児期は遊びの中で色々な発想力や工夫する力をつけることが、プログラミングだけでなく他のことにも活かせる能力になると思います。

<空手>
空手は、流派によって色々あるようですが、私が保育していた子たちは、みんな辞めずに続けていました。その中でも特に活発でなかなか座って話を聞けなかった子が極◯空手に習い始めたIくんは特に印象的でした。
空手を習ってからも保育園ではあまり変化はなく、小学校に行ってからも授業参観を見に行くと先生から目をつけられていたIくん。お母さんから空手の試合があると聞いて見に行ってみると、試合会場で正座をしながら仲間を応援するIくん。私が声をかけると「押忍!…あ、先生」と恥ずかしそうにする姿が。その姿はとても落ち着いていて、保育園時代のIくんとは思えないくらい成長しているのを感じました。
空手はその子どもによって相性の良し悪しがあるかと思いますが、礼儀を教えてもらえる習い事の1つかと思います。

<バレエ>
私が今までに保育した子どもで、バレエを習っていた子どもは3人ほどでした。あまり多くはありませんでしたが、バレエを習っている子は、みんな体が柔らかいだけでなく姿勢がとても綺麗でした。バランス能力がよく運動もできる子でした。習える場所があまり多くなかったり、教室によって内容や料金が様々なのがデメリットですが、子どもの習い事としてはとても良いと思います。

<サッカー、ゴルフ>
サッカー、ゴルフ、野球などは小学校から習うことが多く、保育園の時から習う子は少ないと思います。サッカーもゴルフ共にそれぞれ1人しか私は保育したことがありません。
ゴルフは習っていた子は3歳児でしたが、その子は他にも習い事が多く習い事に行くのを嫌がっていたので、良い印象はないです。また、ゴルフは肘、膝、腰などに衝撃があるので、幼児期にはあまりオススメしません。
サッカーを習っていた子は、年長児の中でも体が大きく、走るのがすごく速かったです。ただ、サッカーもボールを蹴ることで足首、膝などへの負担が大きいので、ある程度体が成長してからすることをオススメします。
サッカーは体力作りには素晴らしい習い事なので、軽いボールを蹴るのであれば、とても良いと思います。

続く

前回の記事はこちら

https://note.com/amis_creche/n/na20395d9ef40

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