5.7の日記、ではなくてエッセイのようななにか
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お風呂を上がると部屋が青白く光っていて東向きの窓からのぞく空が朝を始めるところだった。向かいのマンションの外階段の蛍光灯も奥に少しだけ見える2車線道路を照らす街灯も、黄色い光を放ったままだ。分厚い雲に白く覆われている天井、そっと耳を向けたら霧雨の音を探せるくらいにやわらかい、そっとした時間。
ベッドの上に放り投げられて畳まれることをただ待っている洗濯物たちが、その光を受けて生き生きしている。洗濯物を畳むことが惜しいと感じたのは今日が初めてかもしれないね。入稿を終えた5月6日